娘からの突然の質問。「ひこーきにもスタッドレスタイヤってあるの?」
そんなこと考えたこともなかったわ。
でも子供の目のつけどころって面白いなぁ。
縦溝だけのタイヤしかないそうです
ちょっと調べたらすぐ回答見つかりました。
飛行機にもスタッドレスタイヤはあるの? K.Y様
Q.あまり関係ないかもしれないのですが、気になることが。飛行機のタイヤはスタッドレスタイヤをはいているのでしょうか?雪の多い国に着陸するときにいつも思います
A実は、航空機用タイヤは雨に対する性能しか備えていません。 しかも離陸時や着陸時にはタイヤで方向を変えることはないので、トレッドパターン(※2)もタテ溝が数本あるだけです。このタテ溝は、ハイドロプレーニング現象の対策のため。 というわけで、航空機用タイヤは雪に対しては全く歯が立ちません。 そこで、飛行場に雪が降るとまず、融雪剤を撒いて雪を溶かします。さらに、もっと雪が降ると除雪車が出動して懸命に滑走路の雪を取り除きます。 雪国の飛行場には、除雪車がガレージの中でずらっと待機していることは案外知られていませんね。この除雪車には、当然スタッドレスタイヤが装着されています。
トーヨータイヤのQ&Aページに同じ内容の質問がありました。
というわけで娘の質問ヘの回答は
飛行機は年中同じタイヤをはいて、スノータイヤというものはない
でした。
他にも関連情報調べたら航空機が着陸の時にフラップ(主翼後方の可動部分)を全部広げるのは、空気抵抗を増してブレーキ効果を得ること以上に、ダウンフォース(空気圧によって機体を地面に押し付ける力)を得てタイヤの接地圧を高め、スリップしにくくするのが目的なんですって。知らなかったー。
着陸時には基本的に滑走路は除雪してるのが前提ですが完全なドライにはならないのでベテランパイロットでも降雪時は多少緊張するそうです。
タイヤ接地直後はスピードもあって慣性でまっすぐ走りやすいのですが、減速して停止直前はやはり若干の横滑りも発生することはあるみたいですね。
なかなか機会はないかもしれないですが、降雪時の着陸になったときは停止直前に期待の挙動良く観察すると面白いかもしれないですね。
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