30年前の竿で鮭を釣りたいと手入れした結果

釣り

えーと何人かの方にはお知らせしましたが、8月末日に父が亡くなりました。SNSもブログの方もちょっと遠ざかったりしておりましたがボチボチ復活していきたいと思います。また色々とお声かけいただいた皆様ありがとうございました。

父のことは気が向いたらそのうち何か書くかもしれないし書かないかもしれません。本日は釣りのお話です。まぁこれもちょっとだけ父の話なんですけど。

このまま捨てるのもったいないしなー

そんなこんなで父が亡くなってから母の方の公的手続き(年金やらなんやら)とか父の持ち物の整理とかちょっとずつやってまして。

実家の車庫もまぁ要るんだか要らないんだかよくわからないものがいっぱいあったわけですけども、これもそういったものの一部でした。

4.5mの振出し竿とリールいっぱい。父は部隊現役のころよく同僚と一緒に釣りに行ってたんですよねぇ。本人は「釣りじゃない、沿岸警備だ」ってワケわかんないこと言ってましたけど。

ちなみに父が部隊現役って40~50代くらいの話で父が享年80でしたからもう30年以上、下手すると40年近く前の話ですけれども。

私自身はほぼほぼ釣りなんかしない、せいぜい子供のころ父に連れられて何度かオホーツク辺りの岸言ったり船乗ったのと、結婚してから義父上にヤマベ釣り誘われてちょこっと行くくらい。

ですから釣り道具の程度とか全くわからんのですけど、パッと見ガイド以外は大きく破損してるところもなさそうな竿と、これまたハンドルはそれなりに回るリールばかりだったので、竿3本とリール6個をいただいてきました。遺品とか形見とかいうほどのもんでもないですけど、ゴミにしたら処分費かかりますしね。とりあえず壊れるまで使ったらいいんじゃないかと思いまして。

時期も時期だし、これでアキアジ(鮭)何か釣っちゃって自分で釣ったのでいくら丼作るとか最高じゃないですか。

宇宙一わかりやすくイクラ丼の作り方を解説しますょ | 56DOC BLOG

リールの方は全くと言っていいほど傷みなし。汚れてはいましたけど。多少砂咬みとかは有りそうだったのでスプール外して軽くお掃除してやりました。メカの分解清掃までは必要なさそうでした。1つだけハンドル重いのあったのでオイルでグリス延ばししてやりました。

3本もらった竿のうち1本はガイドの損傷・欠損一切なしでそのまま使える状態、あとの2本はガイドの外輪が割れたり、そのせいで内輪脱落してたりとか。なのでニコイチでとりあえず1本分のパーツそろえて

エポキシ接着剤で修復してます。残りの1本はそのうち新しいガイド買って付け直す予定です。

ちなみに古いリールに小型のルアーとタコベイトついたまんまでしたwルアーは御酢と重曹で汚れとってコンパウンドで磨いたらそれなりに綺麗になりました。ただアキアジ釣るにはちょっと小さすぎる(かつアピールも特に良くなさそう)ものなので、とりあえず取っておくけどどこで使うかはちょっと宿題かなーと。目的決まったらリペイントもしてやりましょう。

ラインも30年前のですから当然巻き直しと言うことでナイロンの3号と5号150mづつ買ってきて巻きました。3号はちょっと頼りないかも。一人で巻くときはライン巻いてるドラムの真ん中の穴に鉛筆刺して云々とかいう方法しばしばが紹介されてる様ですが

これなー、ラインをぞうきんとかウェスではさんで足で踏んでリール巻き取ったらまったく拗れずに一発ですよ!しかも作業スゲー早い。まったく釣りしないくせにこういうアイデア思いつくごろどくさん賢い。この前にゆる巻になった新ライン巻きなおそうとして一回ほどいたらこんがらかって結局はさみで切った人と同一人物とはとても思えません。

