もの書きニガテを克服しよう - 苦痛を感じずに長文を書く方法

ブログ技術

普段の業務が文章より図形や数字を扱うことのほうが多いので長文記述スキルにそんなに長けていないゴロドクです、どうも。

この【56DOCブログ】を開設する前にこれとは別の趣味のブログを2年ほど運営しておりますが、なかなか良い文章というのは書くのが難しいなと思っています。ブログを運営していて同じように思っている人も多いかもしれません。さて長い文章を上手に書くためには何かハックのようなものはあるのでしょうか。

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長文記述ハックはあるのか?

結論から言えば長文を書くための裏技的なものはないです。ないです。2回言っておきます。ひたすら書いて書いて書きまくる以外に上達の道はありません。期待して読んでくれた方ゴメンナサイ。しかし実践が一番の近道なのです。

人は自分で思っているほど自分の考えを正しく表現し、人に伝えられないものです。だから上手にかけなくてもとにかく書いて公開して人の目に晒すことで、読み手から何らかのリアクションというヒントをたくさん貰いましょう。

「文体汚い」「意味わからない」「キミの意見はただの独りよがり」「ウンコの臭いがする」批判的な意見にはときに心折れそうになったりしますがそういうことこそあなたが学ぶべきポイントなのです。建設的な意見はどんどん取り入れましょう。いやウンコの臭いのことはどうでもいいです。それをフィードバックして次の文章を書くときに生かしていくのです。がんばりましょう。ではまた次のエントリで。

…と、これで終わるとさすがに怒られそうなので、ちょっとしたコツというか、私が長文を書くにあたって実践してることを書いておきます。

これならあまり苦しくならない長文の書き方

ざっくり概要を書くと一度に文章の始めから終わりまで全部書かない、ということです。

最初は閃きをそのまま書く

私の場合、エントリはテキストエディタで下書きを書いてます。この【56DOCブログ】は忍者ツールズさんのブログサービスを利用してますがサービスの管理画面のエディタでいきなり始めから終わりまで書いたりはしません。管理画面のエディタはエントリを公開するときしか使いません。

テーマが決まったら関連する内容を、最初は綺麗な流れでなく散文的でも箇条書きでもいいので思いつくまま書いていきます。フレーズ単位でも単語単位でもいいです。こうして瞬間的に思いついたことの多くが話の根幹になる部分であり、見出しとなって使えることが多いと思います。

話の流れを組み立ててみる

このようにして思いついた文章の骨格を、並べ替えて筋のあるお話にしていきます。テーマは何か・結論はどうか・そこに至るための過程はどのようなものか・実践するための具体的な手法は何か、など。コンピューターを利用した文章作成のいいところは、先ほどのアイデアの羅列をカット&ペーストで簡単に並べ替えることが出来ることですね。これでだいたい話の方向性が見えてくるはずです。

肉付けをする

そして出来上がった話の筋に沿って詳細(ディティール)を書きこんでいきます。どうでしょう、これで一文のできました。書き終わったら公開する前に頭からしっぽまで一度読んで誤字・脱字・文章の流れを再度チェックします。細かな修正を済ませたらheadタグやpタグでマークアップしてサーバーに上げたら1エントリ完成です!

繰り返し訓練することで体で覚える

というが私の長文の書き方です。繰り返しになりますが私も文章作成はニガテなほうですがこれでなんとか書いています。頭で「こんな書き方がいいだろうか?」ともやもやせずにとにかく書きましょう。最初は下手でもいいのです。何度も繰り返しているうちにちゃんと体が覚えていきますから。ちなみにこのエントリは約2000文字ちょっとくらいです。原稿用紙でいうと5枚分くらいです。ね、結構長そうですがなんとかなるもんでしょう?

重要なのはこの作業をPCの前にじっくり腰をすえて1つのエントリが完成するまでびっちりやろう、などと構えないことです。苦しい作業が続くとモチベーションも下がりますからね。専業ブロガーならともかくリーマンで作業時間も限られているはずです。ちょっと書いては保存して、また時間のあるときに続きを書く、といった感じです。

幸いなことに現在では iCloudGoogle Appsevernote などの無料で使えるクラウドツールがたくさんありますので、それを利用すればちょっと時間のあるときにでも作業を前に進めることが出来ます。コツコツやればちゃんと前に進みます。少なくとも後ろに下がることはありません。

いかがだったでしょう。あなたは自分のことを凡人だと思っているかもしれませんが、あなたの頭の中にあるものを整理して人の目に見える形を与えてあげたら意外に人の役に立つかもしれません。あるいはそれに感銘を受ける人もいるでしょう。誰でも自分の内に秘めるものをネットを通じて広く知らしめることのできる時代です。あなたのちょっとしたチャレンジで、ディスプレイの向こうにいるであろう人の人生をちょっとだけ豊かにしてみませんか?

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