日頃からお肉は正義だと叫んでいるごろどくですどうも。年に数回はブロック肉と戯れたくなる病気にかかってます。たぶん不治の病です。辛いなーいや辛いなー。
先日もスーパーの広告に豚肩ブロック88円/100gとかいうのを見つけて、使い道もないのについつい買ってしまいました。
せっかくなので圧力鍋で圧かけたりとか、大鍋で煮込んだりとかしないで簡単にチャーシューが作れないか試してみたらなかなかうまく行ったので作り方を紹介しておきたいと思います。
でか肉ブロックは人間の理性を崩壊させる
パック売りで1kg分くらい買いまして、本当は1kg一塊で欲しかったんですが残念ながら店頭には500g×ふた塊1パックみたいのしかなくてですね。
基本的にはある程度以上大きな塊ならやること変わらんので500gでも1kgでもどっちでもいいんですが、やっぱりデカい塊の方が出来上がりのビジュアル的なパンチ力違いますよ。今回はしょうがないのでふた塊でやりましたけど。
皆さんがやるときはぜひ1kgブロックでチャレンジしてください。んで同居人の理性を徹底的に崩壊させてあげましょう。それでは作り方。
お安い豚肩ですので柔らかくしてやります。煮込み系はそれで柔らかくできますがここではフライパンオンリーというハードルを設定しているので下準備でなんとかします。
まず玉ねぎを刻みます。粗みじんくらいで良いです。
そんでジップロックに肉の塊、刻んだ玉ねぎ、そして炭酸水をじょぼじょぼと入れて空気を抜いてパックします。炭酸は100cc入れたか入れないかくらいかなー。
こんな感じで1時間ほど放っておきます。入れたばかりの時と1時間ごと指で押し比べてみてください。グイッっていう押し心地がフニャっていう押し心地になります。マジです。硬いお肉を柔らかくするのはこれだけです。簡単です。
で、火を入れてきます。軽くサラダ油を敷いて予熱したフライパンで肉の表面を強火で焼きます。表面だけね。色変わったらどんどん転がして。
いつも言ってるけど娘がゴマアレルギーなのでサラダ油使ってます。大丈夫な人はもちろんごま油の方が香りが良い。
焼き目ついたらこんだけでも美味そうに見えてきた。これだけで喰っちゃおうか。いかんいかん、今日はチャーシューにするんだ。我慢です。
いったんお肉の塊を別皿に避難させておいて
醤油・みりん・酒、そしてさっきの炭酸つけ汁玉ねぎごとフライパンにドボドボ。分量的には醤油100ccみりん・酒50ccづつくらいの比率だが目分量なので結構適当だ。
あとチューブニンニクとチューブしょうが1cmくらいずつ足した。で、ひと煮立ちさせて
肉を戻して煮立つか煮立たないかくらいの弱火にする。さっきのたれの量は肉の高さの1/3もあれば十分よ。で煮立ち始めたかなーと思ったら肉をひっくり返す。これを1時間くらい。
外に出ている部分は冷やされるので、返すたびにたれは滲みていくけど中までは絶対にがっちり火が通らないという仕組みです。オレ賢い。
ちなみに1時間くらいすると肉に滲みたのと煮詰まったのとで、たれの量が肉の高さの1/3だったのが1/4か1/5くらいになっているはず。
ホレ、たれが表面に絡んでいい感じじゃろ?ふたたび肉を別皿に避難しておいて
残ったたれに水溶き片栗粉でほんのちょいとろみをつける。ここまで最初の油から肉汁まで一切捨ててない。スバラシイネー。
ということでたれをお肉に掛けたら完成です。和風グレービーソースと言ったところですかね。
冷蔵庫に水菜があったので一緒にご飯に載せてチャーシュー丼にしたった。美味い。うっすら赤みが分かるかどうか位の火の通り加減、プリっとしてるけど噛みごたえの柔らかさ、我ながら適当に作った割には上出来だ。うん。
バラ肉のトロトロチャーシューと違う?うん違うね。でもあれってなんかもう「チャーシュー」とは違う何かだね。かといって安いチャーシュー麵に載ってくるパッサパサのチャーシューもちょっと。
そんなわけで完全に自分好みでしかないけど、バランスのいいチャーシューが出来ました。満足。んじゃまた。
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