新コロ禍でGW16連休になったごろどくですどうも。
喰うか寝るかyoutubeダラ見しかしてなかったなー。いや、人生には完全スイッチオフの無為な時間も時には必要なのですよ。ちなみに散歩は毎日4,5kmくらいは歩いたよ(ドラクエウォークの経験値稼ぎ)。
釣りの方はと言えばホッケ最盛期でしたが道内各港釣りご遠慮くださいというところが多々ありまして一切海には行っておりません。まぁ魚は来年も来るさ。
あまりに暇を持て余したので人の居なさそうな時間にふらっと普段行かないダイソーに行ってみたら2020春の釣具ニューアイテムが並んでおりました。
後からTwitterで検索したら数日前から話題にはなってたみたいなのですが私の所には一切RT回ってこなかったので全く気づきませんでしたね。
ということで早速4種ほど購入したので簡単なレビュー…というか開封の儀など書いてみます。
ストレートワーム
これまでもダイソーワームのラインナップにはカーリーテールやグラブ、トカゲワーム、メバルワームなどがありました。
今春追加になったワームの一つにこちらの「ストレートワーム」があります。入り数はパッケージ当たり4本です。
細長系の似たような従来品に「ミミズワーム」がありましたが、「ストレートワーム」はそのバリエーションではなく完全新製品。「ミミズワーム」より細くて長いです。
全長12cm、径は太いところで5mmほど。イマイチ使いどころのわからなかった「ミミズワーム」とは違い、明らかにワッキーリグ、ネコリグとして使う想定のものと思われます。
パッケージにも書いてあるのですが、断面形状は円形ではなく
このような三角~おむすび型となっており、フックの挿し方を天地入れ替えると多少アクションが変わる…とのことです。とは言ってもスイミングより底でチョンチョンやる感じで使うと思うのであんまり関係ないかな…という気もします。
なおパッケージ背面の記述によれば
ネコリグ用のネイルシンカーもダイソー製品として存在するようですが私が購入したショップでは店頭には並んでませんでした。
いたって普通のストレートワームで、メインターゲットのバスのほかニジマス等のトラウトも狙えると思います。香料はほとんど感じず、素体のままソルトでのパワーイソメのような使い方ができるかは微妙ですから、投げ釣り使用時は味と臭いを足してやると良いんじゃないでしょうか。
スモラバ(ラバージグ)
従来品の7gラバージグ(あと純然たるラバージグじゃないけどスピナーベイトとかもありましたね)とは別系統の商品として軽量のラバージグも発売になりました。その名も「スモラバ」。そのまんまですね。入り数はパッケージ当たり1個。
重量ラインナップは2.5gと3.5gの2種類で、カラーは濃赤ラメ・ウォーターメロン・カーキ(チャート系)の3種類が店頭です。
ラバーの密度は従来品より薄めです。ラバーの1本1本のコシはそれほど弱くなく、水中アクションを考えると逆にこれくらいの密度で十分なのかな、と思います。濃すぎるとただの団子が漂っているようにしか見えないので…
従来品になかったものとして
ヘッドからフックガードが生えました。が、ほうき状ではありません。比較的固めの線が1本。根掛除けとしての固め設定なのでしょうか、若干フッキングに影響しそうな感じです。ストラクチャの少ないポイントで不要と感じたら切り落とすのもアリでしょう。
一応2.5gと3.5gではシンカーサイズだけではなくフック周りでシャンク長とゲイプにも差があります。
以下寸法写真です。
3.5gがフック全長16mm、シャンクのストレート部で10mmほど。
2.5gだとフック全長で14mm、シャンクのストレート部で8mmくらいですかね。
ゲイプが内寸で3.5gが10mm、2.5gが8mmくらいに読み取れます。だいたいシャンクストレート部と同程度くらいでしょうか。
製品本体とは関係ない情報ですが、ラバーは塩ビ製ですので
パッケージは乾燥防止のためか、チャックで密封できるようになっています。こういう心遣いは悪くないと思います。が、個人的にはどちらかと言えばパッケージよりフックガードをフサフサにして欲しかったな…と思ったり。
なおこの「スモラバ」は次に紹介するクローワームと組み合わせて使うことを想定しているようなので詳細は以下で。
クローワーム(ホッグ系ワーム)
私の記憶ではこれまでダイソーではホッグ系ワームは取り扱ってなかったはず。なのでグラブのテールを長さ方向に切れ目入れてツインテールっぽくしてなんちゃってホッグみたいな使い方したりしてましたよね。
とはいえそれをクローと呼ぶには微妙にアピールしない感じもありましたが。
そこで満を持して(?)今春登場したのがこちらの「クローワーム」。4インチ(パッケージ表記上。詳細は後述)で入り数はパッケージ当たり3尾。
「パッケージ表記上」と言ったのは
この通り触覚まで含めた全長が4インチで、クロー部分までだと7.5cmほど、およそ3インチ相当です。
参考までにバグアンツ2インチと比べてみましょう。
ね。バグアンツ2インチはクローまでで2インチ。ですのでパッケージの4インチ表記はあまり良い表記ではありませんねぇ。「悪意ある誤表記」とは言わないですけど、これから購入される方のために一応実体寸法を把握しておいたほうが良いかなと。
カラーバリエーションはスモラバと全く同じです。
スタイル的には足の突起はほんのちょっぴり、触角は1本とかなり簡略的な印象を受けますがクローのボリュームは十分です。
全体的に扁平で裏・表の違いはなくどちら向きでも全く同じモールドとなっております。先ほどの「スモラバ3.5g」と並べてみると
「あぁ確かにこれは組み合わせて使うもんなんだな」と納得。この組み合わせならワーム本体も多少簡略モールドでも許されるのかな、と。
そして合体(釣りバカ日誌風)!前から~
ハァハァ、後ろからも~
ハァハァ(ワァ~オ)!!
