明日から釧路に行く予定で、南蛮酊の山のようなザンギのことしか頭にないゴロドクさんです、どうも。
GWも後半に突入しましたが中日はさんで出勤あったからなかなか遠出の予定も組めなかったという方もいらっしゃろうと思います。
昨年もこの時期に同じようなネタ投げてましたが、時間はあるけど何するか決まってねぃや…という方はたまにはプラモデルなんか作ってみるのはいかがでしょうか。
今回取り上げるのはバンダイ 1/144 RG ガンダムkm-Ⅱ(エゥーゴ版)です。
箱を開けるワクワク
ガンプラもHGUCあたりは最近もちょこっと作ったりはしてるんですがRGシリーズは初めてです。
あ、RGってのは「リアルグレード」と言ってバンダイのガンプラのシリーズの中でも(パーツ数も質も価格も)上位に設定されているシリーズです。
今までのところ発売されてるのは1/144スケールのものばかりなのでHGUCでは物足りないけど1/100のMG(マスターグレード)じゃ置いとくのに邪魔くさい…という人向けのシリーズだと思っていいんじゃないでしょうか。
リアル初代ガンプラ世代でモナカキットで育った人にとってはHGUCでも十分いい出来なんですけどね。
RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) (機動戦士Zガンダム)
この商品昨年のGW明けに発売だったからもう1年近く経ちます。購入したのもその直後だったのでかなり長い間放置してまして…
ちなみにプラモデルのような樹脂成型品は数作れば作るほど型も傷見やすく、後発ロットのものほどパーティングラインが目立ったりモールド甘くなったりしますので、どうしても欲しいアイテムはとりあえず組み立てる時間がなくても発売と同時にキープしておくといいと思います。
さて以下が1/144 RG ガンダムmk-Ⅱの同梱品です。
ランナーA
近年ではおなじみの多色整形でつま先や胸など主に原色系のパーツ類です。
ランナーB
ランナーBはいわば「骨格」に当たる部分。あとで詳細写真見せますが、なぜそうなってるのかわかりませんがすでに「動く関節」の状態になって枠に固定されてるんですよ。不思議ですねぇ…
ランナーC
主にアンテナやスラスターそれとバックパック関係のパーツです。
近年のガンプラはとがった部品(アンテナ)の先端は必ず「旗」のような余剰部分をつけて怪我したりしないようにしてるんですが、このキットではアンテナが最初っからピンピンにとがってて非常に気持ちいいです。余計な加工しないで済むしありがたいです。
ランナーD1・D2
主に腕・脚・頭部などの外装パーツです。
ランナーE1・E2
骨格と外装の間でチラ見えする部分や装備品(ライフルやバズーカ)のパーツです。
ランナーF
ABS樹脂枠です。握り手やシールドのスライド部分のレールパーツなど。手パーツの種類が豊富なのはうれしいですね。
ランナーG1・G2
D1・D2同様主に外装パーツなんですが、整形色がこちらの方が若干暗め。HGUCでは当然この辺りは同色でオミットされる部分であると思います。
ビームサーベルとチューブ
ガンプラではおなじみビームエフェクトパーツ、半透明の着色樹脂で同梱。あとmk-2ならではのパーツとしてメッシュチューブと導線が入ってます。使い方は後ほど。
デカール
RGとはいえデカールは水転写じゃないです。リアリスティックデカールという名称になってますがテトロンシールですね。粘着ノリが付いててそのまま貼るやつ。
組立説明書
最近の説明書はとってもわかりやすく書いてあるのでちゃんと読んでおけば誤作することはまずないでしょう。
というわけで総パーツ数にして何点あるのかすらもうわからない状態ですがこれはなかなかの作りごたえ。特に器用さが求められる部分はないと思いますのでじっくり時間かければ必ず完成にはたどり着きます。
ちなみにRGのmk-Ⅱですが、ティターンズ版の黒いほうも発売されていまして
RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ仕様) (機動戦士Zガンダム)
こちらを買って『来週は「クワトロ、またまたこっそりコロニーに」「ジェリド、試験飛行で落ちる」「カミーユ、ガンダムで生身のMPを脅す」の3本です。じゃんけんぽーん、おほほほほほ』という遊びをするのも楽しいと思います。
RG mk-Ⅱはこの辺がすごい
付属のメッシュチューブと導線は
説明書に長さの指示があるのでその長さでカットして
導線が芯になるようメッシュチューブのなかに挿入します。
で、このようにパーツの中に仕込むようになっていてですね、
こんな感じで樹脂モールドとはまた違った質感で動力パイプ的なものの表現をしているというわけです。
