2017/04/22はHGUC203 MSZ-006 Zガンダムの発売日でした。たまたま気が付いたのが数日前で、全然買う予定になかったんですがZガンダムは旧キット(旧HGUCじゃないよ!)以来実に30年以上作ってなかったのでどんなもんか買ってみました。
ゴールデンウィーク前だし、これから作ってみようかなーという人の参考になればと思い。パチ組の過程写真で簡単フィニッシュ/本気フィニッシュ・改修のポイントになりそうなとこ中心に書いていきます。長くてかつ写真多く重めの記事ですすみません。
ガンプラ界隈で定番の他ブログレビューは最後の方にリンク張ってますのでそちらも合わせて参照を。
GUNDAM EVOLUTION PROJECTについて
ガンプラ40周年の記念プロジェクト名であってガンプラシリーズの名称ではありません。HGUCは今まで通りHGUCです。シリーズ名にしちゃうと売れなかったり不評だったときに後始末大変ゆえ。ちなみに「GUNDAM EVOLUTION PROJECT」は長すぎるので、「G.E.P.」とかいう略称でも定着してくれればいいなくらいには思います。
同じHGUCでこれまでのREVIVEアレンジも世間的な評判は微妙だったみたいで、私などは「ガシガシ動くカッコいいベースキット」があれば十分だと思いますけど。価格帯考えれば可動トイと比べるべきものでもないと思います。プラモデルはあくまでプラモデル、気になるところがあれば自分で改修すればよいのです。
といったことをふまえ、以下レビュー。「このキット最高、みんな買おうよ」みたいなレビューはあまり意味がないと思うので、私目線で(良くも悪くも)気になるところなどをつらつら書いていきましょう。
パッケージ
パッケージアートは近年通りの「アート」です。キラキラしてるのも従来通りです。つまりイメージです。商品の出来=パッケージではありません。店頭で知りうる情報としては側面の完成例だけですよね。
素立は旧HGUC Zのほうが美しいという噂を聞いております。私は急HGUC Z作ってないので比較できません。これ見る限り十分カッコいいです。少なくとも一部だけ大きいとか小さいとか細いとか太いとかいうのは見当たんないです。
ウェイブライダーも良いじゃないですか。フライングアーマーデカいです?MS形態の時も別に気にならないです。そしてMA形態でフライングアーマー小さいとちょっと残念じゃないですか。
G.E.P.は可動が売りらしいのでその辺のアピール写真だと思われ。ただし肩というか腋のあのZ独特の装甲版の可動はちょっと独特です。詳しくは後述。
武装はハイパー・メガ・ランチャー、ビームライフル、シールド、下腕のグレネード両手分、ビームサーベル2本付き。
ハイパー・メガ・ランチャーにはランディング・ギアが取り付けられます。残念ながらフライングアーマーには直接ランディング・ギアを取り付けられません。
これおまけですが反対面の機種解説みたいなやつのミニアート。最終回のthe-Oとの斬り合いのアレ。
「賢しいだけの子供がなにを言う!」「賢くて何が悪い!」
罵り合ですがカミーユは賢しいだけではない、宇宙世紀最強(最凶)の殺人エスパーでしたが。精神崩壊は、理由(大義名分があったとしても)はどうあれやっぱり人を殺し続けたことの代償だと思うんですよ。戦争一般における正義不在の普遍性を当時の富野的に表現したかったのではないかと。
それはさておきレビューの続き。
商品構成・ランナー等
箱を開けるといきなり5袋です、5袋。多いよ。
ランナー数に至っては7枠ェ…
いや7枠+PC枠+サーベル枠だ。差換え変形キットかつ可動が売りゆえ仕方ないのか。HGUCの気楽さがあるかというと微妙な感じではあります。
他所のブログとかレビュー動画見ると2時間半で組みあがったとか言うのがありました。ゲート一発切りで組むだけだとそんなもんでしょうかね。
ゲート二度切かつゲート跡ナイフカットまで(ペーパー当てほぼなし)で私の場合たぶん8時間くらいかかってます。それくらいのボリュームはあります。ヒケカエリ含め表面ほどほどに処理すればさらに時間かかるでしょう。エッジがあまり面取りしてない綺麗なエッジなので出来るだけこれを生かしたいゆえ、この辺は時間かかっても丁寧に作業したいところです。