…すみませんふざけ過ぎました。クロー先端からフックゲイプ部分まではちょっと長い気もしますがその分アクションは期待できそうです。あとはそのアクションでスイッチ入れてばっくり奥まで咥えさせられるかどうか…というのが勝負の分かれ目でしょう。いや別に変な意味ではないですよ?
メタルバイブ(メタルバイブレーション)
最後に紹介するのがこちらの「メタルバイブ」です。ダイソーの金属系ルアーと言えばジグベイト・ジグロックが有名でダイソールアーの代名詞となった感もありますが、最小重量がいずれも18gでした。
あとはこの下のミニジグ・マイクロジグが、メタルバイブレーションで多少ゆっくり巻けるものがあれば…という潜在的な期待感というか需要はあったのでしょう、その穴を埋めるような製品の登場ということです。
一応パッケージ的にはブラックバス・シーバスと書いてあるのでソルトも想定の製品ってことですよね?
重量ラインナップは7g,10g,14gと、現行メタルジグシリーズの「完全に一回り下」です。カラーナインナップは…メタル色(おそらくアルミかクロムの蒸着めっきと思われる)1色のみ。潔し、です。
いや、嫌みで言ってるんじゃなくて結局ジグロックもジグベイトもみんなリペイントして使ってるじゃないですか。
ということは最初からメタルカラーの方が(各個人のカラバリ的に)小回り効いて良い、ということがダイソー首脳陣にも伝わったのでしょうきっと。実際ジグロックもみんなシルバー中心に買うでしょ?ね?
「メタルバイブ」の紹介に戻りますが、フックは旧来のトリプルではなくダブルフックに。ベリーとテールは同じサイズのものがついてます。
今まではこのタイプ無かったですよね。正直従来のトリプルはすぐ地球釣るし錆びるし折れるしもう全部これに代えていけばいいんでないの?って感じ。
3本針だからと言ってフッキング率が上がるとは全く思えないんですよね、私個人の体験ベースの話だと。基本シングルのスイミングフックに全交換してますし。
色味からしておそらく何らかの熱処理はしているものと思われますが、耐久性・防錆性については今後のレポートに期待下さい。
ルアー本体の全長は14gが68mm、10gが62mm、7gが56mmです。
14gが
ラインシステム側は標準でスナップ付き。もし製品として付けるのであればもう1サイズ下のでいい気がする。デカ過ぎてエビりそうなので。私はラインシステム側にスナップかリングつけて使うので買ったらすぐ外すことになるのであんまり関係ないですけど…
あとスナップ孔は3つですが取付位置を変えるとバランスは(大気中では)こんな感じ。
一番前だと完全バランス。スイミングではおそらくほどほどに早巻きしないとバイブしない。中層前後の時はこの位置ですかね。
次に真ん中。こちらは若干頭下げ。バイブレーションとフォール速度のバランスで、実用ではこの位置が一番多用するのかな、と考えています。
最後は一番テール側で吊った状態。短いピッチで何度もリフト&フォールするときはここでもいいかもしれない。フォール自体は当然一番早いので食わせるタイミングを作るのが若干難しいかもしれないけど。
また、重量バリエーションとフックサイズについては
7gと10gが同じサイズのもので、14gにはそれより1つ上のサイズのものが付いております。ボディサイズには見合ってるのではないかな、と思います。
参考までに試しに表面削って地金出してみました。10円玉っぽい色味からすると青銅系の銅合金をプレスして作ったものと思われます。
先に書いたようにメタル色なのでカラーチューンは無限です。メタルバイブレーションはフラットな面も広いのでシール貼りも楽です。
上の写真はめっき剥がしたところは防錆保護しておきたいので百均ホログラムテープを貼ったところ。意外といい感じで気に入りました。
まとめ
以上、2020年春のダイソー釣具4製品、開封の儀兼簡易レビューでした。スイミングチェックがまだなのでとりあえずお風呂で遊んでみて、何か新しいこと分かったら追記しますね。
新コロ緊急事態宣言が延長になって、今暫くはソルト自粛の予定です。その分目いっぱい取り返したいので夏枯れ前には解除になって自由に地域間移動できるようになると良いんですけど。んじゃまたー。
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