Google Chromeはその拡張機能の豊富さで大変便利なウェブブラウザになるんですが、Internet explorerやFire Foxなど他のブラウザと違い、通常の設定範囲では閲覧履歴を残さないようにすることが出来ません。
閲覧履歴を残さないシークレットモードでタブを開くという手もあるんですが、いちいちその操作するのも面倒です。
で、なんとかうまい方法はないものかと調べてみました。
閲覧キャッシュに書き込めない設定をしておけばおk
ググったらこんなのを発見しました。
incognitoモードを使用せずにChromeで履歴を残さない方法 : ライフハッカー[日本版]
概要を説明すると、閲覧履歴を保存しておくファイルそのものを読み取り専用にしてしまって、Chrome側からもそのファイルに履歴を書き込めないようにしてしまおう、と言うことです。
この記事参考に早速やってみようとしたらどうにもそのファイルパスが見つかりません。いろいろPC内検索したら以下のような場所にそのファイルがありました。
C:Documents and Settings(UserName)Local SettingsApplication DataGoogleChromeUser Data
ちなみにOSがWindowsXP、Chromeのバージョンが21.0.1180.83です。
ファイルパスの(UserName)はPCのユーザーアカウントに適宜書き換えてください。また先頭のドライブレターは通常C:で良いと思いますが、万一Windowsのインストールドライブが異なる場合はこちらも変更してみてください。
フォルダ開いて「Default」というファイルを見つけたらコンテキストメニュー(右クリック)でプロパティを開き、「読み取り専用」にチェックを入れます。以上で作業終了。ファイルそのものを改変するわけではないので特にファイルをコピーしてバックアップをとっておく必要はないでしょう。
作業前には一応chromeの履歴を一度全削除して、上記ファイルの権限変更を行った後にchromeを起動すると間違いないと思います。
Mac環境が手元にないんでライフハッカーの記事中にあるパスが正しいかどうか検証できないんですけども、もしそこに見つからないときはPC内を検索して「Chrome」というフォルダを探してみると比較的簡単に該当ファイルにたどり着けるんじゃないでしょうか。
オンライン上に残る履歴についても
上記の手順でローカルPC内には履歴残らなくなるんですが、ChromeユーザーだとGoogleにログインして使ってる場合が多いかと思います。
個人機能としてGoogle検索の履歴なんかも残ったりするんですが、それも残したくない場合は以下のように設定しておきます。
まずGoogleにログインした状態で以下のページに移動します。
「ウェブ履歴を全て削除する」で一度履歴をクリアした上でウェブ履歴を「一時停止」にしておきます。これでオンライン上の履歴も残らなくなるようになりました簡単ですね。
履歴残さない、というとムフフな画像とかそういうのもアレですが、業務上でもLAN環境上の社外秘/部外秘のファイルの閲覧記録を見られたくない場合、個人でもオンライン上の入出金が関わるような行為(ネットバンクの利用やキャッシュカードを用いたオンライン通販など)を行う場合には万が一に備えて履歴の設定を見直してみたほうが良いかもしれませんね。
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