先日ダイハツ ムーブを購入したのはこのブログにて報告したとおりですが、ようやくロングドライブで運転する機会があったので、燃費その他のインプレッションなどを報告したいと思います。
【追記】一般道での燃費を別記事に書きました。
燃費性能は「まぁまぁ」かな
実走したのは北海道の道央自動車道、旭川鷹栖ICから札幌ICまでの間、およびその前後の一般道片道10km前後です。
走行総距離は往復で約275km、うち255kmくらいは高速道路上の走行でした。
上の写真は片道走行終了後の車載燃費計の表示です。17.0km/L。軽で高速走ったわりにはまぁまぁ何じゃないでしょうか。
我が家のムーヴは4WD車です。路面は全線ドライでしたがまだこちらは雪の融け残りもチラホラ見かけるので一応スタッドレスタイヤ履いていきました。ホイールは純正の14inchアルミです。
走行速度はあまり変動しないように基本的に法定速度±5km/h程度の範囲になるように気をつけて運転しました。旭川鷹栖IC~深川JCTまでは80km/h制限、それ以降札幌までが100km/h制限です。走行時間にして片道2時間ほどでしょうか。
そんな条件で往復後の車載燃費計の値は17.4km/h、走行後にすぐ給油しまして15L入ったんですが、その量と走行距離から求めると275/15=18.3km/h。車載計表示と若干開きはありますがまぁこんなもんでしょう。とりあえず車載計の表示が過剰にいい数値を出すウソではないことは分かりました。
満タン給油で札幌~旭川2往復できるんならいいところでしょう(タンクサイズは34L)。
その他乗ってみてわかったことなど
今回の乗車人数は私も入れて大人2名、子供2名。特に大荷物は積んでいません。軽自動車なので元々馬力荷重(エンジン出力あたりの重量)が大きく乗車人数その他積載重量はたぶん燃費に大きく影響するところでしょう。ドライバーだけならもうちょっといい燃費になるかもしれません。
あと夏タイヤに換えるともちろん燃費は上向きになると思いますが影響度はどれくらいなのか、実測してみないとわからないところですね。
こちらは往復して自宅近くまで帰ってきたムーヴちゃん。初ロングドライブお疲れさんでした。
さて燃費以外についてはこんなところがちょっと気になりました。
車重が軽いので…
高速道路を走行していると結構後からバンバン抜かされまくりでしたが、大型貨物やワンボックスカーに追い越しかけられると結構風圧で車体あおられました。
横にグッと押されるのがはっきり分かるくらい。ハンドルにもその感触はしっかり伝わってきます。まぁ軽で車重ないからしょうがないですけどね。
普通乗用車あたりに追い越されるときでも微妙に横揺れするので、慣れないとちょっと怖く感じるかもしれませんね。
加速はしんどい
一般道走ってるときはまぁいいんですが、高速道路上で加速するのは結構しんどいかもしれません。
旭川~札幌間も普通車乗ってるときにはあまり気にならなかったのですが結構アップダウンあるもんですね。登りで油断してるとあっという間に速度が落ちます。10km/hくらい速度落ちてから再加速すると、元の速度に戻るのにかなりの時間を要します。パワーはない。ない。
で、速度落ちないように早めにアクセル踏み込んでも上り坂終わるまで回転数はそれなりに高いままを維持…もちろん燃費には良くありません。
そんな感じなので燃費気にしながら長時間運転すると結構精神的に疲れます。所詮は660ccのエンジンですから、普通乗用車あたりと比べられるようなものではありませんね。
ロングドライブのときは、時間が許せば一般道を使ったほうが精神的にもオサイフ的にも楽かもしれません。
居住性はなかなか良い
居住性についてはいい意味で裏切られました。当初はとにかく広いN-BOXやtanto買おうかなんて思ってたくらいですから、ムーブを選択した時点であまり期待してなかったのですが。
運転席自体も広々でそこそ背がこデカい私が2時間乗ってても窮屈さを感じることはなかったです。天井も広いし。
ちなみにもう一台所有しているシエンタは膝周りのクリアランスが狭くてけっこうガツガツぶつかります。それに比べれば天国のようなもんです。
後席のシートは前後にスライドできるようになってるんですが、一番後ろまで下げると後席の足元もかなり広々。シートリクライニングも出来るので後に乗ってた嫁さんも娘もそんなに疲れた様子はなかったですね。
ラゲッジに荷物積んだらシートは前に出さざるを得ないので居住性は犠牲になりますが…普通のドライブなら問題ない範囲でしょう。
視界は良好
あと気になるのが運転席に着座したときの視界。背も高いけどそれ以上に座高の高い(=足が短い!)私ですので、どうしても視点が高く上方視界が遮られがちになるのですが、無理にシートリクライニングしなくても普通の交差点の信号ならちゃんと見えるくらいの視界は確保できています。普通の軽自動車乗ると前かがみにならないと信号見えないこととかもよくありますので…
しいて難をあげるなら、ドアミラーでしょうか。前後方向で言うと運転席にミラーが近いので、確認時はやや大げさに視線を移動しないと見えない…昔のフェンダーミラーの位置についていてくれると楽なのになぁ、とこの車に限らずいつも思うのですが、まぁそういうデザインになることはないでしょうな。
後方を振り返ったときの視界も思いのほかよかったです。ピラーとかで遮られる範囲も意外に少なかったです。なので後方確認はけっこうしやすいほうだと思いますよ。
足回り?
まぁ私もあんまり車の足回りとか詳しくないですけど、サスペンションのストロークは多分短そうなので、さすがに路面の凹凸のショックは乗用車と比べると…ね。比べちゃ悪いかな。まぁしょうがないでしょう。
あとスタッドレス履いていたせいもありますが、ロードノイズはそれなりに聞こえます。風切り音も。どうしても静粛な車がいいなら乗らないほうがいいと思います、はい。
閑話休題
こちらの写真は茶志内(ちゃしない)PAでパシャリと撮影したもの。登り車線で右側に見えていた山並みはたぶんピンネシリだと思います。
出発は9時を過ぎていてここ通過したときにはもう10時前後だったと思うのですが、山の麓に霧をまとって、雲海に浮かぶ様でとても綺麗でした。あ、電線が邪魔だな…
あともうちょっとこの先を運転中に渡りの白鳥5羽がもの凄く低空飛行(多分地上10m以下だと思う)をして道路を横切っていきました。勇壮な感じだったのですが運転中だったのであいにく写真は撮れず、残念でした。娘は喜んでいたなー。
あとものすごーくどうでもいいことですが、帰路運転中に急な腹痛に襲われ、岩見沢PAにたどりつくまでの6kmほど、脂汗をかきながら運転しました、こんなピンチは久々ですwトイレは行ける時にちゃんと行っとかないとダメですねぇ。なんとか無事、「暴発」前にPAに到着できてよかったです、ホントに。
まとめ
今どきの軽自動車は150万もして高いなー、と思ってましたが走ってみればまぁそれなりの価値はあるのかな、悪い買い物ではなかったかな、というのが実際運転しての印象です。
もう買ってしまったし、購入代金はこの時点ではサンクコスト(埋没費用、もう決定して変えられない経費)ですからそこはそれと割り切って、今後はどうやったらもっといい燃費になるか運転方法を前向きに考えてみることにします。
実はこの車でキャンプ行くこともうっすらもくろんでいるのですが、そのためにはまずキャンプグッズの軽量化をしなければなりません。新しいグッズを手に入れるにはまたお金が…という悪循環でもありますがwまぁ趣味は趣味として楽しみたいと思います。
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