あとランナーBのところでチラッと書きましたが
腕や脚の骨格などもう関節のジョイントとか組まれた状態でランナー枠に固定されてるんですよ。なのでゲート切り離すだけでいいんです、楽チンですな。
説明書の順序通りに作業を進めると、最初にこんな感じで全身骨格が出来上がります。
これがまた関節の可動域が広くておかしなポーズもとれちゃいます。
で、骨格が出来たらあとはひたすら外装パーツをランナーから切り離して組み付けていくわけですが、ご覧のとおり片足だけでも21パーツ。こりゃ笑うしかないw
RGであってもゲートの処理くらいはそこそこしておかないと完成後にかなり悲しい気分になります。カミーユという名前を女の名前かと思っただけで殴られてしまうジェリドと同じくらい悲しい気分になります。
そういう意味ではこれだけのパーツ数に分割するのが本当にいいのかどうか、多ければ多いほど処理しなきゃならない量は増えますから。
この辺が今後のRGの課題かもしれませんね。
ちなみにざっくりゲートの余りカットして軽くヤスって下半身の外装まで組むのに4,5時間くらいかかりました。
というわけでパチ組み完了
で全身組むのにトータルで10時間くらい作業してたような気もします。こちらがパチ組み完了状態です。
他のブログのレビューなんかでは「胴が短い」ということが多数指摘されていて、気になる人はやっぱり延長したりしてるんですが、こうして本当に真正面から見ると決してバランスは悪くないと思います。少なくとも劇中イメージの私の記憶ではこんなスタイルだったはず。
リアビュー。基本的にパーツの分割位置はほとんど目につかないところに来るよう設計されてるんですが、ご覧の通り下腕の外装の分割線だけはどうしても見えちゃいます。
気になる人はここだけ接着して後ハメにしてしまうといいかもしれない。
サイドビュー。こうしてみるとコックピットの張り出しが結構大きいんですが、足の大きさもそれなりなのでバランス悪くは見えないです。あとバックパックってそれほど大きくないんですね。無印ガンダム→Ζガンダムに移行した頃(つまり私がガキの頃)は「うわっランドセルでけぇ」って思ってたんですけどね。
腕の可動域は
二重関節なので当然このくらいまで行きます。
脚の方も
膝の二重関節のみならず、つま先まで折れちゃいます。ちなみに太ももの外装パーツ、膝曲げる前と曲げた後でスライドして位置がずれてるのわかります?ちょっとしたことなんですけどこういうギミック仕込まれてるのも面白いところです。
これmk-2の標準装備状態…でしょうか、ライフル+シールドです。どっちかというとハイパーバズーカ持ってる方が印象に残ってるんですけどね。あ、写真撮ってないですけどもちろんバズーカも付属してます。腰の後ろにマウントもできるようになってます。
ちょっとだけやっておきたいこと
ちょうど1年くらい前でしょうかね、ガンプラの基本工作については
アラフォーのためのお手軽ガンプラ講座【01】:気付いたら手に取っていた毛がに | 56docブログ
このシリーズで6記事ほど書いてますので合わせて読んでいただけるといいと思います。
で、割り切って完全無塗装派という方にもこれくらいやっっておいていただくといいんじゃないだろうかという処理。
スチロール樹脂整形のあの独特の中途半端な艶を何とかしたいので
どのパーツも耐水ペーパーで曇らせます。1000番くらいで丁寧にこすればいいんですが、あまりに表面のヒケ(波打ち・凹凸)がひどい場合、あるいはゲート跡については600番くらいで均してからのほうがいいですね。で
これ「激落ちくん」とか類似製品でもいいんですけど、いわゆるメラミンスポンジでごしごしやるんです。すると表面が落ち着いて艶消し~半つや消しくらいの均一な肌になるんです。
上の写真と違う胸パーツなんですが、左半分にこの処理を行い右半分は整形のままです。
全身やるとこれがまた大変な手間ではあるのですが、完成度というか自己満足度が120%くらいアップするのでぜひやっていただきたいところです。
まとめ
こういう作業するときはやっぱりDVD見ながらとかがいいです。私も新劇場版Ζガンダム見ながら作りました。テンション上がりますよ。
私のお気に入りのシーンはアウドムラでドダイ改に載ってアッシマーとギャプラン迎撃(状況的に防御戦)するところなんですが、ドダイ改は未だキット化されてたことがありません。フライングアーマーやGディフェンサーも嫌いじゃないんですが、ああいうヒーロー然としたものよりダサメカに載って必死感丸出しで迎撃してるのがいいんですけど…
んじゃ。
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