ということで竿とリール、ラインまで用意できたのであとは仕掛けつなげればいつでも釣れる状態に。

北海道のアキアジ釣りで今のところメジャーな方法と言えば「浮きルアー」。ウキ下1~1.5mくらいにルアー・タコベイト・餌(赤染イカとかエビ)をつないで釣る方法です。

ウキは糸とウキ止めゴムついて多少ウキ下長さが調整できるようになったのが900円くらいで買えます。タコベイトは2本針のものが300円~400円。並行針と段違い針ってのがあるみたいですが違いが良くわかりません。餌つけやすいのは平行針たというので私はそれにしました。

アキアジ専用ルアーもピンキリで、投げ売りで298円くらいの特売品もあれば2,000円近くするものもあります。総じて平均1,000円~1,500円くらいあればそれなりものが買えると思います。釣りの怖いところは高いものを使ったからと言って釣れるわけではないというとこなんですけどね。

私は2セット作るので1つは特売の投げ売り品で蛍光レッドに白まだら(上の写真)、もう一つは1,200円くらいのピンク黒ストライプ(下の写真)にしてみました。

ルアーの柄や反射面のカットもいろんな種類のありますけども、結局「これなら釣れる!」という確実なものはないので、好みで買うか、何パターンか用意して釣れなかったら次々換える感じにするしかないかと。

準備万端、いざ実釣!!

9月末にだいたい準備出来てさぁ行くぞ!と思ったら。

10月1週は爆弾低気圧、2週目は台風と完全に時化(しけ)にやられて釣りにならないオホーツクと日本海。太平洋方面は避け挙がってるとの情報聴きつつも遠くて行く気になれない…

10月12日かろうじて天候回復したので紋別に行ってきまして。

行くとは言っても決して状況が良くないであろうことは容易に想像がつくゆえ

サブの獲物待ちの準備も万端(この時点でもうすでに超弱気)。竿はチカ釣り用とかじゃないです、たまたま所持してた3.6m渓流手竿に皮付きサビキつないで使います。そうそう、紋別と言えば

これですねー。【衝撃】Googleマップに存在する謎の場所「カニの爪」。実際に見に行ってみたら凄かった!!! | netgeekって記事、こないだSNSで流れてましたわ。さてさて紋別漁港につきまして

ごろどくさん、よめどくさん、ちびどくさん、義父上でさっそく釣行。いやー釣れましたよ

チカが大量に。小サバも2匹釣れました。入れ食いです。蒔絵なかったのでよめどくさんに買いに行ってもらったんですけどその10分ほどの間にちびどくさん12,3匹エサ無しで上げてましたからね。

しかし予想通り本命の鮭は投げて沖に浮かせておいてもうんともすんともピクリともしないのである。チカの釣果は小一時間くらいで十分に揚がったのでちょっとポイント替えで北上して興部漁港に行ったんですけどね。

ハネも1,2匹見かけたし紋別港よりも浮きルアー投げてる人多かったから多少期待できるかな…とこちらも小一時間ほど投げてみましたが結果はボウズ。しかも最後の最後で高波対策でいつもより余計に出してるっぽい係留ロープにルアーひっかけてロストという惨事。投げ売りの安い方だったのがせめてもの救い。それでもウキ下全部持ってかれたから2,000円弱海に沈んだことになるんですけどねw

まとめ

本命ボウズだったので自宅に帰ってから反省会です。

イクラとシャケ食べたいだけなら港の水産会社で買った方が良いですよ。写真のサケとイクラは義父上たちが前々日に増毛でメス1本買ってきたものです。ラインとウキ下1セット分くらい出せば1本くらいは普通に買えますw

といいつつも、なんだかんだ家族で1日楽しめたし、こういうきっかけくれたという意味ではとーさん(死んだ方)ありがとうだし、遊びに付き合ってくれたという意味でこれまたとーさん(生きてる)ありがとう、なのです。

このままボウズと言うのも悔しいので今シーズンもう1戦くらい出来るといいなと思ってるんですが、さて来週の天気はどうなることやら。紋別ちょっと遠いので次は増毛行きたいな。

んじゃまた。

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