「宇宙一わかりやすい」シリーズのレシピ書いてると時々指摘を受けるのが「全然簡単お手軽じゃない!」というもの。
一応スタンスとしては「わかりやすさ第一」ということで写真多めにしてできるだけ工程を細分化して説明…ということで、必ずしも簡単お手軽というわけではありません(ものによってはそういうのもありますが)。
というわけであくまで「自分で料理やお菓子を作る楽しみをちょっとでもわかってもらえれば~」というつもりで書いております。で、今回はベイクドチーズケーキの作りかた。1年ほど前にレアチーズケーキのを書いてまして、今度は焼き菓子バージョンということで。
材料
18cmケーキ型1個分の材料です。
- クリームチーズ:200g
- 生クリーム:200cc
- 卵:2個
- ビスケット:100g
- バター:50g
- レモン汁:大さじ1
- 薄力粉:大さじ3
- グラニュー糖:90g
普通のスーパーで手に入らないものはないと思います。お菓子作りではなんやかんやでレモン汁で風味つけたりするので大きいビンで売ってるやつ常備しておくと良いかも。
あと道具類ですが、今回はオーブンで焼きますので18cmのケーキ型のご用意を。
作りかた
バターは室温で戻して緩い感じにしておきます。時間がない方はレンジでチンでも良いですがせいぜい600Wで10秒ほどに。砕いたビスケットの接着剤として使うので全部溶けちゃうと都合が悪いです。
で、ビスケットをボールに入れてのし棒などで細かく砕いていきます。全部粉末状にする必要はありません、多少破片っぽいのが残ってるほうが食感は良いです。
ビスケットにバターを入れてよく馴染ませます。砕いたビスケットの粉がややダマになって固まる感じになればOK。全体に均一にしないとあとで土台が崩れちゃうので丁寧にやっておきましょう。
ケーキ型にサラダ油(分量外)をうっすら塗ります。ティッシュやキッチンペーパーに含ませて塗ると良いと思います。焼くと生地が膨らみますので型の底や下のほうだけでなく上のほうまで全体に塗ります。
塗り終わったら砕いてバターを馴染ませたビスケットを投入。
で、フォークの背などで平らに広げます。ケーキの土台になるのでちょっと押し付ける感じで固めていきます。型のほうを回しながらやると楽にできますよ。
出来上がったらそのまま冷蔵庫に入れておきましょう。
続いてケーキ生地。ボールにクリームチーズを入れ、泡だて器で滑らかになるまで伸ばします。
グラニュー糖を全量入れて均一に混ぜます。グラニュー糖を入れると固くなりそうなイメージですが、逆に軟らかくんですよね。不思議。
卵2個を割りほぐしてこのボールに入れ、また混ぜます。最初は分離気味ですが
混ぜてるとちゃんと滑らかな液状になります。泡だて器は大振りせず細かく早く動かすと良いでしょう。
続いて薄力粉とレモン汁を投入。薄力粉は一度に全部入れてかまいませんが、ダマの残らないように。
そして最後に生クリームを全量入れて攪拌します…ってここまで生地はホントに混ぜるだけだなぁ。全然悩まないしテクニックも何も入らない。
ケーキ型を冷蔵庫から出し、出来上がった生地を流し込みます。ちょっと型を持ち上げて軽く落とすのを数回やって、生地の中の気泡を抜いておきます。
オーブンを170℃に余熱して40~45分ほど焼きます。ご覧の通り焼きたてはけっこう生地が膨らんでます。ですから最初のほうの工程でサラダ油を全体に塗っておくのが大事なんですね、型に生地がくっついちゃわないように。
そして冷まして完成です。冷めると生地はややしぼんで高さが低くなりますが、中はしっとり出来上がっているはず。
お好みの大きさにカットしてお召し上がりくださいませ。
まとめ
今回のレシピは以前に書いたレアチーズケーキとほぼ同じでビスケット砕く以外は混ぜるだけの工程メインで、時間はそこそこかかりますが分量さえ間違えなければ比較的失敗なく作れると思います。なのであんまりこういったことの経験のない男性諸氏でも美味く作れると思います。3月ということでホワイトデー向けのネタでした。
なお、「宇宙一わかりやすいレシピ」シリーズでは他に以下のようなスイーツの作り方も記載してますのでよろしければあわせて参考にどうぞ。
宇宙一わかりやすくマシュマロ・カフェモカの作り方を解説しますょ
宇宙一わかりやすく電子レンジでプリンを作る方法を解説しますょ
宇宙一わかりやすくアイスボックスクッキーの作り方を解説しますょ
んじゃまた。
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