あなたがパチンコで勝てない理由をここだけの秘密でコッソリ教えます

雑談ログ

雑誌を読んで演出を確実に覚え、熱いリーチをなんども見ながら結局勝てず涙を浮かべながらホールを去る…どうしてもパチンコで勝てないと悩んでる方へ。

なぜあなたは勝てないのか、絶対に負けない方法をここだけの秘密でコッソリ教えます。

【2012/03/16追記】

関連記事「[極秘情報]とにかくただ現金を飲まれるだけだった人でもパチンコで絶対に勝てるただ1つの方法」を作成しましたのでよろしければそちらも参照ください。

パチンコ台の設定とシミュレーション

パチンコではどれくらいの確立で投資額が回収できるのか、数字でシミュレーションしてみます。そのために以下のような架空の台の設定があるものとします。実名は出しませんが、とあるちょっと昔の実機とほぼ同じスペックです。

台・その他の設定

  • 球貸料:4円/球
  • 換金率:4円/球(等価交換)
  • 回転率:15回転/250球(=15回転/1000円)
  • 大当たり確率:1/306.5
  • 確変確率:50%
  • 大当たりラウンド数:15R
  • ラウンドあたりカウント数:8カウント
  • カウントあたり賞球数:15球
  • 大当たりごとの総賞玉数:15×8×15=1800球
  • 突発確変なし

「パチンコなんてやったことないから全然意味分からんよー」という方もいると思うので簡単に説明します。

パチンコで遊ぶ為にはまず球を借ります。球を借りるのに必要なお金が「球貸料」です。お店から見るとこれが売上にあたります。よく「4パチ」とか「1パチ」という言葉を聞きますがこれが貸し玉のレートです。「4パチ」というのは1玉借りるのに4円かかる、という意味です。一般的には1000円単位で貸し出しされるのでそれで250球受け取ります。

球を借りたら台の前に座ってその球を打ち始めます。打った球は台の上から釘にあたってバウンドを繰り返しながら下へと落ちてきます。一番下まで流れて回収口にはいると残念ながらその球は店に回収されて終わりです。

球が下まで落ちずに途中で「スタートチャッカー」という穴に入ると大当たりかどうかの抽選が開始します。画面の演出では3つ並んだリールが回転しはじめ色々と演出があります。このことから抽選がされることを「回転する」とか「スタートする」などといいます。

打った球がすべて抽選されるわけではないのがお分かりいただけると思いますが、一般的には250球(1000円分)打ったら13~18球くらいがスタートチャッカーに入ると言われています。これを「回転率」とか「スタート率」といい、ここでは15回/250球としました。

この抽選で大当たりをひく確率を「大当たり確率」といいます。まぁそのままですね。みごと抽選に当たると回収口の直前にある「アタッカー」と呼ばれる口が開き、そこに打った球が入ると賞球があなたの手元に払い出される仕組みです。

大当たり中にアタッカーが開く回数を「ラウンド数」、1ラウンドあたりに球が入ったことがカウントされる最大の数を「カウント数」、よって「カウントの賞球数」にラウンド数とカウント数をかけると1回の大当たりで払い出される総賞球数となります。この例だと全部で1800球払い出されます。

ちなみに大当たりには「通常」と「確率変動(確変)」の2種類があり、通常大当たりは上に書いたラウンド数を1セット行って終了ですが、確変大当たりはラウンド終了後に大当たり確立が約10倍になり次の大当たりを引くまでこの確率は維持されます。

また同時に「時短」といってスタートチャッカーのちょっと下にある「サービスチャッカー」というかなり球を拾いやすい口が開いた状態になります。ここに入っても抽選が行われます。回収口に落ちる球も減り連続で次々と抽選が行われるので手球もほとんど減りません。よって確変大当たりは実質的に次の大当たりが確定した状態、といってもいいでしょう。「確変確率」とは抽選で大当たりが当選したときにそれが確変大当たりである確率を言っているのです。

