透明度表示求めるrgba(0,0,0,0)「MS不信に陥る」

 「MS不信に陥るよ」。それまで不平不満も言わず、まじめに機能していたrgbaがある時、急に態度を変える。web業界における納品前チェックのトラブルでよく耳にする話だ。決して旧ブラウザ対応が整備されているとはいえない業界にあって、こうしたトラブルはいま、現場で頻繁に起きている。今回、当事者となってしまった東京都内のwebディレクターも、「話に聞いていたが、まさか自分がという思いだ」と打ち明ける。

 「不平不満も言わず、まじめに機能するいいプロパティだ」。ディレが最初に受けた印象で、何事もなく半年が過ぎようとしていたが、それまで何も言わなかったrgbがIE旧バージョンでも正しく表示できるようになりたいと申し出てきた。代替機能をJSで用意するだけの余裕はないディレにとって、至極当然の要求とはいえ外部スクリプトを探す時間を取られるのは痛手だ。ディレは状況を説明した上で、苦肉の策として、IE旧バージョンをターゲットブラウザから外すようクラの了承を得ようと試みた。

 一時はそれでしのげたが、そのrgbaの態度は徐々に悪化。何かといえば不平不満を口にする。見かねたディレがコーダーに相談しても、態度は変わらない。

 対応に苦慮していた時、新たな問題が起きる。全エンドユーザーのIEバージョンアップを要求してきたのだ。ありえないと諭すと、今度は弁護士を伴ってクラへ駆け込んだ。

 同業大手の仕事をしていたディレは、クラからその事実を聞かされ慌てた。後でわかったことだが、rgbaはコーディングされてから、すべてのアクセスログをコピーして保管していたのだという。確信犯だった。訴訟の請求は旧バージョンIEの全廃だったが、調停で妥協案を示し、トップページ最下部に小さく「このサイトをIEでご覧になる際はバージョン10以上をご利用ください」という但し書きを入れることで解決を図ったという。

 しかし、問題はそれだけで終わらなかった。クラから案件削減というおとがめが来たのだ。仕事は長時間拘束される上に、旧IEのシェアを見れば純HTML5&CSS3コーディングの実現には程遠い。トラブルの原因は、何でもかんでもターゲットブラウザに指定してHTML5普及の低迷をさせたクラにも少なからずあるのだと社長は考えていただけに、「迷惑をかけたのは事実だが、案件削減には納得はできない」のが実情だ。

 しかし、強く撤回を求めることもできず、従うしかないという。「平気でディレを裏切るrgbaや、臭いものにフタをするクラの姿勢に、MS不信に陥った」。web業界から身を引くことも考えたが、残ったCSS3プロパティのためにも続ける覚悟を決めた。ディレは、「自分のコードは自分で守らないといけない。不測の事態に対応できるよう、しっかりと環境を整備しなければならない」と話す。

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残業代未払い求めるドライバー「人間不信に陥る」|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

残業代未払い求めるエンジニア「人間不信に陥る」 – 這い寄るゆろよろ・アンド・ライジングフォース日記

会社のカラーがrgba(0,0,0,0)である可能性も否定はできない。黒いけど透過してて世間にはバレないっていう。

んじゃ。

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