新Tweet Deck、通称青デック(と私は勝手に呼んでます)のアプリケーション全体に関する設定について説明します。Timelineはデフォルトで日本語に対応してますがその他の表示や設定関係は全て英語表記なので日本語化パッチやローカライズ版が出るまで(まぁそれも出るかどうか分からないけど)は多少難儀するかもしれませんね。
設定メニューを開く
青deckアプリケーション全体に関する設定を行うにはウィンドウ右上の歯車アイコンをクリックしてプルダウンメニューを開くと[Settings]という項目があるのでこれをクリックします。
すると[Application Settings]というダイアログがポップアップします。
左側に設定項目の一覧が表示されていますね。上から順に
- General:表示に関する項目
- Accounts:アカウントに関する項目
- Services:関連サービスに関する項目
- Global Filter:フィルターに関する項目
となっています。それぞれクリックすると右側の設定項目の表示が切り替わります。では順に説明していきます。
General
表示に関する設定を行う項目です。[Display Name]のプルダウンメニューを開くと[Full name]と[@name]の2種類が選択できるようになっています。
[Full name]はそのユーザーのフルネーム(名前)、[@name]はユーザー名(=ツイッターアカウント)を指しており、選択したほうがTime Line上でユーザーを識別する名前として表示されます。
その下の[Twitter Streaming]チェックボックスはTime Lineをリアルタイムで更新するかどうかの設定です。通常チェックをつけておいていいと思いますが、フォローしているユーザーが多すぎてTime Lineが滝のように流れて目で追えない、という方はチェックを外しておいたほうが便利な場合もあるようです。
Accounts
アカウントの設定を行う項目です。
[Add Twitter Account]または[Add Facebook Account]をクリックするとそれぞれ関連サービスの認証画面がポップアップしますのでアカウントとパスワードを入力して送信すると青デックでそのアカウントが使用できるようになり、その下のアカウント一覧に追加表示されます。
登録したアカウントを青デックから削除したいときは登録しているアカウントの右に[Remove]というボタンがあるのでこれをクリックします。
Services
関連サービスの設定に関する項目です。
[Link Shortening]と[Picuture Upload]の2つのプルダウンメニューが表示されると思います。
[Link Shortening]ではツイート中のURL短縮を行うサービスを選択します。[Twitter]と[Bit.ly]の2種類から選べますがこれはお好みで。こだわる人は各サービスのリンクを開く速度の違いが気になったりするようですが、私はあまり気にしていませんのでとりあえずデフォルトの[Twitter]にしてあります。
[Picuture Upload]は[Twitter][YFrog][Twitpic]の3種類から選択できます。
私はこれもデフォルトの[Twitter]にしてますが[YFrog]と[Twitpic]の2種類は外部サービスなのでそれぞれのウェブページで一覧表示や写真の管理とかもできるので、気に入ってるものがあればそちらを選択されるといいと思います。
Global Filter
フィルターの設定に関する項目です。
[Filter]プルダウンメニューでフィルターをかける項目を選びます。
[Text content][Author][Source]の3種類が選択でき、それぞれツイート内のツイート、ユーザー、使用しているクライアントを指しています。その下の[Using]欄で[Text content][についてはフィルタリングしたいツイート内のテキストを、[Author]についてはユーザー名(アカウント)を、[Source]についてはクライアント名を入力して[Add Filter]をクリックするとフィルターを作成することができ、該当するツイートをTime Line上から非表示にすることができます。
設定メニューの使用感などについて
旧Tweet deck(以下黄デック)に比べるとかなり設定項目が減りましたね。
必要最小限のことはできるようですが、黄デックには「ウインドウを閉じたときにタスクトレイに最小化」という項目があったのですが、これがなくなってしまい、この機能を使っていた私などは間違えて青デックを終了しちゃうことが多々あります。タスクバーに表示されなくなるのでこっそり(?)デックを使ってた私にとっては重宝してた機能なのでちょっと残念です。次のバージョンとかで復活してくれるといいのですが。
それと[General]の[Twitter Streaming]のチェックを外したときに更新間隔を指定する項目が見当たらなかったのですが、これも任意で指定できると便利そうなので次バージョン以降での改善に期待です。他のクライアントアプリにはそういう機能があるものも多いと思うので。
一方でフィルタ機能はちゃんと残りました。あからさまにブロックするのはアレだけど、ちょっとノイズが多いのでTime Line上ではそのユーザーは普段非表示にしておきたい…とかbot対策としてやっぱり便利な機能です。
黄デックでは全体の設定にあった新着の通知(ポップアップとbeep音)はカラムごとの設定に移動になりました。詳しくは「Tweet Deckの使い方:カラム周りの設定について」に書きましたのでそちらを参照ください。
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