頭上に注意していたからって落ちてきたら手の打ちようはない

先日も米国の使用の終わった人工衛星が落ちてきて、大気圏突入の摩擦熱で燃え尽きず地上に落下する、というニュースがありましたがお次はドイツの人工衛星だそうです。

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落下ドイツ衛星、人に当たる確率2000分の1

 ドイツ航空宇宙センターは19日、運用を終えた同国のエックス線観測衛星「ROSAT」が、22~23日に地球に落ちる見通しだと発表した。

 詳しい落下地点は分かっていないが、日本を含む北緯53度から南緯53度の間になるという。

 大気圏再突入で燃え尽きずに地表へ到達する破片は約30個で、合計1・7トンに上ると予想している。地球上の人間の誰かに当たる確率は2000分の1という。

(2011年10月20日10時47分 読売新聞)

元記事はコチラ

まったく物騒な時代です。戦時でもないのにお空の上からミサイルなみのものが降ってくるんですから穏やかではありません。

我が国の旧主力戦車90式の砲弾(徹甲弾)だってせいぜい20kg弱くらいでしょう。合計1.7トン÷30個≒平均質量57kg弱ですが、当然ばらつきはあるでしょうからこれよりずっと重たいものもあるわけです。そんなもんが頭の上にものすごい勢いで落ちてきたらあなた、気をつけてどうにかなるレベルの問題じゃありません。せいぜいできるのはロンドベルが爆破してくれるか新型のモビルスーツで受け止めてくれることを祈るくらいです。

2000分の1ってのは地球上の誰かに当たる確立です。特定の誰かに当たる確立はもっとずっと小さなものになりますが、じゃぁそれが自分じゃなきゃそれでいいかというとそういうわけでもないでしょうし。

形あるものはいつか壊れる

「形あるものはいつか壊れる」という当たり前のことですが、新しい技術で新しいものを作ったときってテンション揚がりすぎて寿命(運用の終了)をどう迎えるかってことまで考えないんですかね。

福島第1原発の事故のときもそうでしたが当初の運用期限を迫っても惰性で使い続けて、結局手のつけられない状態になってからアタフタするのが人の世の常なんでしょうか。そんなことで自分や近しい人間の生命が脅かされるなんてまっぴらゴメンです。

そんなわけでものづくりに携わる皆さん、あなたの家族の頭の上に強力な破壊力をもったゴミの塊が落ちてこないように、ものの寿命の迎え方についてもしっかり考えるようお願いいたします。

そしてそういうものを運用・管理する為政者を選ぶ権利のある有権者の皆さん、投票行動にあたってはその権利を十分に生かしつつ、かつ慎重になりましょう。管理能力のない人に任せたらあなたの大事なものを失う羽目になるのですから。政治とは決して遠くの世界のことではなくあなたの一番身近な問題なのです。

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