2017年度業務が完了して一息ついてるごろどくですどうも。釣りに行こうと思ってたらこの週末は天気が悪いらしい…
私が釣りに行くときはたいがい一人釣行で軽自動車(あのムーヴな)でうろうろしてまして、昨年まではシート倒してロッドその辺に転がしておりました。
シート倒したせいで実質専有スペースが大したことない割には荷物置き場がなく、車中泊もままならない(座ったままで寝るので体痛い)感じだったので室内天井にロッドを収納できるホルダーを考えてみました。
相変わらず貧困アングラーなので出来るだけお金かけず、かつ実用に耐えうる方向で作ってみたのでそのレポートです。
作るにあたっての方針など
ぶっちゃけ軽自動車用のロッドホルダーって既製品もあるんですが…
定価で20,000円以上、実売でも16,000~17,000円くらいするんですよ。こんだけ金あったらライトショアジギや川トラウトなら予備ロッドも予備リールも買えちゃいます。
ですのでホームセンターと百均などでそろう材料を使用することにします。予算は5,000円くらいで出来ればいいかな~、ということで。
ググったらわりとよくあるのが、座席の上というか窓上にあるアシストグリップ(取っ手)にインテリアバーを引っ掛けてホルダーにする、というのがあります。
同じようなことがしたいんですが、なにぶん軽自動車では運転席にアシストグリップがついていないことが多く(ムーヴもそうです)、後席左右のグリップを使ってもインテリアバーが1本しかかけられません。
ですのでリアシートの後ろ側、ハッチ付近にもう一本インテリアバーを設置できるようにします。
後ろの窓の部分にフック付きの強力吸盤を付けて、棒くくり付けてました笑笑 pic.twitter.com/aXImxRb1ZR
— えだ@あ〜すっごい (@fisheda323) March 29, 2018
えださん、ヒントありがとー!!
材料など
ということで使用した主たる材料は以下の通り。
インテリアバー
なにはなくともまずインテリアバー2本。これを前後に設置してそこにロッドを載っけたりぶら下げたりします。
北海道ローカルのホームセンター、ホーマックでは1本950円(税込、以下同様)で売ってました。2本で1,900円。
吸盤タオルハンガー
今回のキモです。アシストグリップがないなら、バーをかけるところを作ってしまえ、ということです。
レバー式で耐荷重6kgというまぁまぁ丈夫そうなのがありましたのでこれを利用。両側で12kgまで。8~11ftのキャスティングロッドならリール込みで一組1kgにもならないでしょう。
4セットくらい載せても何ら問題ないはず。
1個650円、左右両側1個ずつ必要なので2個で1,300円になります。
フック付きゴムベルト
アシストグリップに合わせると、リアシート上(2本並びの前側になる)のバーが結構高めの位置に来ると思いますのでロッドを保持する補助に使います。詳細はのちほど。
インテリアバーの高さを10cmほど下げる専用のアタッチメントも売っていますが1個600~700円くらいします。
ホームセンターで売ってるフック付きのゴムバンドなら60~90cm用で250円ほどで購入できます。今回は1本使用。
テンションかかってない状態でアシストグリップの間隔よりちょっと眺めのを選んでおくとベストです。
リピートタイ
繰り返し使えるタイプの結束バンド。ロングタイプというのが12本108円でダイソーに売ってました。それで十分。
インテリアバーとアシストグリップ/タオルハンガーとの固定に使います。4本あれば十分ですが余ったものにはほかの使い道もありまして…
洗濯ばさみ
スミマセン写真撮るの忘れました。懐深くて幅の広いタイプの洗濯ばさみ(ピンチ)です。
これも12個入り108円でダイソーで購入。
ということで合計3,666円也。バッチリ予算内でおさまりましたね。
作り方
