道具の準備ができたらうずうずしちゃって、金曜の深夜というか土曜の早朝走って紋別港まで行ってきました。
昨年は惨敗だったので、今年こそは早い時期から行動してなんとか人生初の1匹を…!
鮭(アキアジ)はもっと北の枝幸辺りで数本釣れたという話は聞きましたがそこまで行く元気もなく、まぁカラフトマスでも釣れれば上等(基本的にアキアジ同じ仕掛けで釣れます)、というつもりだったんですけど。
13℃、気温は秋
仕事終わって自宅で3時間ほど仮眠後、1:20くらいに出発。外出たら結構寒い…
道中の紋別丸瀬布線、車の外気温計見ると13°に。釣れそうな感じではある…暗くてわかんないけど星がはっきり見えているので天気は上々。
紋別港の中入ったのが3:30くらいかな。運転疲れたので道の駅のトイレ行ってちょっと休憩したら
もう空も白み始めています。港内はほとんど人がいないので、藻別川の河口、カニの爪の所に行ってみました。
4:00過ぎにはもう皆さん行動開始している。早いねぇ。河口側、防波堤の海側で消波ブロックプールの中あわせて10名ほどの釣師さんがいました。
ごろどくさんもそそくさと準備して実釣開始。
ちなみにおとんの4,5mサーフ竿は激重なのでひたすら投げては巻き続けるルアー釣りでは30分もすると肩に異常を感じ始めます。なので休み休み。あ、ちゃんと釣りたい人は10ft~14ftくらいのルアーロッド買ってください。
しかしながら跳ねどころか魚影も見えず。2時間ぐらいがあっという間に過ぎます。
魚のいないところで竿だしたところで釣れるわけもないので、いったん竿を収めてちょっとだけドライブがてら沙流漁港くらいまで行ってみました…
が道中含め連れてる様子は一切なし。渚滑川その他、どこの河川も濁りがひどかったです。台風の影響がまだ残ってたんでしょうか。
いったん紋別港に戻り、第3防波堤の内側で再度実釣。
8:00にもなるともう夏の空に戻ってます。昼寝するにはいい陽気なんですけども。港内でもやっぱり反応なし。クソネミ。
クラゲいっぱいいる。夜はあんだけ寒かったのにどうやら水温がまだまだ高いらしいです…
カラフトマス自体は前の週まで爆釣だったという話だったのですが、地元の人に話を聞くと台風の時に一気に河川水位上がったのでその時に遡上してしまったか、もしくはひどい濁りを嫌って沖に避難してるかでここ数日はさっぱりだったらしいです。コリャダメだ。
2時間以上車走らせて手ぶらボウズで帰るのは大変悔しいので、手竿を出してサビキ釣り(この間もルアーは一応投げっぱなしにしておきますけど)。
チカ釣ろうと思ってたらこちらも全く食わず、一回り大きい針の蛍光イエローのサビキに変えてオキアミ撒餌したら
15cmくらいの小サバが釣れました。写真は1本上がった後のトリプルです。一応港の中には群れてたみたいですね。それと
ソイとガヤ(エゾメバル)が1匹ずつ。これも15cm以下の小物ですけど、ボウズよりはずっといい。
釣果確保したのでさらにこの後、再度北上し沙流の漁港、そして雄武漁港付近まで偵察に。
元沢木川の河口付近(小河川なので河口規制なし)では地元のおじさんらしき人たちが数名ブッコミやってました。
ブッコミというのはオモリ付けて遠投する奴なんですけど。もしかしたらいくらかマスがいたのかもしれませんが、私はその仕掛けを持ってないのでそのまま退散。
あ、それと忘れてましたが、日中は途中の湖畔橋河口の防波堤からもいくらか投げましたがやっぱり反応なかったですねぇ。
漁師さんたちがマスの刺し網っぽいの入れてたから全くいないわけではなかったんでしょうけど。
地元の方のブログを見るといるときはここでも釣れるときは釣れるみたいですけどね。
止別こわい
夕方撤収直前に様子見に来てた地元のおじさんとちょっとお話して止別のことを聞きました。「とまりべつ」じゃなくて「やんべつ」と読むそう。小清水町の海岸です。
ここはものすごく鮭が釣れることで有名なのですが、それだけ人の数も多くみんな3重4重になって人の頭越しにルアーを投げてるとか。
なおかつ人慣れした鮭が逃げずに岸でばちゃばちゃしてるんですが地元の人ちがそれを狙って人と人の間の足元の隙間からも投げるという。
お祭りどころか人に引っ掛けてトラブるのは日常茶飯事、昨年あたりはヤクザもんが数週間付きっきりで日中は何もせずだらだらと焼き肉やって過ごし、暗い時間帯に河川内でギャング針でタモですくったり集団ひっかけやっててさすがにそれは逮捕されたみたいですけど。