以下各枠の構成など。
A枠
カラフル枠。たぶんそんな名前ではない。肩脚バーニアのイエローオレンジと、アンテナ・襟・胸ダクトのイエローが地味に使い分けられているのは素晴らしい。
メインカメラアイのみクリアグリーンで再現。赤も黄色も近年のHGUCどおり濃い目で透けがなくていいです。
HGUCでない旧キット群で遊んでた世代の方はご存知だと思いますが、昔のパーツは肉厚が薄いこともありビビッドな色のパーツは透っけ透けでした。多色かつ透けないのが当たり前というのはいい時代になったと思います。
B枠(B-1、B-2)
脚腕胴の外装メイン白パーツ枠。緑とか青とかが入っていないであろう綺麗な白(、に極めて近いグレー)です。REVIVE RX-78-2は緑がかってましたね。
左右対称部分があり、かつ点数が多いのでB-1、B-2の2枠構成でこれはC枠、D枠も同様です。
C枠(C-1、C-2)
濃すぎず薄すぎず万人向けの青枠です。アニメのイメージは水色がかった青だと記憶しておりますが、それよりは濃いと思います。
簡単フィニッシュの人たちは艶消し厚めに吹いたら明度上がってアニメカラーに近づくと思います。
D枠(D-1、D-2)
内骨格的な部分のグレーパーツ。インストでは他の枠同様ポリスチレンとなっていますが、主に関節用なので素材的にはやや軟質です。
このZガンダムに限ったことではなく最近のキット全般に言えることですが、削り味が粘っこく傷がついた時の復旧がちょっと難しいです。
全塗装なら下地作るでしょうからそんなに問題にならないですけど、簡単フィニッシュするつもりならパーツの切り出しやパーティングライン消しでニッパー・ナイフ使う時に不要な傷をつけないよう注意したいところ(コレ結構大事)。
E枠
ほぼ黒のE枠、フライングアーマーのパーツです。端部の赤は残念ながら一体成型のため黒。次の写真にあるステッカーでの再現となっております。
それと、後述しますが可動翼は二重挟み込み式ですので縁にどうしても合わせ目が発生してしまいます。
その他
ビニル系素材のサーベルエフェクトパーツ2本、PC枠、そしてステッカー。
カメラアイ内側に貼る反射用シルバーもステッカーに付属。最近は底版なんですかね。カメラアイのくまどりも段差しっかりしてるので、反射ステッカーとくまどりペン塗りでもそれなりに見られるようになると思います。
ちなみにPCは結構使わないやつも多いです。使うの半分くらいかな?
頭部
アンテナは当然の如くフラッグ付き。安全対策もあるんでしょうが、先端の湯流し考えるとどうしても湯だまり付けないと整形難しいんだろうな、と思います。
カットの際はアンテナ折らないように注意。時間はかかりますが一気に切り落とすよりも削ったほうが無難です。
頭部はヘルメット左右分割。トサカは別パーツです。
メットの分割線はモールド処理になってるので一応合わせ目処理しなくてもそれなりに見えます。たぶんこのためにトサカ別パーツにしてるんだと思います。しかししかしそのトサカパーツ、
ゲートがモールド処理(ここでは後ろカメラ)に掛ってて(写真のナイフで指してるところ)、整形時にモールド殺さないようにちょっと気を付けたいところです。
組立て正面と斜めアングル。バランスは悪くないと思います。襟足は割と下向きかつ顔はやや面長なのでセンチネル顔(カトキ顔)ではありません。
センチネル顔にしたいときは前後に割りなおして襟足作り変えとなるのでちょっと大変そうです。
左右ダクトとバルカン、あとトサカカメラの内側がフェイスパーツ側と一体なので塗装がすごく楽そうです。こういうのは良いところ。
上半身に組み付けた状態。顔が大きいというよりは襟が小さい?です。
襟足と頬当てが襟に引っかかるので、可動範囲が近年のHGUCから見ると狭い方でしょう。キットのままだと真横とかは向けません。見上げも厳しい。
襟パーツを何とかしたいところですが、ウェイブライダー形態の時に胸パーツ(青いところ)は前後とも使用するので、こっちは無加工で襟だけ何とかするのはなかなか大変かも。
胸・胴・肩
肩関節の内部。白い装甲の外にボールジョイントがあるほか、内側でも長孔に軸を通す形で
