2013年5月16日16:00、本田技研工業より緊急記者会見が開催されました。
ホンダがマクラーレンとのジョイントプロジェクトとしてF-1の舞台に戻ってきます。
ホンダ、「マクラーレン・ホンダ」F1復帰会見
戻ってくるんですね、ついに。
ニュース記事はこちらにも詳しくありますので合わせて参考に。
ホンダ、F1復帰を正式発表!マクラーレン・ホンダ復活! 【 F1-Gate.com 】
2013年5月16日
ホンダは、F1に復帰することを正式発表。2015年からマクラーレンにF1エンジンを供給する。
“マクラレーン・ホンダ”が復活する。ホンダは16日(木)、青山本社で緊急記者会見を開催。2015年からマクラーレンへのエンジン供給というカタチでF1復帰することを正式発表した。
(中略)
このプロジェクトでは ホンダ がエンジン及びエネルギー回生システムを開発・製造・供給、マクラーレンは車体の開発・製造及びチーム運営を担当し、マクラーレン ホンダ(マクラーレン・ホンダ)として活動していく。
F1では2014年より、1.6リッターV型6気筒直噴過給エンジンに加え、エネルギー回生システムが採用されるなど、エンジンのダウンサイジング化をはじめとした環境技術が導入される。これらの技術への挑戦は、内燃機関のさらなる効率化や、ハイブリッドシステムなど、先進のエネルギーマネジメント技術を常に追求してきた ホンダ にとって、将来技術の開発や技術者の育成などにおいて大きな意義があると捉え、参戦を決意した。
2015年からのプロジェクトなので実際にサーキットでホンダのエンジンがうなりを上げるのはまだ先になりますが今から楽しみですね。
チーム名称はまだ発表がありませんでしたが、単なるエンジンサプライヤーではなくジョイントプロジェクトということですからきっと「マクラーレンホンダ」になるんじゃないでしょうか。
エンジン以外でホンダの担当となるエネルギー回生システム、これは2009年からすでに導入されていますが、熱として放出されていた減速時のエネルギーを回収し機械的または電気的エネルギーとして貯蔵し再利用するシステムです。
これまではシステム出力60kWでしたが2014年からは倍の120kWまで引き上げられます。数字を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、要するに捨てていた熱エネルギーを車輪を動かすエネルギーとして回収しそれを利用することができる、ということです。
この辺は一般車両ではハイブリッド車などですでに実用化されているもので、その辺りのノウハウがレース-一般車両の互いのフィードバックにどれくらい貢献できるかが見ものです。
レギュレーションについてはこちらも参考になります。
2014年F1ルール(レギュレーション) | トップニュース|F1 車 映画|2013Live速報
KERS (運動エネルギー回生システム) 【 F1-Gate.com 】
さて80年~90年代のマクラーレンプロジェクト4については会見中にセナ・プロのMP4/4の紹介がありましたが、私が推したいのはやっぱりMP4/6ですね。強かった、そして美しかったです。
最初のエンストはご愛嬌。セナ/ベルガーじゃないですがこうしてMP4/6を見るとF-1が熱かった時代を思い出しますなぁ。
んじゃ。
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