いわゆる『釣りタイトル』というものが如何に大事か、という実例

ブログ技術

ブログ記事書くには1にも2にもタイトルだ、なんてよく言われますけどね、ウェブサービスのお知らせ文や謝罪文が釣りタイトルじゃアカンと思うのですよ。

こないだ紹介した忍者アナライズに関してなんですが。

「改善」という表示は明らかにおかしい

忍者ツールズの管理画面に届いたお知らせ文。

『忍者アナライズ』表示速度の改善

2012年8月8日 12:43

カテゴリー: 忍者アナライズ | 障害情報 |

平素は『忍者アナライズ』をご利用いただき、誠にありがとうございます。

2012年7月31日(火)より『忍者アナライズ』管理画面の表示速度が遅くなった問題について、2012年8月8日(水)に表示速度の改善策を実施いたしました。

本改善策により現在、表示速度が向上しております。

表示速度低下に伴いお客様にはご迷惑をお掛けしましたこと、大変申し訳ございませんでした。

お寄せいただいた多くのご意見を真摯に受け止め、よりお客様に快適にお使いいただけるよう日々精進してまいりますので、引き続き『忍者アナライズ』を何卒よろしくお願い申し上げます。

元記事はコチラ

読めばわかると思いますが、忍者アナライズの表示がシステムの不具合か何かで一旦遅くなったのが復旧された、という内容です。謝罪の一文も付いてます。

わかりますね?今まで通常通りの速度と比べて早くなったんじゃないですよ、遅くなったのが元に戻ったんですよ。

だからタイトルの「表示速度の改善」ってのは明らかに釣りです。少なくとも暗に不具合の発生やエンドユーザーに迷惑をかけたことを濁そうという意思みえみえです。

知らんでタイトルだけ読んだら多くの人は前より速度上がってさらに使いやすくなったと思うでしょ?「おおこれは!」と期待を持って読んだユーザー、本文見てガックリですよ。

DNS情報一時消失の時もそうだったんですけどね、サムライファクトリーさんはこういう告知関係が全然ダメなんですよ。明確な原因と責任の所在ハッキリしないし全体に告知もしない。公式のツイ垢に直接聞いてもコピペ文言返されるだけで。

重箱の隅つつくような話で申し訳ないけれどもこういう対応は酷い。全然ダメ。誤解のないように言っておくと忍者ツールズのサービス自体は私はそれなりに評価しています。

実際、同等のサービスで使い勝手がいいものはそう数多くはありません。でもそれもユーザーあってのことなのだから誤解を招くような表現や玉虫色の決着ってのは確実に信用を落とすことになりますよ。

忍者の中の人がこの記事読んでるかどうかわかりませんが、こういった体質は早いとこ何とかしたほうがいいです。

ひるがえって自分のブログ記事はあまり釣りタイトルにならんよう気をつけていますが、フィードやソーシャルで流すにはイマイチ人の目を惹きつけるものがないのも事実。

なので今後はサムライファクトリーさんを見習ってガンガンタイトル釣りでPVがっつり稼いでいきたいと思います。教えてくれてありがとう、忍者さん。ペッペッ。

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