ときどき気が向いたときに自宅でDIYみたいなことをやるゴロドクさんです、どうも。
大して腕もないくせにカウンターテーブルやら椅子やらを自作してます。子供用の椅子も作ったんですが、伸び盛りの子どもだから大きさもすぐに合わなくなっちゃうのね。
椅子の高さを調整したら
娘用に作った椅子。あれ作ったの何年前だろう。1年?2年前だったか?
子どもの生長なんてあっという間で、カウンターテーブルにあわせて決めた高さも背が伸びれば「高過ぎ」になっちゃって。
そんなわけで椅子の足をカットして調整した。鋸握るのも何ヶ月ぶりだろう。
4つ足の椅子は実は高さを合わせるのが難しい。どれか一本長すぎても短すぎてもガタついちゃう。3本足なら簡単に安定するんだけどね。
椅子の足の裏って面積ない上に木目直交なのでカンナかけられないの。だから鋸刃1枚分の厚さくらいでなんとか調整。うまいこと足の長さがそろったら
床の傷防止のためのコルクマット貼り直して完成。
よくよく見たらさ、私や妻の椅子と同じ座面の高さ。
まだ小学校低学年だというのにもう親と同じ椅子の高さで良くなったんだ。でかくなったなぁ、娘よ。
さっそく座らせてみたら「ちょうど良い!」って喜んでくれた。嬉しい。ホント嬉しい。
決して裕福なわけではないから立派な椅子は買ってやれないけど、こうして喜んでくれるところ見たらやっぱ自分で作ってよかったなって思う。
思えば体の生長もそうだけど中身もちょっとづつ大人に成長していってるよね、子どもって。いつまでも同じ「子ども」でい続けるわけじゃない。当たり前のことなんだけどさ。
そういうのってちょっとづつの変化だから普段は気付きにくいんだけど、キライだった食べ物食べれるようになったり、家の手伝いを自分からやるって言ってくれたり(いつもじゃないけど)。
出かけるときの準備も毎日の着替えの用意も、全部親がしてやってたことが自分でできるようになったり。
自分、自分ばかりのようで、実はちゃんと年下の小さい子と上手く遊んであげられる様になったり。
だんだん言うこともこまっしゃくれて衝突することもあるけど、やっぱり君がちょっとづつ大人になってくれているのは親としては嬉しいもんだよ。それに比べて親の私は全然成長しとらんなぁ…なんて思ったり。オトナは衰える一方だ。
あと10年ちょっともすればたぶん独立して1人で生きていくことになるんだろう、娘も。そのうち伴侶が見つかれば新しい家族を作ることもあるだろう。そしていつまでこの父さんの「工作遊び」に付き合ってくれるのかな。
ただ椅子の足を切っただけの日曜。妻と娘が出かけてる間に鋸をギコギコやりながら、ぼんやりとそんなことを考えていました。
明日も明後日も、その先もずっと娘にとって良い一日でありますように。父さんも、そして母さんもわりと本気でそう思ってるんだぜ。
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