等価交換ならば払い出した球をまた1球4円で引き取ってもらえます。(厳密に言えばパチンコ店はあくまで「球を貸して遊戯させるところ」であって賭博場ではないので、店で球を現金に変える事は違法になり「景品交換所」というお店を通じて球→景品、景品→現金という換金方法になります。)1800球の払い出しがあれば7200円分の現金相当、ということになります。

他にも細々としたことはあるのですが大体こんな感じです。ざっくりとした説明でしたが流れは分かっていただけたでしょうか。

スペックにそってシミュレーションしてみる

1回の抽選で大当たり確率が1/306.5ということは大当たり「ではない」(つまり外れる)確率が「305.5/306.5」ということです。抽選を行う回数がn回だとすると連続で大当たり「ではない」ことが継続する確立は(305.5/306.5)のn乗(100分率ではこれに×100)となります。逆にそこまでに当たりを引く確立は1からこの確率を引いたもの(100分率では100から引いたもの)になります。これであなたが大当たりを引く確率が見えてきます。

重要な点は大当たりの確率は常に抽選ごとの確率であって、過去の結果には一切影響されない(試行の独立)、ということです。だからあなたが打ち始める前にその台に座っていた人がどれくらい抽選したか、あるいはあなたが今までどれくらい打ったか、ということは一切影響しません。あくまであなたがある時点から打ち始めてたら大当たりを引く「であろう」確率を計算するのです。

冒頭のスペックにそって実際に勝つ確率を計算して見ると以下のようになりました。

スタート(抽選)数 当たる確立(%) 当たらない確立(%) 打数(球) 投資額(円) 必要大当たり数 必要確変数 投資回収の可能性(%)
1 0.3 99.7 17 68 1 0 100
10 3 97 167 668 1 0 100
20 5.8 94.2 333 1332 1 0 100
30 8.6 91.4 500 2000 1 0 100
40 11.3 88.7 667 2668 1 0 100
60 16.5 83.5 1000 4000 1 0 100
70 19 81 1167 4668 1 0 100
80 21.4 78.6 1333 5332 1 0 100
90 23.7 76.3 1500 6000 1 0 100
100 26 74 1667 6668 1 0 100
110 28.1 71.9 1833 7332 2 1 50
120 30.3 69.7 2000 8000 2 1 50
130 32.3 67.7 2167 8668 2 1 50
140 34.3 65.7 2333 9332 2 1 50
150 36.3 63.7 2500 10000 2 1 50
160 38.2 61.8 2667 10668 2 1 50
170 40 60 2833 11332 2 1 50
180 41.8 58.2 3000 12000 2 1 50
190 43.5 56.5 3167 12668 2 1 50
200 45.2 54.8 3333 13332 2 1 50
210 46.8 53.2 3500 14000 2 1 50
220 48.4 51.6 3667 14668 3 2 25
230 49.9 50.1 3833 15332 3 2 25
240 51.4 48.6 4000 16000 3 2 25
250 52.8 47.2 4167 16668 3 2 25
260 54.2 45.8 4333 17332 3 2 25
270 55.6 44.4 4500 18000 3 2 25
280 56.9 43.1 4667 18668 3 2 25
290 58.2 41.8 4833 19332 3 2 25
300 59.4 40.6 5000 20000 3 2 25
306.5 60.2 39.8 5108 20432 3 2 25
613 84.1 15.9 10217 40868 6 5 3

上記の通り「n回抽選したときに大当たりを引くであろう」確率は機械的に計算できます。

回転率と貸球料が決まってしまえば、ある回数抽選を行うのに必要な投資額が分かります。そしてその抽選で大当たりの払い出し相当の金額も分かっているので収支計算もできます。

