ごろどくさんが愛用するキャンプグッズを晒していこう【2】 USトレイルオート/ユニフレーム

キャンプ・登山

キャンプグッズ晒しシリーズ2つ目は、前回に続いてバーナーの紹介。ガソリンバーナーについてはわかっていただいたと思うので次は液化ガスタイプのシングルバーナーです。

コンパクトさが抜群

液化ガスを燃料とするバーナーは接続方式で大別すると2種類あって、カートリッジ直結式のものとホース接続のものがあります。

直結タイプのカートリッジは接続するとスポーツスターⅡとほとんど変わらない、もしくはタンク部分が縦に長くなった感じです。なのでカートリッジも合わせると収納サイズもあんまり変わりません。あとシルエットがどうしても高めになるのでやや安定感が損なわれます。

私の持っているのはユニフレームのUSトレイルオートというシングルバーナーはホース接続タイプのものです。ガス缶がカセットコンロで使うような細長いやつです。

冒頭の写真にあるように本体の形状がシンプルで、脚兼五徳が折りたためるので

収納時はめっちゃコンパクトになります。ちなみにこれはがきサイズよりも一回りくらい小さいですからね。

展開すると脚兼五徳の直径で15cmくらい。残念ながらこのUSトレイルオート、現在では廃盤で、同じユニフレームでホース接続タイプというと

ユニフレーム テーブルトップバーナー US-D 610138
ユニフレーム(UNIFLAME)
比類なきパフォーマンスを発揮するキャンプシーンで頼れる炎 US−D。

テーブルトップバーナー US-Dというのがあるんですが、こちらは脚・五徳が固定されているため収納時にはコンパクトにはなりません。

一応USトレイルオートの後継としてセパレートバーナーUS-Sというのが2016年秋に発売予定ですので、同じようなのが欲しければそれを待ったほうがいいでしょう。ただ三脚が四脚になり、カートリッジ接続部のフレームがかなり簡易な作りになってるので微妙な感じもします…うーん。USトレイル復活しないかな。

これは直径15cmくらいの鍋を載せたところ。三脚なので安定してますね。

点火はイグナイター付いてるのでボタン一つですぐ使えます。火力調整のコックがボンベ側についており、バーナー部と離れているため調整操作も安心して行えます。

ずいぶん小さそうだけど火力大丈夫なの?

カタログスペックで3,900kcal/h、スポーツスターⅡが最高時約2,125kal/hですからUSトレイルオートのほうが火力ありますね。っていうか液ガス系でも最強の部類じゃないですかね?プリムスなんかの直結式でも3,600kcal/hとかですから…

バーナー下に反射板がないので鍋に伝わる実質熱量はもうちょい少ないと思いますが十分でしょう。ちなみに

北海道の最高峰でバースデーチキンラーメン食べてきました – 56DOC BLOG

2,000m級の高地の低圧・高湿度で実験済み。十分使えます。コンパクトだとキャンプのみならずトレッキングや登山にも持って歩けるのが良いです。いやほんと死ぬまでに1度は山の上でチキンラーメン食べてください。

あわせて用意したい

いいことずくめのようですが、これにも欠点はあります。ガンガン高火力で燃焼してると気になりませんが、とろ火にした時は風に圧倒的に弱いです。

反射板のあるものは縁の反り返りで多少なりとも風をガードしてくれたりもするんですが、USトレイルオートはシンプル過ぎて風対策一切なしです。ですので

このような風よけが必ず必要になります。使用時はこんな感じ。

ライスクッカーでご飯炊いてるとこですが、どう考えても弱火にしなければなりませんからね。

スクリーンの脚が細幅の二脚なのでちょっと頼りない感じ。バーナーの脚の下にはさむか、下が砂地や礫のない緩めの土なら二脚を直接地面にぶっ刺すほうが手っ取り早いかも。

お湯沸かすだけくらいで一気に燃焼するんならわざわざスクリーン設置しなくてもいいんですけどね。

燃料

ガス缶の口金はJIS規格があるので、ユニフレーム純正じゃなくてイワタニ等他メーカーのものも規格上は一応互換が効く…とはいえ規格で口金寸法が1mmくらい許容差認められているし、当然メーカーは(PL法上)純正の使ってくださいって言います。なので純正の使ってください。

純正ガスには

っていう、残量減ったときにも火力が下がりにくく(ノルマルブタンがほとんど入っていないため)、-11℃くらいまで使える高級グレードがあります。が、私はレギュラーガスの方しか使ったことがありません。先ほどの旭岳の上でもレギュラーで特に問題ありませんでした。

お財布に余裕があればプレミアム使っても…くらいで。無理して毎回高級な方使う必要はないでしょう。

まとめ

ガソリンバーナーはもちろんそれはそれで良いものと思ってますが、キャンプ以外にもオールマイティに使いたいとか、少しでもミニマムキャンプに近づきたいと思ったら、USトレイルオートのような選択肢になってくると思います。

ようは使い分け…ということなんですが、私自身はキャンプだとスポーツスターⅡとUSトレイルオート両方持って行ったりもします。なんだかんだで2つあってもでかいケーシングのツーバーナーよりはるかに小さくまとまりますから。

ツーバーナーがダメかというとそういうことでもない(17,8年前くらいに義父上に借りて何度か使いました)んですが、使うとなると本体のほかに架台も用意しなければならないので、1か所に数泊して移動しない場合じゃないとなかなか出番がないかなー、と。

あと最大火力は別にして、コンパクトさで言うと山岳専用のバーナーはもっといろいろな商品がありますので、一度アウトドア専門店で物色してみると面白いですよ。んじゃまたー。

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