このように引き出しが可能となっています。これたぶんこのキットの可動で一番注目されるとこだと思います。肩を動かさないときは
まぁ特に不自然じゃないんですが
んー、肩を振り上げると白い装甲も一緒に上がってしまう…ボールジョイント側の可動範囲がそれほど大きくないのでどうしてもこうなってしまうんですね。
左右の振りだとそれほど目立たないんですがね。ただし
軟質樹脂パーツは丸見えなのでこの辺をどう料理するか。妥協できるという人もいるだろうし、カバーパーツ新造しないと嫌だ!っていう人もいるだろうし、意見の分かれるところじゃないでしょうか。
あと胸パーツに限ったことではないですがエッジが綺麗な分、初期ロットでも縁のカエリ、波打ち、湯の合流ラインの目立つところが結構多いです。
簡単フィニッシュでも全体にペーパー当てするしないで仕上がりが大きく変わると思いますので。
腕部
上に出てきた白装甲外のボールジョイント側。
で肩アーマーで挟み込みです。変形(差換え)の都合もあり、なんと肩スラスターが可動ですカッコいい。
腕の内骨格。普通ですね。分割でないパーツも型割りのパーティングラインで組立後に見えるところもあります。
ナイフで軽くカンナ掛けしてペーパー当てておきたいところですが、先述の通り軟質パーツは誤って切傷つけたりえぐってしまったりするとリカバリー大変なので丁寧に。
外装パーツ付けた状態で肘(当然二重関節です)180°曲がります。
ところでZガンダムの袖口って昔から白でしたっけ?バラパーツだし嫌なら別にそれだけ色塗ればいいだけの話ですが、ちょっと気になったのでメモっておきます。
上半身と腕接合。やっぱり肩アーマー廻さないで腕振り上げると腋の白装甲の動きが気になりますね…全体としての可動範囲は広くていいんですけど。
あと写真では伝わらないので補足ですが、肩関節も肘関節もやや硬めのハメ合いです。当りが悪いんじゃなくてこういう仕様です。ハイパー・メガ・ランチャーみたいな重いもの持たせたときに自重で下がらないように、ということでしょう。
写真撮り忘れたんですが、ハンドパーツは握り手のみ。平手はありません。ありません。大事なことなので2回言いました。平手は欲しいよ。
あとグレネード発射口が蓋になってて開閉可動式でした。蓋は差し込み式でいいので平手ェ…
脚部
足のパーツ構成。ウェイブライダーでもそのまんま使うので可動多めです。スリッパは別パーツ。
踵もきれいな角が出てますのであまり殺さないようにしたいところ。
爪先と踵は折りたたむとこまで動きます。あとZ自体そういうカタチなので仕方ないですが
接地面積はかなり狭いです。足裏は肉抜きがないので無加工でもそれなりに見られる形になって良いと思います。
太ももから膝にかけて内骨格に外装はめたところ。
撮影失敗して分かりにくく大変申し訳ないですけど、太もも外装は前後割りで合わせ目が見えてしまいます。ダボ多めなので後はめにして合わせ目処理するのもやや手間がかかると思います。
下脚。これは嬉しいバーニアと膝周りの青の別パーツ化。
下脚は太ももと違って合わせ目の見えるところはなさそうです。見えないというか、合わせ目をセンターではなくオフセットして段差処理してるというか。仮組で隙間の出ないように調整しておけば何ら問題ないでしょう。
足と下脚は四角い長孔で接続してスライドするようになってます。ただし可動はかなり固め。自立した時に弛んではいけないのでいたしかたないところではある。削って調整したい人は弛くなり過ぎないように注意しましょう。
脚全体の組立状態。ふくらはぎに張出があるので、膝の可動範囲は120℃くらいでしょうか。
足は長孔と反対側がボールジョイントながら下脚の装甲にはさまれるので全体的に稼働範囲は小さめ。最近のジオンMSキットなんかに比べると自立安定性がやや低いといった印象を受けました。
腰アーマー
腰のリアアーマーはなんとスラスターバーニアが別パーツ、そして裏打ちパーツ付きなのでそのまんまでも結構見映えがします。
ウェイブライダー形態でもよく見えるところなのでその辺の配慮なのかなーと思います。一方フロントアーマーはというと