「必要大当たり数」とはその回数まで抽選を行うのに投資した額を上回るために最低必要な大当たりの回数です。投資額が低いうちにあたれば1回の大当たりだけで投資金額以上を回収できますが、投資が膨らむと連続して大当たりを引かねばなりません。つまり通常大当たりではなく確変大当たりが必要となります。

「必要確変数」とは大きな投資をした場合に収支がプラスになるために「連続で」当てる必要のある確変の回数で「必要大当たり数-1」がその回数となります。しかし確変を引く可能性は50%しかないので必要な回数が増えても連続で引き続ける確率はどんどん下がります。m回連続で確変を引く確率は0.5のm乗しかありません。これが1度大当たりを引いたうえでのその後の「投資回収の可能性」なのです。

当選確率と投資回収の見込みを考えてみる

まぁ計算結果の表を見れば一目瞭然な気もしますが。

1回の大当たりで確実に投資額を回収する見込みは

スタート(抽選)数110回の行を見てください。投資額の欄が「7332円」になってますよね?1回の大当たりで間違いなく回収できるのは7200円でしたからここまで打って当たったとしても、それだけではあなたは投資額を回収できないのです。

一方、同じ行の当る確立を見るとたったの28.1%しかありません。これはどう考えてもあなたにとって「分の悪い」勝負としかいえませんね。

勝率50%のライン

単純に抽選での勝負が五分五分となるラインではどうでしょうか。スタート(抽選)数240回の行を見てください。当たる確立がここでようやく50%を超えますが、そこに行き着くためには最低でも16000円の投資をしなければなりません。そしてこれ以上の額を回収するためには最低でも確変を2連続で引き3回の大当たりを得なければなりません。

しかし運良く240回転目で大当たりを引いたとしても確変が続いてその後3連続で当たる確率はたったの25%(投資回収の可能性欄)しかありません。もし同じような場面に4回出くわしてもそのうち1回くらいしか投資額は回収できないのです。

ここでちょっと思い出してください。最初に書いた通り試行はあくまで独立です。もしすでにあなたが239回抽選したからといって次の試行で突然勝負が五分五分になるわけではないのです。当る確立が50%というのはあくまである時点から未来へ向かっての「確かさ」の予想であって「今まで239回抽選した」という結果には一切左右されません。だから239回も抽選して外れ続け次の240回目の抽選を行うときには「あぁ16000円ドブに捨ててまた次も1/306.5かぁ」とガッカリするのが正解なのです。

スペック分くらい打てば1回くらいはあたるだろう

世の中には「大当たりを引くのが1/306.5なんだから306.5回抽選すれば1回くらいはあたるだろう」と考える人がいるかもしれません。実際に306.5回抽選した行を見てみましょう。いかがですか?

投資額が20000円を超えているのにここでも当たらない確率は依然として40%近くもあります。そして投資を回収するには上と同じように最低でも2回の確変を連続で引かねばなりません。「今日は2万あるからガッツリ勝負できるぞ」と意気込んで挑んでも、あなたがトータルで投資を回収できる見込みは(0.602×0.25)×100=15.05%、なんと20%にも見たないのです。

こんなに投資したんだ…何とか取り返したい

こんな調子で公表スペックの倍ほど打ち込んでしまったらどうなるでしょうか。613回抽選した行を見てみましょう。仮に勝負を始める前の見込みだったとして613回目で大当たりを引いてもその後なんと6連続大当たりでないと赤字です。5連続の確変が起こる確率はたったの3%、ここまで打って大当たりを引く確率が84.1%あってもトータルで収支がプラスになる確率はたったの(0.841×0.03)×100=2.52%…大当たりを引けなければ40000円以上の赤字です。ここまで勝負してきて当たらず、614回目の抽選に挑んでも試行は独立なので、この回でも依然として大当たりを引く確率は1/306.5。もう絶望的な状況です。

