アキアジ(鮭)釣り、浮きルアー用フロートが高すぎるので自作の方法を説明するよ

釣り

なんなんですか今年は。ベストシーズンのはずなのに、どこへ行ってもアキアジ(鮭)の釣れている話を聞きません。ごろどくですどうも。

8,9月で3回ほど釣行に出向きましたが、オホーツクも日本海も不調すぎるので正味1時間ちょっとしかアキアジ用に竿出してません。オホーツクは相変わらずカンカイ、日本海ではサバばかり釣ってました。

そんなことで仕掛け作りばかりしているのですが、今日は浮きルアー用フロートの自作方法について簡単に触れてみたいと思いますです。

【2017/10/17追記】

このフロートで釣果上がりました。これでも全銭いける。っていうか市販のよりずっと沈みスムーズで良かったよ?

2017年10月 別苅釣行 ダイソーのメタルジグでアキアジ(鮭)を釣ってきたよ
どうも、ごろどくです。こんにちわ。前回の続きです。 タイトルバレなので結論書いちゃいますが、3年越しでやっとアキアジ(鮭)釣れました。前の記事でもったいぶってたやつです。にょほ。
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【追記ここまで】

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法000

シーズンものゆえか、市販品は高すぎ…

浮きルアーやってる人たちのタックル見てたらよく使われてるのこれですよねー。ハヤブサのコレ。

フロート単体で600円以上ですよ。これだけじゃ話にならんのでリーダー付のものなども売っているわけですが

ほぼほぼ1,000円、Oh…マジかよ。1,000円ぐらいのアキアジスプーンとタコベ付きフックまとめてロストしたら一気に2,500円くらいロストだよ…

で、自作浮きルアー用フロートの作り方ですが

作り方はいたって簡単です。

私はスプーン使わないでダイソーのメタルジグ使いたいので今回は28g用にしたんですが

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法001

軟質発泡ウレタンφ18mm300mmを購入。フィッシュランドで120円でした。28g用だと1個150mmでちょうどよいくらいなので無駄なく使えますね。

釣具屋さんには硬質のものも売ってますが、軟質のほうが比重が小さい = フロート自重が軽くて済むので軟質が良いです。こいつにφ1mmくらいの中通しチューブ(1.5mで200円前後)を突っ込んでやれば強度的にも問題ないはずです。

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法002

チューブ突っ込んじゃった後ですけど、両端カッターで削って丸めた後で実測4.8gでした。直径18mm、長さ150mm両端丸めの体積が16.5cm3ですからこの材料の比重は約0.13前後になりますね。

フロートとしての骨子は本当にこれだけでして、あとは

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法003

没水部を黒マジックで塗りつぶし、頭だけ蛍光カラーでも塗れば出来上がり。おまけですが

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法004

色の境界部にダイソーの蓄光テープ巻いたり、上側に孔あけてこれまたダイソーのケミライト付属のチューブ差し込んで日没時間帯対応としております。

蓄光テープは幅10mm、長さ300mm、ケミライトは37mm6本入りでそれぞれ100円プラス税です。蓄光テープはφ18mmのフロートに対して半幅で60mmくらいあれば足りますから1つ買ったら10個分くらい使えます。

ここまでだけだと1個単価がなんと135円くらいですよ。激安じゃないですか。

これにラパラのフロロリーダー20lbが2m、ウキ止めゴムやらクッション用ビーズやらスナップやら付けてリーダーセットとしても265円くらいにしかならないんですよね。既製品の約1/4の価格。これは自作しない手はないでしょうねぇ。

他の重量だとどれくらいのサイズにすればいいの?

上記は28g用と言うことでしたのでφ18mm、長さ150mmでしたがアキアジスプーンで一般的な35、45、55gですと、ざっと計算したところ

  • 35g:φ20mm、長さ150mm
  • 45g:φ22mm、長さ150mm
  • 55g:φ24mm、長さ150mm

と、うまいこと長さ150mmのまま径違いを用意すれば良さそうです。これでスプーンぶら下げた状態では残浮力8~10gほどになり、タコベ付きフックに餌つけて頭がちょっと水面に出る程度の浮力を残せます。すばらしい。

径を変えずに長さを伸ばす手法も考えられますが、フロートの長さがあまりに長すぎると取り回しが悪くなるのと、150mmだと300mm定尺の材料が無駄なく材料を消化できますゆえ。

以下は今回作ったものを風呂で浮力テストしたところ。

格安にアキアジ浮きルアー用フロートを自作する方法005

湯が浅くてタコベが底で気持ち寝ちゃってますけど、蓄光テープマーカー(上から約3cmのところ)よりちょい下まで水上に出ております。海水ではもう少し強く浮力が働くこと、ウキ下に餌の重量が増えることを考慮してもなかなかいい塩梅で浮力が決まったようです。

ちなみになんですが、φ12、長さ150mmですとフロート自重を除いた残浮力が15g前後になり、8~12g程度のアキアジではあまり使われないような小型スプーンにも対応できる計算です。

魚はいるけどみんな釣れない、いわゆる『スレた』渋い状況では逆にルアーサイズを小さくすることで反応を得られるというメソッドもある、と、とあるベテランの方からお話を伺いましたので参考までに。

まとめ

以上極めて簡単ですが、アキアジ浮きルアー用フロートの作り方でした。

全然関係ないですがこのシーズンになると昨年書いた

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なる記事にやたらアクセスいただきまして、なんか調べたら「浮きルアー」でググるとこの記事が最初にくるみたいです(いまのところ)。別にSEO的に何か考えてアップした記事ではないんですがね。

平時で月間30,000PV切ることもちょいちょいある当ブログ、この記事単体で月に10,000PV、あと鮭釣り関係ないんですが夏前に書いた

ダイソーのメタルジグ「ジグベイト/ジグロック」が有能すぎるので、軽くチューンの仕方を紹介するよ
増毛の釣りの話で書いた通り、ショアジグ初挑戦の私でもホッケやアメマスをゲットできるくらい有能でしたので、使うにあたってのちょっとしたポイントなどを紹介しておこうと思います。 【2017/09/27追記1】 今シーズンはなんだかジギング、ダイ...

という記事も10,000PV弱くらいあって(こっちも「ダイソー」「メタルジグ」見たいので上位に引っかかるらしい)、あわせて20,000PVくらい急激に上乗せになって一瞬「いたずらか!!!11??」と焦りました。

自分お勉強と備忘録兼ねて書いたのでクソ長い記事ですが皆さんに、特に同好の士に読んでいただいて感謝感謝です。ありがとうございます。

そんなわけで私自身なかなか毎週は釣りに行けないし、魚の姿も見えない渋いシーズンではあるようですが皆さんの良い釣果を祈りつつ。んじゃまた。

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