12月に入って北海道ではすっかり雪景色になり、ラジオからはマライアやポールマッカートニーらのクリスマスソングが聞こえるようになりました。山下達郎はまだ今年は聞いてないかな?
ひとつ前のエントリが軽く背筋が寒くなるニュースだったので今回はちょっとゆる暖かいお話などを。
サンタクロースにまつわるトリビア的なあれこれ
wikiその他で調べると色々あるんですね。ざっとまとめときます。
1.実在の人物
モデルとなったのは4世紀ごろの東ローマ帝国の司教、聖ニコラウス。教会では学問の聖人として列聖されているため、「聖(セント)ニコラオス」と呼ばれる。アリウス異端(父たる創造主と子たるイエスと精霊はそれぞれ異質なものと考える教派)と闘った。
2.「セント・ニコラウス」から「サンタクロース」ヘの転化
「セント・ニコラウス」をオランダ語で言うと「シンタ・クラース」となる。17世紀アメリカへ入植したオランダ人がこれを「サンタクロース」と伝えたのが広まったらしい。
3.「サンタクロースのプレゼント」という風習の下敷きとなった伝説
聖ニコラウスが貧しいため3人の娘を嫁がせられないとある家庭のことを知り、この家族のために夜中こっそりと煙突から金貨を投げ込んだ。暖炉にはちょうど靴下が干してあり投げ入れた金貨はその中に入った。このおかげで3人の娘は身売りに出されずに済んだそうな。
4.クリスマスとのかかわり
オランダではもともと14世紀ころから聖ニコラウスの命日12月6日「シンタクラース祭」として祝う慣習があった。そのうち時期の近い祝祭(冬至やイエスの生誕)と集合して現在のような「クリスマスにはサンタがやってきてプレゼントをおいていく」という話になっていった。
5.サンタ宛の郵便番号
カナダではサンタは「HO HO HO(ホゥホゥホゥ)」という特徴ある笑い方をする、ということにちなんでサンタクロース専用の郵便番号「H0H0H0」が用意されている。子供が返信用の切手を同封して返信先住所を書いて手紙を送るとサンタから返事がもらえる…というカナダの郵便局員のボランティアで成り立ってる夢のあるお話。
6.ドイツのサンタ
ドイツではサンタは双子で、良い子は紅白の服を着たサンタがプレゼントを与えられ、悪い子は黒と茶色の服をきたサンタにお仕置きをされる、という伝承がある。黒サンタ=なまはげ、的な。。
7.日本でのクリスマス
1926年、大正天皇が崩御した日である12月25日が大正天皇祭として新たな祭日にされ、日本でのクリスマス普及に大きな役割を果たしたとされる。
8.松任谷由実「恋人がサンタクロース」
映画「私をスキーに連れてって」の主題歌。商業主義的クリスマスの代表曲で喪女・喪男のもっとも嫌いな楽曲。ゴロドクさんもどちらかというと商業主義的クリスマス否定派です。が、原田知世はいつ見てもかわいいね。てへぺろ。
9.サタンクロス
漫画「キン肉マン」に登場する超人の1人。正体はアシュラマンの幼少時代の家庭教師・サムソン・ティーチャーだが、邪悪の神である知性の神により寄生虫サタンクロスを腹部に植え付けられ西洋忍者・サタンクロスを名乗り、知性の神に従い戦うようになる。なんかこのエントリで説明することではないような気がする。ま、いいか。
私が小さかったころ
今どきの子供ってサンタクロースを信じてるのかどうかよくわかんないですが今のところ我が家の小1の娘は信じているようです。
ちなみに私の小さいころは一切信じてませんでした。っていうかクリスマス的な何かって家庭ではなかったです。たぶん私が小1のころの実家でのやりとり。
ゴロドク「ウチにはクリスマスないの?」
ゴロ父母「ないよ」
ゴロドク「サンタも来ないの?」
ゴロ父母「来ないよ」
ゴロドク「世の中クリスマスだなんだって浮かれてるんだけど」
ゴロ父母「うちは関係ないよ」
ゴロドク「なんで?」
ゴロ父母「うち仏教だから」
ゴロドク「えっ」
ゴロ父母「えっ」
えーとだからといって仏陀の誕生を祝う4月8日の花祭りもやったことはないですょ。念のため。
そんな56DOCブログ創設者ゴロドクからのお願いをお読みください
おとーさん、おかーさんは子供の夢は大事にしてあげましょう。
おにーちゃん、おねーちゃんはもしサンタがいないことを知っていてもおとうとやいもうとにはナイショにしておきましょう。
ぐすん。泣いてないよ。
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