昔カニの爪の藻別川で放流事業辞めて、河口規制が撤廃になった後数年間も同じような状況で、近くにいた女の子が振り回したギャング針を目を刺されて失明したという話も聞きました。
そもそも河川内での捕獲は違法ですし、タモすくいもギャング針(いや、普通の針ででもですけど)でのひっかけももちろんアウトです。
止別というのはそいういう修羅の国らしいです。いくら釣れるといってもそういう殺気立ってるところには行く気にはなれないですね…羅刹目指す方は…まぁ頑張ってみてください。
閑話休題、釣果清算
というわけでカニの爪付近で夕方18時まで粘りましたが結局マスもアキアジも姿を見ることができず。
紋別港の第3防波堤上から外海狙いの人が朝から晩までいましたが、こちらでもマスが1本上がったという話、そして朝方港内北東端で迷子マスが4,5本上がったという話だけだったのでよほど日が悪かったのでしょう。無念。
眠い目をこすりながら車を走らせ、自宅に着いたのが21:00前。約20時間ほどの釣行での最終結果がコチラ。
サバ7匹、ガヤ、ソイが1匹づつ。さ、さびしい…ボクはもっと大きいお魚さんが見たかったんだよ…
とはいえ釣った魚を捨てるということは一切したくないので
一応さばけるサイズだったので開いて背骨を取り
もうてんぷらとかフライの用意する元気もなかったので小麦粉片栗粉半々くらいで降ってから揚げに。
小サバは大骨だけ取ってしまえば、腹の骨取らなくてもバリバリ食えます。すげー美味い!
ソイとガヤは…骨と硬いヒレ多すぎてほとんど喰えるところなかったw。これは煮つけにするか、鍋の出汁にした方がよかったなー。
ラム肉買ってき七輪で庭のナスと一緒に焼きながら。サバたちも美味しくいただきました。チャンチャン。
夜風はもう秋なのになぁ…
ルアースタンド作りました
翌日は物置にあった端材でルアースタンド作りました。
土曜日はあいちゃんからもらったコータック35g+アワビチューンずっとキャストしてました。ウレタンコート1,2層くらいだと何度もキャストしてるとやっぱりちょっと傷付いちゃって。
アキアジ釣り初心者向け『浮きルアーシステム』の基本についてまとめてみたよ – 56DOC BLOG
そのほかに頂いた未使用ルアーも含めて、4,5回くらい再コーティングしました。せっかくだから大事に使いたいもんねー。
アキアジクルセイダー・ケイムラのグリピン45gなどさらピッカピカになりました。これ、なんか釣れる気がする。そう、魚さえいればね…
まとめ
さて残念な結果だった8月末紋別釣行、2016初陣でしたがシーズンはまだまだ、これからがスタート。なのでもうちと頑張ってみたいとおみます。
一応道内でアキアジが釣れだす順としては太平洋岸十勝~室蘭登別辺りが最も早く、次にオホーツクは北の稚内・枝幸から南の知床辺りで釣れだし(←イマココ)徐々に中間の紋別・雄武あたりへ、その後日本海で上がり始めるのが例年のパターンのようです。
カラフトマスはこれの半月~1か月早いくらいでいいと思います。
情報収集関係ですが、口伝だとリアルタイム情報としてtwitterで「アキアジ OR カラフトマス -送料」などで検索したりしてます。
アキアジ OR カラフトマス -送料 – Twitter検索
「-送料」付けてんのは通販のツイートとかも混ざってるから。あとネットの釣果情報だと、前の記事でも書きましたけど
2016 釣り情報 サケ マス パラダイス in 北海道 (サケパラ) – 北海道のサケ釣り、マス釣り、情報掲示板
この辺を参考に。あくまで参考ですけど。なんていうか上2つはこの時代に掲示板文化が活性化している稀有な存在です。別な意味で「釣り」も多いのであくまで参考程度だし、釣られないためにスルー力も大事ですなー。
それと文中でも出てきましたが
紋別の地元の方の実釣および聞き取り情報なのでこちらはかなりあてになるかなーと思ってます。
逆に日本海方面はあんまり情報入ってこないのでつりしん(北海道釣り新聞)の1周遅れ情報しかないのが痛いところ。有料ですが一応見出しくらいは見れます。あとは紙面で確認するか。
さて次はもう一回オホーツクか。しかし一人釣行だと運転がつらい。義父上を誘おうか。自宅からの距離から言って増毛辺りで釣れるのが一番いいんですけどね。んじゃまた。
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