「Webのコンテンツとは何か」とか、もう口に出すのもやめたら?という件

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忘年会の幹事でビンゴの準備に忙しいごろどくですどうも。景品の一部に(たぶん)1等の当たる年末ジャンボ宝くじ仕込んどきました。(たぶん)必ず当たります。

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僕が炎上を覚悟で「ビンゴ大会の景品批判」をブログに書いた理由。 | つたえる | 瞬間と永遠.com

1記事目だけだと普通はスルーするところなのですが久々にお見事な言い訳付きで「いしきたかいくりえいたー」を見たので一言だけ。

ビンゴのコンテンツはビンゴ

結局この人の伝えたいことは「必要な情報を必要な人に」ということらしいんですが、そもそも「コンテンツが何か」というところからして解釈おかしいんですよ。ビンゴのコンテンツは商品ですか?

何かあたるかも知れないし何も当たらないかもしれない。ものすごくいい賞かも知れないし完全ネタ賞かもしれない。誰にどんなものが当たるかわからない、その「ワクワクドキドキ」がコンテンツじゃないですか。当たった後のリアクションやコメントも含めて。

つまりビンゴのコンテンツはビンゴという行為そのものなのです。

どんな嗜好を持った人間かわかんないのが大勢集まってるんですよ。事前に調査したわけでもないのに「その人に必要なもの」なんか当たるわけがないでしょうが。欲しいものを欲しい人にあげちゃったらもうそれ成立してないんですよゲームとして。ただのバラマキですよ。で、ご当人もちゃんとビンゴやるって事前にわかってるわけですよ。バラマキじゃなくて。

というような基本的なところをガン無視してそれを例えに「Webに、ユーザーにとって有用な情報を」と言ってもそりゃ伝わりませんよ。

そもそも「Webのコンテンツ」とかいうのが自分たちの制作物かそれに類するもの程度の視界で本当にいいのか?WEBには役に立たないコンテンツにあふれているというが、2ちゃんのチラ裏にも便所の落書きにもそれなりに価値を見出す人間だっているわけですし、検索順位300番以降の埋もれた個人ブログにも発掘した人には役に立つ情報はあるのです。

「Webのコンテンツ」=「自分たちの製作物」というものすごい勘違いと狭い観測範囲でモノを語る姿勢が燃料ですからそれはもう燃え盛るの必至じゃないですか。もう絶滅したかと思ったけどまだこういう「意識高い」ひといるんだな、と。

いやWebに限らず製作・制作者はユーザーの真のニーズ掘り下げなきゃダメですよ。よりユーザーのためになるコンテンツなり商品なり作るならば。それがさ、制作者のオレ判断で「これこそがユーザーが真に求めるコンテンツフフン」とか言っちゃ絶対にダメなんですよ。真のニーズつかむのってそんなに簡単じゃねぃんだよ。なんならユーザーに直接聞いても口に出すことと腹に抱えてることが違うなんて日常茶飯事だ。そこで、この方はそのビンゴについて同じ会場にいたほかの誰か一人にでも感想聴いてみたりしたの?つまりこの記事の筆者が考えるであろう「こうなってはいけない制作者」にご当人が(少なくともこの記事に関して)成ってしまっているのです。

まとめ

件の記事のカテゴリが「伝える」になっていて全く伝わってこないおかげで逆にいろんなことがわかって本当に良かったですね勉強になります。

というわけで幹事やりつつビンゴは私も参加しますので自分で仕込んだ(たぶん)絶対に1等が当たる年末ジャンボ宝くじが私に当たることをドキドキワクワクしながら祈りつつ26日の忘年会を迎えたいと思います。

んじゃまた。

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