前回でとりあえず全身像を見せたシャア専用ズゴックさん。
パチ組みでサクサク数増やすひとはそれでもOKですが、ちょっとした作業でググっとできばえは変わってきます。
(前回記事はコチラ。)
ランナーのゲートを整形して綺麗な形のパーツに
ということでせっかく組み立てたズゴックさんですが一旦全部ばらします。
で、パーツの各部に残ってるランナーとの接続部分、ゲート整形の処理をしていきます。サンプルは足の裏のパーツ。
基本的にこんな感じでデザインナイフを用いて飛び出し部分をカットしていきます。こういう平べったい部品ならカッティングマットのような平らなところにおいてやると作業しやすいです。
立体的な部分にゲートが残ってると手に持って作業しなきゃならないですが、そういう時は一度に全部切り落とそうとせず、先端から3,4回に分けてちょっとずつきっていくと良いと思います。
デザインナイフはすぐに切れなくなるので、抵抗感が大きくなったらすぐに刃を変えましょう。
また、カット時は力をいれずに刃を軽く押し出してやるような感じでやりましょう。力はいりすぎるとカット後に刃が滑っていって思わぬところに傷をつけたり、指切ったりするのでご注意を。
デザインナイフを使ったことがない人は、余ったランナーで試し切りをしてなれておくと良いと思います。
で、全部が全部ナイフで落とさなくても大丈夫です。写真くらい(見えますかね)残っていても後はペーパー当てて落とすことが出来ます。
ここで最初の記事で登場した、プラ版付き耐水ペーパーの出番です。
ゲートの残りの部分をこいつでシコシコ当たって面イチになるまで削ります。荒取りは400番くらいのペーパーが良いと思います。ほぼ平らになったら600番~1000番くらいのペーパーで、ゲートがあったところの前後と続けて、滑らかになるよう仕上ます。
削りカスで作業部分が見えにくいので、水をつけながら作業すると良いでしょう。
作業後はこんな感じ。だいぶ滑らかになったと思います。
同様の手法で全パーツについてゲート処理を行います。これで「いかにもゲートから切り離して組んだプラモデルです」的な感じはなくなります。
最初に「全部ばらして」と言いましたが、時間のあるときに必要な部分だけバラして作業してもOKです。っていうかそのほうが完成形に近いもの見ながらなのでそっちのほうがモチベーション落ちないかも。全部まとめてやろうとすると疲れちゃうのでちょっとづつやりましょう。
ゲート処理についてはここまで。次回は接着部分の始末の仕方についてです。
続きはコチラから。
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