基本的には買ったものを組み合わせれば即完成!!…のはずだったのですが
吸盤タオルハンガーをつけようと思ってた一番後ろのガラス部分に合わせてみたらハンガーのパイプ部分がぶつかる…ピラーと窓の段差が思いのほか大きかったです。
幸い吸盤部分とパイプの部分は自由にスライドできるので不要な部分をカットしました。
ムーヴの場合はパイプの長さで10cmなら余裕でおさまり、吸盤同士も干渉しません。40cmの製品を買ったので不要な30cmを
はい、カットしました。ちなみに糸鋸で工作可能です。怪我したら嫌なので使用側の切断面はヤスリで綺麗にしておきましょう。
パイプ不要部の端にあるストッパーは外して再利用します。きつめにはまってるので手で引っ張っても抜けません。ですので一回り細くて長い棒でドンドン通すと外れます。
使用側にハメ直すときは割とすんなり入りましたね。
さっそく取り付けてみました。きちんとおさまりましたね。
耐荷重6kgとはいえ吸盤の吸着面が汚れているとその性能を十分には発揮できません。ですから取付前に窓の内側は綺麗に拭き掃除しておきましょう。
ちなみにさらに吸着をよくするには吸盤にハンドクリームをごく薄く塗っておくといいそうです。
あとは取り付けたハンガー、そしてリアシートのアシストグリップにインテリアバーを乗っけて
出来ましたー。
ロッドが天井につかえてぐにゃりと曲がったりフロントの天上にぶつかったりしてないです。9ft2本継のロッドで仕舞寸法1.4mくらいだと前方にだいぶ余裕があります。
7ftでバットのとこだけ抜けるやつがたぶん仕舞寸法1.65mくらいなのでこれでギリくらいでした。
ピンチはこのようにロッドの左右でバーを掴み、横移動しないようにするために使います。また
前側のバー(リアシートのアシストグリップに載せてる方)にはフック付きゴムバンドを一緒にかけて、バーとバンドの間に通したピンチで保持するようにします。
こうしておくと割と左右自由な位置でロッドを置けるので、長尺ロッドでも斜め掛けで多少対応可能になります。
インテリアバーのフック部分付根にはちょうど小さな各穴が開いているので
ここにリピートタイを通しアシストグリップ/タオルハンガーと共締めします。これで走行時にバーが吹っ飛んでくこともなく安心して運転できますな。
余ったリピートタイは
ロッドベルトとして利用可能です。みんなロッドベルトポケットとかに突っ込んだつもりでどっかに落としてなくしたりするでしょ?半消耗品ならこれで十分です。付け外しも簡単ににできますしね。
こんな感じで常備しておくと何かと便利かと思いますょ。
オマケ
冬の間はクッソ忙しくて釣りどころじゃないので
セレナに乗せ換えてクロカンの室内スキーラックとして転用。3セットくらい余裕で積める。おぉ、0円でスキーラックが手に入ったラッキー。
フルシーズン使えて4,000円以内で済んだからこりゃだいぶ儲けものです。
まとめ
というようなことを先週末やっていて、いざ出陣!と思っていたら次の週末低気圧にぶつかるというお約束なアレです。ちょうど小潮だし1週伸ばせば潮位的にいいとこあたりそうだしまぁ結果オーライということで。
そんなことでロッド積んだまま会社通勤してる変な人ですが、数日運転してても吸盤ハンガーポロリと外れることもなくロッドがホルダー上で転がったり吹っ飛んでったりすることもないので、実用性は十分以上に確保してることだけは確認しました。
あとは…そう、釣果。釣果だ。昨年はヒラメにもブリにもサクラマスにも見向きもされず、辛うじてホッケのついでにアメマス釣ったくらいだからなぁ…
今年は釣ったことない大きい子たちに遊んでもらいたいです。んじゃまたー。
コメント
はじめまして
うちの子供たちもクロスカントリーをやっていて、車にスキーを積む時どうにかいい方法はないかと考えていました。1人は卒団しましたが、もう1人が2年残っているので参考にさせていただきます。