もう7月です。今年ももう半分が過ぎました。人生の半分をとうの昔に過ぎたごろどくですどうも。
前回の激シブ釣行のような状況でも一応の結果を出せるダイソー・ジグロックのチューン方法をメモっておきます。
やってる人は普通にやってると思うんですけど、通常のジグロックとは全く違う泳ぎになりますので、知ってると釣り方の引き出しが増えますよ。
泳ぎの異なる2パターンの曲げ方
チューンと言っても特別小難しいこともなく、単にジグロックを曲げるだけです。
とはいえ、雑に「折る」感じだと簡単に亀裂入って使い物にならなくなるので、全体を一様なカーブになるように曲げてみます。
まずは右でも左でもいいんですが一方向だけに曲げたパターン。私は「への字曲げ」と呼んでます。
ゆっくり引くとウォブリングするような感じ、スピードを上げるとくるくる回るようになります。ジャ〇ソンのジグスプーンよりは暴れる感じだと思います。
もう一つのパターンは上記のものの頭側だけ逆向きに曲げたものです。「乙字曲げ」と呼んで区別してます。
これは引く速度によらずかなり高速にスピンする感じで回転としては通常のスプーンに近く、しかし回転方向にやや強くスライドする「クセ」もあります。
狙い通りのコースを通すのがやや難しいですがアピールはかなり強烈ですね。
この二パターンのスイミングテストを撮影しておいたので参考にどうぞ。百聞は一見に如かず、ですので。
曲げて使うジグロックの利点と欠点
この曲げチューンの何が良いかというと、40gでも同じことができる(動画のも40gです)ので、遠投性をあまり犠牲せずにスローでタダ巻きできることです。
一般的なメタルジグのワンピッチジャークやジャカジャカ巻きでは反応が得られない場合など、あるいはミノーぐらいのスピードで引きたいんだけど距離が…というときに使えるんじゃないでしょうか。
欠点は上にも書いた通り、スライドクセがあるので真っすぐなコースを引ききるのが難しいこと。
への字パターンも乙字パターンほどではないですが若干のスライドがあります。回転はヨレで途中から逆回りにはなるから全体では真っすぐ戻ってくるんですがピンポイント勝負は厳しいかもしれません。
あとスライド方向の入れ替わるタイミングで引き抵抗が全然変わることがあるので「アタリかっ!?」って変な期待しちゃうことがたまにあります(笑)特にPEだと。釣りよか風に言うと「魚か魚じゃないかもわからんと?」と言うやつですね。
当然曲げチューンのジグロックがあればなんでも釣れる、というわけではありませんので通常のアクションでつかうノーマルジグに織り交ぜていく感じになると思います。
ただ、フォールスピードもさらに遅くなるので、個人的な印象としてはノーマルよりかなり良く食ってくる感じはありますけどね(乗せられるかどうかは別として)。
良く釣れるカラーリングってあるの?
ところで、元の塗装のまま曲げチューンすると塗膜が割れてしまいます(伸びないので当然です)。よって、現地で急遽曲げる以外は基本的に再塗装前提ということになります。
ダイソーのジグロックやジグベイトを使い始めたころ、リペイントの記事を書きまして
自由にいろいろ塗ってたんですけど、何年か使ってると結局反応の良いカラーリングってだいたい集約されてくるんですよね。
塗りパターンはベタ塗よりドットパターン、ドットパターンよりストロボストライプ(あるいはタイガーストライプ)。カラーも黄色・緑系よりも蛍光ピンク、白よりグローホワイト。
そういった傾向を踏まえ、最近は素材の地金色かアルミテープでラッピングをし、蓄光テープ細切りをストロボストライプ状に片面のみ貼り付け(曲げチューンの場合は凸側)てます。いわゆるゼブラグローというやつです。
反対面にホロテープを貼り、あとお好みで蛍光ピンクの油性マーカー(ダイソーで売ってます)でちょっとだけ装飾施す感じのものを作ることが圧倒的に多くなっています。
塗装剥がして地金出す簡単な方法はこちらの記事で紹介してます。
まとめ
以上ジグロックの曲げチューンについて簡単に紹介しました。
鮭釣りでは、ノーマルのジグロックで釣果実績ありますが、今年はこのジグスプーン風曲げチューンでもチャレンジしてみましょう。
鮭釣りはデッドスローでルアーを動かすのでノーマルよりはるかに向いてるはずなんですよね。キャスト性活かす場面ではフロートもなしか、あるいは小さいものでもいいかもしれません。
あとは…サクラマスとヒラメだなぁ。今年は入釣タイミング悪すぎですが、何としても結果を出したいところです。サクラは流石にもうシーズンオフですがヒラメは(夏枯れ時期以外は)まだまだ行けるはずなので。頑張ります。んじゃまた。
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