暇すぎてやる気が虚数を示しているぼくです。こんにちは。
ダイソーさんからついにヘビーウェイトのメタルジグが出たのでレビューです。
ようつべに塗装の良くわかる動画もうpしといたんで、良かったら合わせてごらんいただければ。
(リンクは末尾)
仕様など
一応簡単に仕様などを。
2024年2月に新発売となったのは、ジグのタイプ別で、既存の「(ダイソー)メタルジグ」に準じた紡錘形の「メタルジグスリム」と、販売中の「メタルジグフラット」の2種類。
ウェイトはどちらも60gと80g。価格は220円(税込)。
今までのダイソー(って言うか百均)のメタルジグは40g以下だったので、基本ショアキャスティング用でしたが、60g以上となるとオフショアでも多少使い道が出てくるんじゃないでしょうか。
カラーバリエーションは、シルバー、プルピン、ミドキンの3種類なので、ジグロックとかメタルジグフラットと同じラインナップです…が、後記しますが、ベースのホログラムパターンがちょっと変わってます。
パッケージが中箱付き二重ブリスターパックになってます。あんま必要ないかな…
付属のフックが16号、リングが4号相当となってます。既存のライト仕様とはターゲットサイズがだいぶ違う感じですね。
さてまずは、メタルジグフラットの方から見ていきましょう。
付属フックはフロントのアシスト1本針、ティンセル無しです。アシストラインが編み込みループになってるので、強度的には問題なさそう、というかサイズなりに見合ってるとは思います。
アシストが編み込みなので、スプリットリングのほかソリッドリングで接続となっています。
リアはフック付属無し。百均でそろえるなら、別売りのトレブル6号か4号を付けると良いと思います。
ちなみに百均トレブルは8号・6号・4号があって、セリアが4本入り、ダイソーが3本入りで110円(税込)なので、セリアで調達が良いと思います。(品質は同程度でいずれもメッキ品)
付属アシストックは先端平打ち、爪チェックでは一応引っかかるので、箱出しでも数回は使っていいレベルと思います。
ここまでサンプル写真はブルピンです。見てわかる通り、ベースのホログラムが従来のブロック(格子)パターンからウェーブパターンになっており、色の変化と反射は非常によくできていると思います。
また、表面コーティングも既存のものより厚めで、光沢具合もとても良いと思います。
これはメタルジグフラットの背側。重量バランスはセンターです。
腹側から見たのが次の写真。背側・腹側いずれも写真上側がテール、下側がヘッドです。
既存の40g以下のメタルジグフラットもそうですが、意外とスイミングで泳ぎます。(早巻きでなければ)
背高、平べったくてフリーフォールでヒラヒラしそうですが、意外とテンションフォールの方がアピールしたりします。
続いてメタルジグスリムのほうを見ていきましょう。
紡錘形で既存の「(ダイソー)メタルジグ」と同様のスタイルです。
掲載サンプルカラーはミドキンで、ベースホログラムはランダムクラッシュパターンで、どの角度でもブロックパターンよりフラッシングがより鮮明に。
トップコーティングはフラット同様しっかりしていてつやっつやです。
28g(上側、ブルピン)と比較すると、ほぼほぼそのまんまの形で大きくなった感じです。
これが背側から見た形。(上がテール、下がヘッド)
左右のふくらみはテール寄りのが若干太めですが、上下幅はヘッド側が広くて、バランス自体はセンターです。
腹側から見てもほぼ同様。腹のテール側底面が若干平らで、テンションフォールでもテールから一気に沈まないようになってます。
ちなみにフリーフォールは実はスリム(既存品なら無印のメタルジグ)のが動き良かったりします。頭下げ、尻下げ繰り返してフラフラしながら落ちて、フラットよりアピールするんですよね。
その他フック仕様などはフラットと全く同一です。
フラッシング・塗装レビュー用動画
とにかく塗装に関しては、既存のものよりだいぶ品質良くなったと思います。以下の動画は光源固定でルアーの方を動かしてみて、反射・フラッシングを確認できます。
まとめ
60点が合格点なら、今回のメタルジグスリム・フラットは80点ぐらいですかねー。
合格ラインは越えてるんで、全然箱出しでも使えます。
使えるんですが、220円になるんだったら、テールにトレブル付けてほしかったな、あの別売りのやつと同じ仕様ので。その辺が減点要素。
ブルピンとグリキンのホログラムとコーティングは、自分的にはプラス評価。
なのでカラバリカスタムはシルバー買って塗装剥がしてやると良いと思います。
アシストのティンセルはあっても無くてもどっちでもいいかな。針先の程度はまぁ最低限の及第点。40g以下に付属のトレブルみたいに「買って即交換」までひどくはないと思います。
ただ、スリムとフラットのフックサイズ同じなんですが、スリムのボディサイズと付属フックのゲイプがちょうど絡みそうな感じなんで、ゲイプ浅いものと交換が必要な場面はあるのでは…?その辺はちょっと減点。
使い分けとしては、スリムが「ワンピッチジャークアンドフリーフォール」、フラットが「リトリーブアンドテンションフォール」とかそんな感じです。これは40g以下でも同様。
あとは、製品そのものというか、ラインナップとして「後方重心で表層早巻き特化」のフォルムバリエーションがあっても良かったかな、とは思います。
せっかく60gあるんなら、陸からロングキャストと表層早巻きで大型青物狙えますからねぇ…フリーフォールがあまりお得意でないフラットの80gとかだとショアでもオフショアでも、微妙に使い道が出てこないんですよね。
ま、60g、80gから削って切った貼ったして40~50gくらいのチューン品作るのも、それはそれで面白いとも言えますが。
ということで、「(自作カラーチューン含めて)タックルボックスに何本か持ってたらいいよ」くらいにはなってると思うので80点です。
今年のサーフヒラメ・サーフサクラ、これで狙ってみようかしら。はやく4月にならないかなー。
んじゃまたー。
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