今シーズンのカラフトマス釣り1勝0敗、サケ釣り1勝1敗のごろどくですどうも。その1敗で大すけさんの連勝をストップさせてしまったのは懐かしい思い出。
年々シーズンになるとポイントは人の密度がすごいし、閉鎖される釣り場も今年は多く、あふれた人がさらに限られた釣り場に集まってくるので、サケマス釣りは本当にシーズン数回で十分です、私は。
そんなわけで限られた釣行回数で確実に結果を出すためにたどり着いたのが、タイトルの通り「バイブレーションジグヘッド+グラブワーム釣法」です。
浮きルアーのアレンジではありますが、スプーンで釣果が出ない高人口密度釣り場でも、圧倒的にサケマスに口を使わせることができるので知っておいて損はないかと思います。
今シーズンも終盤近くですがあと半月くらいは釣れると思いますので、使ええるタイミングがあればぜひ試していただきたい。
タックル概要
仕掛けとしては、基本は浮きルアーです。違うのはルアー部分。
ダイソーのバイブレーションジグヘッドです。22gのほう。コアマンの高いよね~。
ダイソーのは激安だよね~。安くても普通に使えます。ダイソーの買ってください。買いましょう。
あとフロートはサケ釣り用の標準的なのはSサイズくらいでも無駄に大きいので
マクロスのミサイル的なもの pic.twitter.com/s2ItGRCp6u
— ごろどく (@gorodoku) September 4, 2020
発泡フロートで自作です。
φ24mm、6cmで15gの浮力、これに
2.5cmくらい(先端半丸)を足すと22gのジグヘッドにワーム付けて頭1、2cm出るくらいになります。残浮力はこれくらいギリで十分です。
マヅメ時にも使うと思うので、L=37mmのケミライトが挿せるチューブ(ダイソーのにも付属してます)を忘れずに埋めておきましょう。
フックは上の写真のごとく、4号のトレブルフック×2で運用(後述、スレがかり対策のため)…トレブル使ってると「密漁!違法!」という明らかに誤った理解をしている人もいるので面倒に巻き込まれたくなければ
フロントアイにダブルフックをpe10号で繋いであげればいいと思いますが、正直あんまりお勧めはしません。
使用するワームは4インチ前後のグラブワームです。ダイソーのグラブワームでも普通に釣れます。が、最近全然店頭に並んでないので
amazonでゲイリーヤマモト(以下ゲリヤマ)の4インチグラブかスーパーグラブ(5インチ)ポチってもいいと思います。
カラーは系統違いを複数用意してどんどん変えてその日のアタリ色を見つけるのがいいでしょう。ちなみに鉄板カラーとしては
パープル+ブルーラメと
レッド+ゴールドラメは必ず入れておきたいです。(レッド+ゴールドラメはダイソーにもあり)
ロッド~ラインは通常浮きルアーで使ってるものそのままでいいです。
あとエサは一応つけてますが、エサ取りに取られてなくなってても普通に食ってくるので、少なくともエサがないから成立しない…ということはないと思います。
アキアジタックルは混雑ポイントを想定していて、ゴリ巻きタックルが推奨されることが多いと思います。釣りとして面白いのはMパワーのロッドで1号peくらいで勝負するのが面白いと思うんですけどね。
メリットとデメリット
このタックルのメリット・デメリットをまとめておきます。
まずはメリットのほうから。
メリット
- 着水音が小さい
- 姿勢がほぼ水平
- 僅かな潮の動きでも動く
- カラーチェンジが容易
- スレ掛りが少ない
- ウキを小さくできる
- 仕掛け単価が安い
着水音はスプーンに比べてサイズも重量も小さいので当然でしょう。
姿勢が水平なのは結構重要です。タナはシビアに合わせる必要があるとはいえ、グラブのカーリーテールが目の前でユラユラさせられるところが、一般的な浮きルアーでのスプーンと比べての優位性でしょう。そして常時巻き続けてなくても潮が効いていればそれだけでアピールするのです。デッドスロー以下のスーパーデッドスローが「あり得る」というのが浮きルアーでスレきった魚に口を使わせる所以なのかもしれません。