出荷状態では左右一体ですがインストで最初っから切り離す指示です。今までは切り離すと左右独立可動「も」出来ます、的な表現だったと思いますが。
で、ふんどし被せるんですが
こちらはリアアーマーと違って裏面があっさり。全部組立てたてたらわかりますが
リアアーマーとフロント・サイドアーマーの密度感が違います。HGUCなら何にもなしが普通なのでリアがよく出来すぎなんだろうとは思います。ただ全体で見たときにアレッ?って感じなので、手の加えどころでもあるのではないかと。
本体全景
作業場での撮影で背景汚くて申し訳ない。人型のバランスとしては全然アリだと思うんですけどどうです?腹も細すぎないし短すぎないし。
ま、胸胴周りは外装のみウェイブライダーで使うので上手いことやれば多少骨格バランスは変えられると思うのでその辺はお好みで。
フライングアーマー
最初の方でも書きましたが、フライングアーマーは二重挟み込み式で可動です。旧HGUC知らないで旧キットからワープしてきた私にとってはこれだけでも素晴らしい。
端部の赤はシール再現なので塗装したくなるところ。塗り分けは直線なのでマスキングテープで全然イケるんですが、素地が黒なので綺麗な発色のためには白っぽいグレーもしくはサフの下塗りが必須です。
背中に面する側はでっかく開口でスカスカ感が。組み立てるとほとんど見えないとこだとは思いますけど。
ディティールアップ派のあそびどころでもあるのでは。「なんか機械っぽいもの見えてる」的な感じで。
これが端部の合わせ目。ロットが若いうちは合わせ悪くないと思うので仮組してペーパー整形でも接着なしで目立たない程度には合わせられると思いますが、今後版を重ねて型が傷んできた来た時にどうなるか。
武装等
シールド組立後取り忘れたゴメン。全体形状は良いですよ。デカすぎないし。ただ機首になるとことかは肉厚あるだけにヒケとか結構目立ちます。しかも深い。
目立たないほど削ったら形変わっちゃうな。パテ→塗装が無難でしょうか。
ビームライフル。左右分割で先端はスライド式。スライド保持はやや甘めなので薄っぺらいテープ貼りなどで気持ち修正したい(組んだら見えないとこだし)。
グリップは可動。あと一番後ろにウェイブライダー取付用の差し込みが収納されてます。一応ライフルとして手に持つときには見えないようになってます。
ハイパー・メガ・ランチャー。左右分割伸縮式はライフル同様。ランディング・ギア取付用の穴には二パーツありません。でも目立ちません。少なくともこの写真で「どこがその孔か」気づかない人は気にしなくていいと思います。
組立完了
ということでパチ組完了です。
MS形態のスタイルはもうここまでくると好み以外の何ものでもないので好き嫌い以外の判断基準はないと思います。私は好きです。
背負ってるフライングアーマーが重たいので、出荷初期状態で足の関節もうちょい硬い設定でも良かったかなーと思います。股関節も気持ち左右に開きやすいです。たぶん私はあとで軸にプラパテ塗って調整すると思います。
ウェイブライダー形態
一応「差換え変形キット」ということなんですが、正しくは変形でも差替えでもなく「組替え」キットと言った方がいいような。たぶん旧HGUCも同様だとは思いますが。
MS形態とMA形態でそれぞれ別に基幹パーツがあって、両形態に共有するパーツを組替える感じ、とでもいえばいいのでしょうか。言葉で説明するの難しいな。
少なくとも「変形に近い一部差替え」ではありません。本キットを芯に完全変形に改修するのもたぶん無理があると思います。そういうのを欲しい人はRGか可動トイ買った方がいいと思います。
以下ウェイブライダーをいろんな角度から。
このキットの素晴らしさはこのウェブライダー形態にあるんじゃないでしょうか。破綻がないです。このために買うのも十分にアリだと思います。
これでフライングアーマーに直接ランディング・ギアつけられたら完ぺきだったのに…いや贅沢すぎですねそれは。
ちなみに設定上ハイパー・メガ・ランチャーは青が正解ですが、この形態でのまとまりのためにフライングアーマーとランチャーを同じダークグレーで塗りたくなってしまう私は変態でしょうか。
おまけ
