冬は釣りお休み期間のごろどくですどうも。
奥さんが急に釣りに目覚めたのか、ワカサギ釣りに行きたいと言いまして。氷上穴釣りのアレです。
とはいえタックルは一切持ってないのでどうしようかなーとあれこれ調べてたらなんか自作できるらしくて。
なので、自宅に転がってる材料で実際に作ってみました。
(とはいえ、ふつうの市販タックルも1セットは用意。うまくいかなかったら困るので…)
あとタックル以外にあれこれ必要なものとかあったら便利なものとか調べたので、その辺のこととかまとめとこうと思います。
ワカサギタックルの自作
まずは自作タックルのまとめ。
買ったとて3,000円くらいあれば最低限のものは買えるみたいですけどねー。
ガイド
百均で売ってるステンレス番線で作れます。
ドライバーの軸とかに巻き付けて作ります。
内径は4~6mmくらいがいいと思います。あまり小さいと濡れると凍ってしまいます。1巻半後に
余長をねじねじします。
穂先
穂先の材料は
ナイロンの結束バンドとか
塩ビの下敷き細切りにしたりして作ります。
硬質塩ビのカットは、5mmほどの幅でカッターで筋入れて
パキっと折って刃を差し込むときれいに割れずに切れます。
硬質塩ビは1枚じゃ弱いんで、2枚重ね、3枚重ねにして接着します。
重ね長さを全長じゃなくて重ね段ごとに変えると竿の調子の調整ができます。
穂先の長さは20~30cmくらいにするのが一般的だと思います。
穂先組み立て
ガイドのねじねじした余長を
90°に折ってセキ糸巻いて固定します。釣具屋さんで売ってるセキ糸じゃなくて、ミシン糸とかで全然オッケーです、ワカサギ竿の場合は。
糸巻いた後に、その部分を2液エポキシや、UVレジンでコートしていきます。UV硬化型のジェルネイルでも良いです。
ガイドピッチは先端から、4,5,6,7cmで5ガイドにしました。穂先全長は27cmなので、手元側残ったとこに差し込み用の根本を取り付けます。
穂先の根本
市販の穂先は外径5mmの軸が標準で、メーカー違っても互換性があるらしいです。
家に8mmの硬質ウレタンがあったので4,5cmくらいにカットし
鋸刃で真ん中にスリットを作り
穂先の根っこを差し込み、長さ2~3cmくらいの範囲をやすり等で削って外径5mmに整形しました。
以上で穂先の完成です。
リール
さすがに自作できません笑
ダイワのスーパーコロネット2みたいなこういうミニ太鼓リール
900~1,300円くらいで売ってると思います。amazonでも似たようなもんです。
右巻き、左巻両方の表示があるのに、切替の装置(ボタンやレバーなど)が見えないときは
メカブレーキノブ外したら、ノッチプレート(?)にピンが生えてまして、これを本体のどっちの穴に差すかで巻き方向を変えることができます。
なお、スプールは左右非対称なので、巻き方向変えた場合はラインの巻替えも必要になります。
中古釣具屋さんで程度そんな悪くないやつ、半額以下で帰るので、節約派はそちらのほうがいいかも。
100~300円で、多少ボディに傷あっても、バラして糸噛みなおせば全然使えたりとかあります。
上の写真のはリール330円、竿110円で買いました。試しにやってみるくらいならこれで十分と思います。
グリップ
穂先とリールの用意ができたのであとはグリップを、
SPF材の1×2材が家にあったのでこれを20cmくらいにカットして、穂先の根っこを差し込む5mmの穴をあけました。
処分した投げ釣りのリールシートをたまたま持ってたので、それを巻いてグリップにしました。
手作り感すごい。
針外し
釣れた魚を外すやつです。
これも買うと1,000円以上します。釣具はなんでも高い…
100均グッズで自作できます。
今はあんまり使わなくなった鉛筆キャップを使います。プラスチックじゃなくて真鍮製のやつがいいです。キャップの中に
穂先の根っこで使ったのと同じ硬質ウレタン棒を突っ込みます。
1mmプラ版2枚重ねにしたベースプレートに木ネジ通す穴開けて
ウレタン埋めた鉛筆キャップを木ネジで固定していきます。ベースプレート・木ネジはプラ用接着剤でかためます。
ベースプレート同じのもう一枚作って、M5のボルトナットでサンドイッチ固定できるようにしときます。
鉛筆キャップの外径が8mmくらいなので、取付ピッチは10mmくらいにしました。
魚の付いたハリスをこの間に通すと、ワカサギはこの間を通らずハリスの針だけが通過するので、口が切れて魚が落ちるという仕組み。
あと、真鍮パイプと番線でテキトーに
仕掛けをひっかけて置くアンテナも作ってみました。
ダイソーに、ベースプレート取り付けるのにちょうどいい具合の取手穴があいた半透明の箱があったので(150円)
これで釣った魚をスムーズに取り込んでいけますね。
自作できる部分はこんなとこです。
その他わかさぎ釣りに必要なものなど
その他諸々、必要なものなど。
カウンター
これは必須ではないんですけど。
釣れるときには100尾超えることも普通にあるらしいので。
ちなみに最近の百均はなんでもありますねー、
かちゃかちゃカウンターも売ってました。釣れた数をカウントするもの。これが役立つほど釣れるといいんですが…
仕掛け
ワカサギ仕掛けは
針の小さなサビキを使います。ここまで自作する人もいるようです。さすがにそこは素人には無理なんで、市販品購入で良いと思います。
エダスが7,8本のものだと絡まりやすいので、5本くらいのものから初めて、慣れたり数釣り出来るようになったら、エダスの多いやつにしてくと言いと思います。
針サイズは0.5号~3.0号くらいのものまであります。小さいほど魚は食いやすい一方、エサが付けにくかったりします。
とりあえず1.0号~1.5号くらいが無難なのではないかなと思います。
おもり
0.5号(約2g)~2号(約7g)くらいの何種類か用意しとくといいと思います。
ワカサギ用おもり特有の仕様として、下側にハリス止めがついてたりします。
これは「おまけ針」という、サビキ仕掛け以外の単独の針を付けられるようになってるんですが、これは必須ではないので、ふつうのナス型おもりでも全然使えます。
活餌・疑似餌
ワカサギ釣りの餌は基本的に生餌。サシ虫、ワカサギウォーム、ラビットウォーム、赤虫などを使います。
虫がどうしても苦手な人には
一応こういった疑似餌も売ってます。
一般的に、活餌に比べて疑似餌は釣果が落ちるといますが、ワカサギに限っては釣れるときはどっちでも釣れるし、釣れないときはどっちでも釣れない、ということがよくあるようです。
500尾/日を600尾/日にするようなエキスパートの数釣りでは当然差が出るとは思いますが…初心者はあまり気にしないで良いと思います。
ピンセット
活餌つまむのに必須です。寒くてかじかんだ指で直つかみはなかなか大変なので~
ダイソーに売ってた「逆作用ピンセット」。手元をつまむと開いて、力抜くと閉じるやつです。普通のピンセットだと寒いとやっぱり使いにくいです。
アイスドリル
氷上穴釣りに絶対必要なやつ!
我が家は義父さんがチカ用に買って使ってなかった売やつがあったので借りました、ラッキー。
さて実釣りは…
準備編ということで今回はここまで。一応これで釣りに必要なものは全部あるはず…
さて釣果のほどは…?
コメント