3月になって東日本大震災から1年、ぼちぼちその辺りのお話を各マスメディアでも個人ブログでも見聞きするような時期になりました。
亡くなった方への追悼があり、被災地の復興支援があり、あるいはあの衝撃を映像で振り返ったり。
まぁでも「次の災害でも生き残る」ことかな?生きている私たちが本当に今一番やんなきゃならないことは。
自然の前では無力とはいえ
次の災害といってもまぁいつ起こるかなんてわからないですけど。逆に言えばいつ起こるかわからないから、今すぐ備えなきゃならないってことでもあるんですよね。
そんなわけで今回は災害情報・防災関係で役立つであろうサイトいろいろのまとめです。
自然の力を前に万全の備えなんてありえないですけどね、何もしないよりずっといいです。きっと。この記事が読まれることで1人生存者が増えたらそれで私はうれしいです。
災害予見
国土交通省ハザードマップポータルサイト
国土交通省による各自治体のハザードマップ公開状況一覧ポータルサイトです。
地震だけでなく洪水・火山・土砂災害などのハザードマップをネット上で閲覧できます。
今住んでいる地域の災害発生確率や緊急時の避難先なんかはあらかじめ知っておいたほうがいいですね。
もっともネット上で公開しているのは全自治体ではないですけど…もうそろそろこういったものも全国規模で整備されてもいい頃だとは思うんですけど。
iPhoneアプリ ゆれくるコール
アンドロイド版はコチラ。
皆さんご存知、緊急地震速報を元に地震の発生予報をお知らせするスマフォアプリ。災害発生時はたったの1分が生死を分けるかもしれません。
地震にいち早く気付くことで救われる命が1つでも多ければ、と思います。
災害情報
気象庁 防災気象情報
Yahoo!天気・災害
地震情報 :: ウェザーニュース
いずれも災害発生時に速報的に更新されるサイトです。とりあえずネット不通でなければ、緊急避難後に一旦落ち着いたら見ておきたいところ。
災害に巻き込まれたとき、それが自分のごく身近な範囲なのか、もっと広いものなのか、それによって次の行動を決定する指針にでもなれば。
非常用具等
- 地震に備えよう、非常持ち出し袋のススメ
- 非常持ち出し袋 – 地震情報サイトJIS「防災マニュアル 準備編」
- 防災グッズサーチ – 地震情報サイトJIS
- 総務省消防庁 防災グッズの紹介
- 56docブログ 平時のうちに備えるのが危機管理 - 今チェックしよう非常持ち出し袋
いずれも日常の備え、非常持ち出し袋の中身などについての解説。最後のは当ブログの過去記事です、あくまでも私なりの考えですが、参考までに…
はっきり言えば家族構成から災害遭遇確率、種類、非難時の移動距離も千差万別。万人向けの完全な装備というものはないので、色んな資料見ながら想像力を発揮して、自分なりの備えをしておく、ということが重要です。
あと、こういうのは1回準備して終わりじゃなく、半年に1回とか年に1回中身を確認して、ついでに賞味期限切れのものの食品関係を入れ換えるクセをつけておいたほうがいいですね。非常時に喰えないものもって歩いてもしょうがないですから。
生存技術
- 5分で読める! 地震・豪雨、恐怖の都市型災害から身を守る術 知らないと命を落とす「落とし穴」
- 遊びの中で学ぶ防災サバイバル-君は4日間生き延びられるか-
- 総務省消防庁 わたしの防災サバイバル手帳
- 防災サバイバルキャンプ体験サイト
被災時の生存技術など。基本はとにかく歩いて避難所までたどり着くことが第1でそれ以上のことをしないで済むならそれに越したことはないですが、最悪のときに覚えておけばどこかで役に立つかもしれません。
安否確認
- 災害用伝言ダイヤル(171) | NTT東日本
- 171・web171提供速報 | NTT東日本
- 災害用伝言板(日本語版)
- Disaster Message Board Disaster Message Board(英語版)
- NTT東日本/NTT西日本災害用ブロードバンド伝言板(※災害発生時のみの提供サービス)
- au災害用伝言板(※災害発生時のみの提供サービス)
- ソフトバンク災害用伝言板(※災害発生時のみの提供サービス)
- iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 災害用伝言板
- NTT docomo 災害用伝言板アプリ – Android マーケット NTT docomo 災害用伝言板アプリ – Android マーケット
- Picasa Web Albums – Google Japan
安否確認用の伝言サービス、音声からWebによる文字での連絡まで。避難が完了した後には必ず必要になります。
あらかじめどの手段で家族と連絡取るか決めておく…と、そのサービスが落ちたときに利用できなくなるので、複数リスト化しておいて情報共有しておいたほうがいいです。
2011年3月11日の私は何してたかっていうと
ちなみに私はというと、当日の午前中北海道の紋別というところに出張し、とある水産加工場で打合せとか施設の現場調査してました。海岸ぶちです。津波はやはり来たようで、スケッチ長引いてたら命とられることはないにしても、多少の海水ぐらいは浴びたかもしれません…
14時46分は自社に帰って迎えました。ここはまず地震の発生しない地域なので、2度も長く社屋が揺れたときは「こりゃただ事じゃないな」とは思いました。
当時私の姉一家は仙台市の隣、利府町というところに住んでいました。海岸からはそう遠くない地域でしたが若干の高地で幸い津波被害にはあいませんでした(というのはあとで知った話)。
さらにお隣の多賀城市などは大変な被害で、テレビなどで町全体が燃えながら津波に流される映像をリアルタイムで見ていた私は、姉とも連絡が付かずこれはダメかな…などと不安が頭をよぎりました。翌日ちゃんと実家のほうに家族全員無事との連絡ありましたけどね。そのときは正直ホッとしました。
また、神奈川にも義妹夫婦がおり、そちらとも連絡が取れずやきもきしましたがそちらも結果的には無事。都内勤務だった旦那さんのほうは一時的に帰宅難民化しましたけど…
幸いなことに1年たった今も、彼らはちゃんと生きております。来年も生きていてほしいなぁと思います。皆さんにとって、皆さんの家族や友達も同じ思いでしょう。
そんなわけで、3月11日は追悼の日とか復興の日とかじゃなくて、「生きてる人間がこれからも生きていくことを確認する日」になったらいいんじゃないかな、なんて思ってます。
忘れちゃいけないあの衝撃
震災の写真とか動画とかのまとめは多分ググるかNAVER検索すればすぐ出てくると思うのでここではあえてリンク貼ったりしません。
重たい気持ちをいつまでも持ち続けると人の精神はおかしくなってしまうのでちゃんと忘れていくように脳は作られているんですが、たまに思い出して震災の衝撃を思い出すことも必要かもしれません。明日生き残るためにね。
そんなわけで最後に1個だけあまり生々しくないヤツ。それでは。
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