いわゆる主役機の系譜@1/144。1基抜けてるアイツのことはもうみんな忘れてください。νガンダムもともとデカい(しかもさらに胴伸ばしてる)ですけど、こうしてみるとこのZガンダムもmk-Ⅱより結構デカいです。オーバースケールなんでしょうか。
関連情報リンク等
ガンプラ40周年プロジェクトということでバンダイ公式はコチラ。
GUNPLA EVOLUTION PROJECT | バンダイ ホビーサイト
今のところ第1弾Zガンダムの情報のみですが、「第2弾 COMING SOON」の表記があるので、Zで終わりということではなさそうです。
あくまでHGUCということなのでRGとは当然違う路線。REVIVEの延長に40周年被せてきたような感じだと思えば。
事前情報はこんな感じでした。
2020年ガンプラ40周年に向け「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」始動!第1弾は「ゼータガンダム」! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
HGUC ゼータガンダムのパッケージ(箱絵)、塗装完成見本画像、テストショット写真、キット解説画像公開(テストショットの本体完成写真公開) – 早耳ガンプラ情報局
こちらは電撃ホビーの特集記事です。
1/144スケールのΖガンダムが4月に発売!ガンプラ40周年見据え、『GUNPLA EVOLUTION PROJECT』始動! | 電撃ホビーウェブ
人気機種だけに新旧キットのレビューはAMAZONの方にも山ほどあります。
HGUC -GUNPLA EVOLUTION PROJECT- 機動戦士Zガンダム ゼータガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)
HGUC 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム (機動戦士Zガンダム)
ガンプラ専門ブログのみなさんのレビュー記事はコチラ。パチ組完成品の写真はこっちの方が豊富なので私はあまりマジメに撮影しませんでしたスマソ。
HGUC GUNPLA EVOLUTION PROJECT Zガンダム
HGUC -GUNPLA EVOLUTION PROJECT- Zガンダム サンプル素組レビュー |
【ガンプラ】新HGUC「ゼータガンダム」レビュー “GUNPLA EVOLUTION PROJECT”第一弾! : GUNDAM.LOG|ガンダムまとめブログ
HGUC ゼータガンダム GUNPLA EVOLUTION PROJECT レビュー
まとめ
全体としてMS/MA両形態とも立体物として及第点以上の出来であり(ここが全然ダメ、というところがない)、とくにウェイブライダーについては秀逸な出来であると思います。無理に変形にこだわらず組替えで良かったと思います。すみわけとしてはRGありますしね。
一方、やはりあくまでこの価格帯の「プラモデル」ですから、完全ディスプレイキットとしてどうか、変形もの/可動トイとしてどうかと言えばいくらでも手は加えられるでしょうし、そこが腕に覚えのある人の力の見せ所でもあるでしょう。
強いて欠点を上げるとすればHGのいつものお気楽さが多少失われている、ってとこでしょうか。パーツ点数多いし、ゲート位置が微妙なところもありますので。ゴールデンウィークなど時間をたっぷりとれるときにのんびりやるのが良いと思います。
価格としては定価1,800円で実売はだいたい1,500円前後でしょうから、最大公約数を汲み取ったうえで価格以上の価値はあると言っていいと思います。
以上簡単にHGUC203 MSZ-006 Zガンダム キットレビュー[GUNDAM EVOLUTION PROJECT]のレビューでした。
ちょっとカッコいいREVIVE RX-78-2 ガンダム、やっと完成しました。 | 56DOC BLOG
ガンダムみたいにまじめに作るかどうかは未定です。今年の仕事はヒマであってほしい。ヒマであるように皆さん祈っていてください。んじゃまたー。
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