2012年6月12日のサッカーワールドカップアジア最終予選、日本-オーストラリア戦、私もながらですがチラチラみてましたがレフェリーのダメダメっぷりにぐぬぬとなっていたのですが、お相手の監督も同じ心情だったようで。
対戦相手のファウルについて言及する監督
で、試合後のオーストラリア・オジェック監督のコメント。
オジェック監督「内田はファウルをしていない」 試合後、オーストラリア代表監督会見
2012年6月12日(火)
サッカー日本代表は12日、ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会アジア最終予選の第3戦、オーストラリア戦(ブリスベン)に臨み、1-1で引き分けた。日本は後半、栗原勇蔵が先制点を奪ったが、PKを決められて追いつかれた。この結果、日本は2勝1分けの勝ち点7とし、グループBの1位は変わらず。
試合後、オーストラリアのホルガー・オジェック監督は、退場で1人少なくなったものの、引き分けに持ち込んだことについて「われわれのファイティングスピリットが報われたと思う」と選手たちの粘りを称賛。一方で、同点に追いついたPKの場面では、「内田(篤人)はファウルをしていない」と幸運なゴールであったことを認めた。
本当にいい試合だったと思う
ひとつ言えるのは、わたしのチームは大変素晴らしいプレーした。多くの難しい局面でも、非常に良いプレーをした。
――オーストラリアは日本に強いメッセージを与えたと思うか?
そう思う。両チームとも互いにリスペクトして、それをよく表現した試合だったと思う。
――選手が1人すぐ(負傷)退場したことについて? また10人になって以降について教えてほしい
早い段階でブレッシアーノが負傷退場したこと、さらに1人退場して10人になったのは大きな痛手だった。それでもオーストラリアはよく戦った。ボールキープもできたし、日本のスキルフルな攻撃に対してよく戦った。最終的に、われわれのファイティングスピリットが報われたと思う。何回かいいチャンスもあった。われわれはただ守備に徹したのではなく、攻撃にも積極的だった。本当にいい試合だったと思う。
――アレックスとティム(・ケーヒル)が初めてFWでコンビを組んだが、評価は?
彼らは素晴らしいプレーをした、今後もこのようなコンビネーションを考えたい
――ミリガンの退場によって不利になったと考えるか?
人によってそれぞれの視点があると思う。先ほども言ったように、ブレッシアーノの負傷とミリガンの退場については残念だが、それでも選手たちはよく戦い、素晴らしい試合になったと思う。
――PKを得たシーンについて
内田はファウルをしていない。レフェリーのポジションは分からないが、わたしのいる位置からそうは見えていなかったし、モニターで確認してもそう見えなかった。
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監督や選手が対戦相手のファウルについて、レフェリーの誤審であると思う旨を(実際にそう思っていても)口に出してはっきり言うのは非常に珍しいことですね。つまりそれくらいのレフェリーの働きだったと言うことです。
私が見てた限りでも明らかにファウルでないプレーをファウルとした場面(日本、オーストラリアとも)は他にもあったし、レフェリーの移動ラインも全然ダメ。プレーに絡むであろう位置を走っちゃいけないし、ボールをプレーしてるすぐそばとかにいちゃ絶対ダメよね。
あと誰もが思ってますが、ロスタイム中のセットプレー待機中に試合終了するのは論外です。1プレーやって再度止まるか得点に絡まないフィールドプレーになって終了が本筋でしょう。
スポーツなので終わってからあれこれ言ってもしょうがないし、試合中はどんな判定であろうとレフェリーは絶対です。
それだけに審判員の技量も大きく問われるのです。もうちょっとレベルアップして欲しいところです。ラッキー誤審で勝利を得ても、選手だって嬉しくないでしょうしね。
話変わって日本の得点シーンですが、あれは良かったです。
オーストラリアゴール前は守備陣がかなり密集してたのですが、本田が自分で中に入り込むドリブルと中央にいた選手(ゴメンだれか分からんかった)がゴール前に走りこむ動きがフェイントになってみごとに左サイド栗原へのマークが外れました。
また、攻守入り乱れ密集している中で出した本田のラストパスの正確さ、またその栗原のポジションを見ていた冷静さも高く評価して良いんじゃないでしょうか。
判定の危うさが目立った試合でしたが、最終予選1位通過めざして残りの試合も勝ち点積み重ねていって欲しいですね。
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