これはちょっと知らなかった、目ウロコ。ワードやエクセルに貼られた画像を一発で画像ファイルとして取り出す方法です。
1枚や2枚ならクリップボード経由で画像ソフトに貼り付けて保存でもできないことはないけど、画像の数が数十枚~数百枚となるとそれも骨の折れる話ですよね。
拡張子を「zip」に変えるだけ
元ネタはこちら。
「出、出た~www Wordに画像直接貼りつけ奴~www」← 拡張子をzipにするとキレイな画像を抽出できるよ(キリッ – Flash Black
結論を言うと
「~.docx、~.xlsx、~.pptx」というファイルは拡張子を「.zip」に変えるとそのまま展開できる
ということです。ドキュメント系の「.ホニャララx」ってファイル形式、実はもともと圧縮されたもので、かつベースがxmlだからファイル内のコンテンツが最初からフォルダに整理されたファイルの集合体らしいんですよね。
画像の抜き出し方
ということで説明するまでもないような気もしますが一応。
こんな感じで画像が埋め込まれたワープロドキュメントファイルがあったとします。
拡張子がこのように「.docx」ならば
拡張子を「.zip」に変えてやります。で、そのファイルを解凍(展開)すると
いくつかのフォルダが表示されると思います。ワープロドキュメントなら「word」というフォルダの下の
「media」というファルダを開きます。すると
おおおお!ファイル内の画像が全部ある!
画像ファイルの名前はimage~という連番なので、必要ならばあとでファイル名変えてやらなきゃならないんですがとりあえず画像抜き出すだけならこれをまとめてコピーして保存すれば良いんですね。なんて楽なんだ!
まとめ
というわけで僅か10秒でドキュメントから画像ファイルを抜き出す方法でした。偶然なんですが今まさに私自身がこういった作業しなきゃならなかったので、ホント渡りに船って感じで助かりました。
表計算やプレゼンシートは多少フォルダ構造や名称が違うのですが、とりあえず展開したものの中の「media」というフォルダに、ドキュメントに貼り込んである画像は全部あるのでそこを探せばOKです。
昔のドキュメント(doc、xls、ppt)もxml形式のファイル(docx、xlsx、pptx)で一旦保存しなおせば同じ方法が使えますね。
あとxml形式あつかえない古いバージョンのofficeスイートしか持ってないよって人は
LibreOffice : 自由なオープンソースのオフィススイート
無料で自由に使えるものもありますんで、そちらを使ってみてください。オープンオフィスならOS問わないですしね。
【追記】オープンドキュメント系ファイル(~.odf、~.ods、~.odp)も同じように拡張子をzipにすれば同じことができました。一応ご報告まで。
んじゃまた。
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