カラーチェンジに関してはもう、ワームを差し替えるっていうだけ。当たりカラーを見つけるのに時間がかからないという利点です。
5番目は意外と思われるかもしれませんが、8号くらいのトレブルフックだと一般的に使われる18~22号くらいのサーモンフックに比べて、圧倒的にゲイプが狭く体表にぶつかったときにも刺さりにくい、あるいは刺さりが浅いため容易にフックアウトさせることが可能です。なお口にかかった場合にフック曲げられることはそんなにないですが、スレがかりで走られるとフックの先が伸されたりもします。いわば安全装置ですね。
浮きを小さくできるというのはウキ下荷重が小さいから、ということなんですが、逆に言えば投擲重量が小さいから浮きを小さくしないと風に押されてしまうため、ある意味必須事項でもあります。
価格のことはまぁ…ダイソー様様ですね!!ゲリヤマのワームもパック単価680円くらいでも10本入ってますので、ワームとしては標準的かちょっと安いくらいの部類だと思いますよ。
続きましてデメリットなど。
デメリット
- 飛距離は出ない
- フックの刺さりが浅い
- エビりやすい
- 浮き上がりやすい
- ひっかけと言われる
飛距離のことはメリットのウキの話と表裏一体です。
フックが浅いのも同様にスレがかり防止のメリットと一体的な話です。まーでも口の中に入った時は向こう合わせで十分フック入ってたので敢えてアタリ→フッキングしなくてもいいと思います。外れてルアー飛んできて怪我したりさせたりしても嫌な思いしか残らないでしょうし…
エビりやすいのは当然そうでしょう。これはどうしようもない。エビったら明らかに引きおもりするので素直に投げなおしで。浮き上がりは、特に河口流れ出しなど流速の早い場所でのことですが、そもそもそういうところは水深も浅いので大きな問題になることは少ないでしょう。
一番問題なのが最後のですよ。ひっかけ釣りが法律違反なのは「能動的にひっかける行為」であって、漁具の問題じゃないんですよ。シングルフックでもひっかける気でしゃくればアウトです。この辺は本当に声を大にして言っておきたい。周到に検挙逃れをする人はシングル二本針でハリスねじれにくくして置いて、普通の浮きルアーかフカセのふりして群れのど真ん中に…おっと、誰か来たようだ。
まー世の中いろんな人がいますので、正しい法律の理解をしたうえで、明らかにおかしい人は注意などせず即通報でよろしくおながいいたしまつ。
まとめ
今年のカラフトマスもアキアジも結果的に全部これで釣りました。計6尾3戦2勝でスレゲット無し。バラシも含め圧倒的に口で食ってくるし、スレがかりで一瞬は知られても無理テンション掛けない限りすぐ外れるのですげー楽です。
ということで今年はおかんにもだいぶイクラちゃんごちそうできてよかったです。80歳なって食欲も落ちてきたんですけど、いくら丼はめっちゃ食べてくれてうれしかったです。
おかんに好きなだけ載せてもらう簡単なお仕事 pic.twitter.com/El9rQSEc8z
— ごろどく (@gorodoku) October 9, 2021
なお今年のアキアジは増毛市街地の永寿川河口でメス3尾です。群れが寄るのもシーズンで数回しかないポイントですが、寄ったときは河口上るのが難しいとこなのでチャンスタイムとなります。そうじゃないときはフグの猛攻を受けるポイントでもありますが…
今年はあちこちの釣り場が閉鎖されるシーズンでもありました。やってることがやってることなので正直しょうがないとも思ってます。普通船の上にうんこしてごみ投げてくか?自分の車に同じことされたらどう思うよ?
そんなことでサケマス釣りは早いとこ完全ライセンス制に移行してほしいですね。んじゃまたー。
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