7月の大雨災害で業務的に疲弊しているごろどくですどうも。
1か月振りに週末時間が取れたので紋別に行ってきました。十勝では鮭釣れ始めてるしオホーツクは一応カラフトマス開幕してるということだったので偵察かねて。
まずはカラフトマス偵察結果ですが
オホーツク中部異常なし。以上。
廻ったとこは
- 8/4 13:00~14:00 藻興部川河口 左岸
- 8/4 14:30 オムサロ北河川名不明河口 左岸
- 8/4 16:00~17:00 藻別川河口 左岸
- 8/5 04:30~06:30 藻別川河口 左岸
- 8/5 10:00~11:00 藻興部川河口 左岸
藻別川はこの週の平日朝にはそれなりにカラフトマスが釣れていたみたいですが、だいたい私が偵察に行くと魚が散ります。
8/5の早朝は1匹だけもじりもせず同じところでグルグル回ってるマスを見かけただけでとても釣りになる状態じゃありませんでした。
右岸のサーフに並んでた人たちも早々に居なくなりましたね。
藻興部川はルアーマンが何人か来てました。人はいます。魚の姿は全く見えません。
オホーツク中部は結構えげつなく岸からマス網入ってるので、盆の休漁期間と8月末~9月初のマス網撤去~鮭網投入の空白期間くらいが状況的には釣りやすいってことでしょか。ただそれまでに遡上してしまったら打つ手なしなんですけど。
なおオムサロ北の河口導流提のとこは
取付道路含め立入禁止となってました。工事中らしいです(看板表示では)。ロープも張ってあります。無理してはいるのはやめておきましょう。
ここを公に鮭マス釣り場として紹介すべきかどうか
紋別港の南東側外防波堤基部はカラフトマス・鮭釣り場としてとても有名です。
その場所に鮭マスの回遊がある(藻別川河口が近いため)のと、海面から高さがあるので早朝快晴でも比較的魚影を確認しやすいから人気なんでしょう。ただ…
ここって現地に行ったら分かりますが、転落の危険があるので入るなよって書いてあるんですよ。
たしかに「立入禁止」とまでは言ってないです。とはいえ「入るなら自己責任で。死んでも知らんよ」というところを「良い釣り場ですよー」とブログやSNSで拡散するのはちょっと気が引けます。私自身もここでは釣りをしません。
万一事故があれば当然港全体で釣り禁止、なんてことになっても全然不思議ではないですからね。
ですので、ここで釣りたい気持ちはよーーーーーくわかりますが、できれば控えた方が良いのではないかと。
少なくとも拡散力のある釣りブロガー等ならばここへの立ち入りはしないよう率先して啓蒙すべきですよね。具体的にどのブログ、とは言わないですけど「鮭 オホーツク 釣り」とかで検索上位に上がってくるようなブログの運営者さんにはぜひお願いしたいところです。
ということで夜釣り
そんなわけで大物がいないので安定の小物釣りです。
藻別川夕まづめ調査後、温泉入って飯食って休憩。紋別市内にも温泉あるんですね。知らんかった。
入釣場所は紋別第3埠頭。ガリンコ号乗り場横のいつものとこです。
冬の間に作った集魚灯をまだ実戦テストしてなかったので初めて使ってみることに。エゾメバル(ガヤ)のキープサイズが1匹か2匹でも釣れればいいかなーと気楽な気持ちで臨みます。
集魚灯を下ろすと途端に子エゾメバルが湧いてきます。見えてるのはとてもキープするようなサイズではないのですが、見えてる下から底近くをサビキで探ると
はい食べごろサイズゲットです。撒餌無しでも子エゾメバルも含めると結構な数釣れましたが、食べる分は3尾だけキープであとは海にお帰り頂きます。大きくなって戻っておいで。
そうこうしてるうちにエゾメバルではない、細長い魚体がわらわらと集まってきます。
最初はウグイかなーと思ってたのでこれはこのあと釣りにならんなと思ってましたが、ウグイにしてはやたら高速で走り回るし体系も微妙にスリムだしなんか違う気がする。かといって背中が煌めかないからサバではないんだよなぁ…
蛍光イエロースキンのサビキ7号は食わないのですが海面すれすれを照射面埋めつくすぐらい集まってしまい、どうにも正体が気になるのでタモ網で掬ってみました。
なんと正体はマイワシ(七つ星)じゃありませんか。オホーツクの方で全く釣れるイメージなかったのでびっくりです。7月下旬くらいから石狩方面でマイワシ爆釣とは聞いていましたがまさかこっちで釣れるとは。
手持ちのタモ網の柄が短かったので安全に掬えるのは本当に海面数十センチだけ。タモ入れた瞬間は散る魚も数十秒でまた集まってきます。そんな感じでタモすくいで4尾ゲット。みんな20cm以上の良形です。うれしーーー。
しゃがんで作業するの疲れたので、何とか釣れないかとサビキのサイズや種類を色々変えてみたらハゲ皮(12号)にちょっと反応するのを発見。サビキで+3尾、計7尾をお持ち帰りです。
3時間半ほど遊んだところでマイワシの群れもなくなり、集魚灯バッテリーも空になったのでここで終了。
ということで今回釣行の釣果がコチラ。
今年のオホーツクは夏コマイも沸いてないため、マス偵察が空振りだと正直ボウズでしょんぼり帰宅だろうなーと思ってたので、予想外の獲物が得られてほんとによかったです。
イワシ料理はやったことがないので、とりあえず保管用に塩水付けして風乾しておきましょう。(ホッケのときと同様。コチラ参照。)
ちなみにイワシって包丁無しで手だけでも捌けるのね。
いわしの捌き方<包丁さばき>と<手さばき> | お料理まとめ
頭パキっと折ってエラごとワタ抜いて、指で尻尾まで腹割いたら身と大骨の間に指つっこんだら綺麗に骨剥がれるんですよ。
身が柔らかいので多少丁寧にやる必要はありますけどね、これなら現地で処理してくるのが一番かも。
遊漁ルールのおさらい
今回は集魚灯とタモ網を使っての遊びでした。一応ルールをおさらいしておくと、北海道内での集魚灯の使用は可となっております。
タモ網については北海道内では網口と長さがいずれも40cm未満のものに限って使用可能です。それ以上の大きな網で掬うのは禁止です。
その他遊漁のルールについては水産庁のページが参考になります。他の都府県では禁止されているところもあるので、地域ごとに使用前に必ず確認をしましょう。
都道府県漁業調整規則で定められている遊漁で使用できる漁具・漁法(海面のみ)
まとめ
自作の釣り用具で釣果出せたのがめっちゃ嬉しかったです。マスの偵察は…いつも通りなのでこんなもんでしょう。
もんゆうさんのブログ記事によれば翌朝の紋別第1ふ頭でもマイワシが釣れていた模様。
私はうっかりコマセをうつ用意をまったくしていかなかったので釣果はそこそこでしたが、コマセで足止め・喰いのスイッチ入れられたらたぶん爆釣です。
手持ちのサビキを補充していなかったのでハゲ皮が大きいサイズしかなかったのが痛かったところ。サイズはもっと小さい、せいぜい5,6号くらいで良いのではないかと思います。
イワシといえども20cmクラスになると相当なパワーで走りますから、サビキがお祭りにならないよう5~7号くらいの重めのオモリを付けておくと安心です。
港内での群れの回遊がいつまで続くかわかりませんが、1,2週間は期待できるんじゃないかな?盆休前半カラフトマスタックルと合わせてサビキの用意しておくと紋別界隈でなんかいいことあるかもしれません。んじゃまたー。
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