先日試しに買ってみたダイソースプーンの続報です。風呂でスイミングチェックしたところ意外と良い泳ぎをすることが判明、ムービーをようつべにうpしておいたのでとりあえずご報告。
はっきりとしたローリング系です
百聞は一見に如かず、でとりあえずコチラをどうぞ。
なんかアップロードの画質選択間違ったっぽい、荒くてゴメン。動画後半のウエイトチューンはのちほど。動画前半は色塗った以外は箱だしまんまのドノーマルです。フックもリングも付属品を使用。
ご覧の通りスローでもグルグルよく回るローリング系です。ウォブリングはスピードにもよるけどほぼゼロ~微少程度、ラインテンションをフッと抜くとドリフトします。
ドリフトはローリングの回転方向の瞬間位置も影響すると思うので、完全にコントロールコントロールするのは難しいかもしれませんが、使いこなせば縦アクションだけじゃなくて横アクションも付けられるようになりますね。
ただ前の記事にも書いた通りサイズがデカい割には重量がないので、流れのあるところでは意図しないドリフトも発生すると思われます(それが魚に効くこともあるとは思いますが)。
そう考えると流れの比較的一様な本流等、大きめの河川で使うと比較的自在にアクション付けられるのではないでしょうか。もしくは、ソルトなら漁港内とか。渓流でやるにはやっぱりデカいと思います。あとは軽いので飛距離の問題ね。
ウエイトチューンを施してみる
そんなことで、ちょっとでも飛距離稼ぐのに重量を増やしてみることにします。
方法と言えばこうやって裏面に板オモリ貼りこむくらいしかないですよね~。今回はとりあえずテストなので粘着テープ付きのもので。上手くいったらエポキシ接着剤で固定することに。
今回貼ってるのは0.5mmか0.4mm(ゴメンどっちか忘れた、ノギスで計ったら0.5mmだったけど)の鉛板。
元スプーンの外周に合わせてカッターで整形。先にはさみで荒取りしとくと楽です。最後はあえてヤスリ等で削らなくても、縁を爪でしごくがけで十分馴染ませられます。
キリでアイ部分を抜きます。両面テープで接着してる場合は捲れてくるので優しく丁寧に。
チューン後の単体重量は9.5g。ノーマルの重量は前の記事にある通り7.6gですので、約2gの増となります。これくらいあればなんとかそれなりにキャストできるかな…
先ほどの動画と同じですが後半部分(チューン後のスイミングテスト)から。
ノーマルよりもローリングが強くなりました。板厚増えた分回りにくくなるかなーと予想してたんですが逆でしたね。ウォブリングはノーマル同様あまり動きません。若干スロー気味だとそれっぽい動きも見える気がしますが。ドリフトも、このテストではノーマルとあまり変わらないように見えました。
ということで、ウエイトチューンは飛距離増の期待と、ローリングアクションの強化に効果があることが分かりました。まだやってないですけど、これなら0.5mm2枚重ねでもそれなりに使い物になるんじゃないかなーという気がしてきました。微速でもロールするんならある程度フォールのスピードも手元で調整できますよね。
おまけ
貼った板オモリの表面処理について。いつものようにホロとかラメシート貼ってもいいんですが
硬めのナイロンブラシ等で軽くシャカシャカやると金属光沢が生きますから、あえて何かを貼らなくてもいいかもしれません。写真は左がノーマル、右が磨いた後です。
鉛は柔らかいので傷も付くし多少変形もするでしょうから、この場合は裏面はあえてトップコート掛けなくてもいいのかもしれません。
以上お手軽ウェイトチューンでダイソースプーンルアーの可能性を探ってみる小ネタでした。んじゃまたー。
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