仕事の依頼に対して即座に「無理です!」「出来ません!」と答える人。 – 空飛ぶ畳
あのね、たぶんね、それ「無理」とも「出来ない」とも一言も言ってないと思うよ。
「『簡単な仕事』の指示」と「『仕事の指示』が簡単」なのは違う
「簡単なお仕事」ほど難しい仕事はない。「簡単な(と言っている)お仕事」は指示も「簡単」。こういうときって確認することもだいたい決まってるんですよ。
- 「急ぎで」というのは具体的にいつまで完了させる必要があるのか
- 「出来るだけ金かけないで安く」というのは具体的に予算は何円なのか
- 消化済みの経費はいくらか
- 資料は揃っているか、不足はあるのか
- 引継ぎ時点での進捗は何%か
- 何が終わっていて何が未着手なのか
- 「終わった」部分はチェックも含めて「終わった」のか
- 「要望事項」はエンドユーザーの要望なのか、顧客の要望なのか、社内的な要望なのか、それともあなた個人の要望なのか
- 言外の要求、真の要求事項は把握しているか
- 条件の確度はどの程度か
- 変更の可能性はどの程度か
- 追加の可能性はどの程度か
- 主導権はあなたが握るか私が握るか
- これで2つ目の「最優先」だが真の最優先はどちらか
- 3つ目の「最優先」はいつ指示する予定なのか
これ聞くと怒る人多いんですよね、「もういい!」なんつってね。
つまりね、金人時間が管理されていない仕事を投げられても困るから最低限現状をウソ無く教えてくれということなんですよ。決してあげ足とってあなたの無能を晒そうとかそういうことではないんですよ。
というようなことをカッっとなって全部ひっくるめて「無理!」「出来ない!」と脳内変換してしまう程度なのでしょうがないですね、代わりに誰かがやらないと。カッとなるってことは半分自分でも仕事全然把握できてない(する気もない)ってわかってるんでしょうけど。
ところで勤務時間中そんなにメールチェックとSNSとゲームばっかりやってて飽きないですか?
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