参院選を前に何かと賑やかな渡辺美樹氏周辺ですが、週刊文春から公選法違反の証拠ビデオと言われるものが公開されました。
ネット上ではYoutubeにアップされているんですが、こういうのは場合によっては削除されるかもしれないし、動画の見れない環境の方もいらっしゃるかもしれないので、私が聞き取ったまま全文書き起こしておきます。
渡辺美樹・ワタミ前会長の公選法違反証拠ビデオ公開 【週刊文春】
元記事はコチラ。
渡辺美樹・ワタミ前会長「公選法違反」証拠ビデオ公開 | スクープ速報 – 週刊文春WEB
この記事指摘されているのは
専門家によれば、公職選挙法129条によって、公示前は投票の勧誘などの事前運動は禁止されている。
「『参院選』、『ぜひ応援してもらいたい』と語っていますから、今回の参院選の支援依頼とみなされます。違反行為であったことは間違いない」(岩井奉信日大教授)
とのこと。
紹介されている動画がコレです。文春の記事によればこれはワタミの従業員向けに撮影され、従業員視聴後回収された、とのこと。
こういったものは一部分を取り出して前後の文脈ぶった切ると全くとらえられ方が変わってしまうので、氏が話してる内容をそっくりそのまま書き起こしておきます。
(という趣旨なので、当ブログのこの記事をさらに引用する場合は、部分の切り取りはできればご遠慮ください。)
以下、渡辺美樹氏の発言全文。
えー、さて、えー、今日はですねぇ皆さんにちょっとお話があります。
えー、それはですねぇ、えーもうマスコミ等でえー知っているかと思いますが、えー今回ですねぇ僕は自民党の公認を得て、えー、国政にですねぇ挑戦することになりました。
(カット変更・編集点)
僕は今回は、ま、ずっととは言いませんよ、今回の参議院選は絶対に自民党が勝ってですねぇ、そして安定政権を作って、そして日本を正しい姿に導いていく。
(カット変更・編集点)
政治の目的が国民の幸せならば、私は今回の参議院選、自民党が勝つことが国民の幸せに、一番大きな力を、一番大きな影響を与えるとそう思っています。
(カット変更・編集点)
えー今回一つの挑戦をはじめさせていただく、それについてみんなに話をしたくて、今回はビデオレターを送りました。
えー、ぜひ、えー応援をしてもらいたいと思います。
えーまた、えーみんなと直接会ってですね、話をできることを楽しみにしています。
えー今月のビデオレターは以上です。
「えー」が多いですね。いやそんなことはどうでも良いです。
私自身もモノホンのビデオレターを見たわけでもなんでもないので、Youtubeに上がったものの中で編集点と思しき所も記入しておきました。「(カット変更・編集点)」というところがそれです。もちろんこれがモノホンのビデオレターからの切り貼りである可能性もゼロではないと言うことだけ付け加えておきます。
判断材料として一応先に指摘のあった公選法第百二十九条も挙げておきます。
(選挙運動の期間)
第百二十九条 選挙運動は、各選挙につき、それぞれ第八十六条第一項から第三項まで若しくは第八項の規定による候補者の届出、第八十六条の二第一項の規定による衆議院名簿の届出、第八十六条の三第一項の規定による参議院名簿の届出(同条第二項において準用する第八十六条の二第九項前段の規定による届出に係る候補者については、当該届出)又は第八十六条の四第一項、第二項、第五項、第六項若しくは第八項の規定による公職の候補者の届出のあつた日から当該選挙の期日の前日まででなければ、することができない。
その他関連条項があるのでさらに内容を確認したい方は
をご確認ください。
こういうネタですから本当はこれを見ての私の感想や意見も書きたいところなんですが、それがさらに誘導的になっても困るので今回はあえてその辺は書かないことにします。皆さん自身の個々の判断をどうぞ。これは当ブログでは珍しいパターンだ…
んじゃ。
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