ここまで見てどうですしょう。ガンガン投資して深追いすればするほど傷が深くなる上、決してそれを回収できる可能性が上がることはないのです。

これがあなたが「勝てない」理由です

ここまで考えたことをまとめるとこんな感じでしょうか。

  • 試行回数が少ないうちに当たれば投資回収の可能性は高い
  • しかし試行回数が少ない場合、開始前の「予想」では大当たりを引く可能性は低い
  • 試行回数が多い場合、開始前の「予想」では大当たりを引く可能性はそれなりに高い
  • 試行を数多く重ねた結果大当たりを引いたとしても投資額が増えているので全額回収するのが難しくなる
  • 確変で大当たりを引き続けないと投資の回収率は下がる
  • よって単純に大当たりを引く=勝ち、ではない
  • どれだけ試行を重ねても次の抽選で当選する確率は常に一定(ここでは1/306.5)

まぁ至極当然のことでしかありませんね。わかってる人はわかってるんでしょうけど。つまりどんな状況でもあなたが投資額を回収できる見込みなどはじめっから少ないのです。もっといえばパチンコは「あなたが負けるように設計された」ゲームなのです。そして負ける人の心理は次のようなものでしょう。

  • もうこれだけ打ったのだからそろそろ当たるだろう
  • この台は昨日そんなに当たってないから今日は当たるはずだ
  • 周りの台が当たってないから平均すればこの台のほうが当たるんじゃないだろうか
  • つっこんだ金を取り返したい
  • 激アツの演出ではじめたから当りが近いに違いない

はい、これらは全然関係ありません。繰り返しになりますがどこまで打ってもあなたが次に大当りを引く確率は常に公表スペック通りなのです。そして当たっても当たらなくてもゲームを続ければ投資だけは増えていくのです。

ちなみに液晶画面の演出がアツいとかなんとかいう話がありますがあれも一切関係ありません。スタートチャッカーに入った瞬間に極めて短時間に抽選が行われ、ほぼ同時に結果は決まっているのです。演出というのはその結果に対してプログラムである程度ランダムに割り当てられたものに過ぎないのです。

パチンコホールがいわゆる「ホールコンピューター」という違法な機械で当たりを操作しているんじゃないか、自分はその被害者なんじゃないか、という人もいますが、ホール側としてはそんなことしなくても確実に利益を得られるのがこの商売なのです。

ありきたりな結論で申し訳ないですが、結局パチンコで絶対に負けない方法とは

  • パチンコ屋にいかない
  • パチンコ台を買って自宅で遊ぶ
  • 家庭用ゲーム機とかケータイでパチンコソフトを買って遊ぶ

といったことなのです。

こういった簡単な計算ですがこれを知らずに生まれてはじめてパチンコに行き、運悪く(!)勝ってしまった人はその勝ったときの印象が忘れられなくなるものです。そしてまた次も、という気持ちになるのです。そこが泥沼の入口だとも知らずに。

偉そうなこといってるけどお前はどうなのよ、って?ええ、もちろん私は「運悪くはじめて行ったパチンコで勝ってしまった」人ですとも!その後○○万円凹んだときに嫁が角生やして私にガッツリ説教してくれて本当にヨカッタ、ヨカッタ。

【追記】

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それでもまだ負け続けるのですか? – 誰も教えてくれない、パチンコの『本当』の数字

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有りもしない必勝法を探すのはやめましょう、頑張りどころを間違えています。あなたがたった一つ頑張れること、それはパチンコをやめることです。

コメント

  1. 匿名ですがbot> より:

    全然答えになっていませんね・・・・。
    負けない理由・・・ゲームでって(笑)
    ボーダーを変える台なんてそう簡単なに見つけられるわけないですし
    あったとしても常連に全て抑えられていますし、
    それも勝てない理由のひとつでもないですか?
    そんな台店にはないと思います。
    全てマイナス調整です。
    それみんな知っていても好きで打つから負けるんだと思います。
    まけてもいいよ、ってくらいの気持ちでね。

    無理やり結論づけるのはいかがかと。

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