今期はかなりの豪雪で北海道でも雪の始末に困ってる人も多いことでしょう。我が家も毎日の除雪に辟易しておりますが、あるものはあるもので楽しんじゃいましょうということで。
11月下旬から自宅の裏に捨てた雪山で例年よりちょっと大きなかまくらを作っちゃいました。
筋肉痛でくたばりそうだけど作ってよかった
ではさっそく。今回は写真メインで。
ベースとなる雪山
自宅の裏の雪山です。11月下旬からひたすら雪を積みその高さ約2m。暖気寒気の繰り返しと自重でどんどん高さが下がるので、下がったところでまた上に積み…と繰り返してます。
家屋の軒下(カメラを構えてる位置)は雪が落ちてきて危ないので写真の雪山の向こう側に通路を作ってます。
通路からの下り口
そのままだとかまくらの入口に上り下りするの大変なので雪を段上に切って階段を作ってます。下り切ったところを入口にします。あと入口正面はあえて雪壁にしてます。風除けで。
そして掘り出す
おもむろに雪山をスコップで水平方向に掘り出します。ここからは体力勝負。
内部はこんな感じ
掘りに掘って約1時間半。幅1.5m×奥行き1.5m×高さ1.3mほどの空間が完成。ちかれたぁ…掘り出した雪の量をざっと計算しても2㎥は下りません。なので大きな空間作ろうと思ったら掘り出した雪の捨て場もあらかじめ考えておかないと大変です。
一番奥は座りやすいように段切りしてベンチ状に一部残しました。この写真ではちょっとわかりにくいか…
入口はあまり大きくしない
で、結構な雪の量でしたが入口自体はあまり大きく掘らないように。この写真で幅0.8m×高さ1mほど。自重を支えるところはできるだけ多く残しておいたほうが良いのです。
大きさ比較
比較する写真がないと大きさがイマイチわかりませんね。そんな訳で娘にモデルになってもらいました。身長は123cmくらいです。横なら楽々寝そべれます。
子供ならこんな感じでベンチ座っても天井に頭あたりません。大人は下にあぐらかけばまぁぶつからない…って感じです。とりあえず娘は気に入ってくれたようでした。ヨカッタヨカッタ。
この日は体力の限界でここまで。雪山の大きさから言ってもうちょっと掘っても大丈夫そうです。次の休みにでももう少し広げて、中で七輪焼肉でもやりたいです。ホットワイン呑みながら。
かまくら作りのポイント
技ってほどじゃないけどちょっとしたコツなど。
- 雪山は自重でどんどん高さが下がる。はやい時期からマメに雪を積んでおくと雪がしっかりしまって潰れにくいかまくらになる
- 大きい空間を目指すと掻き出す雪の量もおおくなる。なので掘った雪を捨てる場所もあらかじめ用意しておく
- 入口は小さめに。重量を支える部分を出来るだけ多く残すこと
- 雪を掘る作業は小さめの剣先スコップで。崩した雪を外へ出すのは大きめのアルミ角スコップで。道具の使い分けで効率的に作業するとラク
- 入口の正面に雪壁があると風が入りにくくて中が暖かい
- 屋根の落雪があたるところには作らない
- 気温の高めの日を狙って作業すると雪が崩しやすい
- 正直体力勝負。日頃から体を鍛えておこう。私の腰は、爆発した
デスクワークメインのお父さんは来年に向けて体鍛えておきましょう!
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