ダイソールアーの手っ取り早くて間違いない塗装の剥がし方と安くて強力なグロー化の方法

肌がデリケートで物理的に傷付きやすいごろどくですどうも。

塗装がデリケートで剥がれやすいことで有名なのが、ダイソーの一連のルアー群。ジグロック・ジグベイト然り、ミノーモンスター然り。

最初の一回の使用はノーマルでも良しとして、1釣行で傷だらけになるのでロストしなくても再塗装は必須。

そういう場合は綺麗に塗装を剥がして下地を出さなければなりません。もちろん新品をリペイントして使う場合も。

ヤスリでゴリゴリ落とすのも数があると大変ですし、ミノーモンスターのウロコパターンのように元の整形を活かしたい場合はそれを傷付けない方法が必要です。

ということで今回はルアーの塗装剥がしについて解説します。すごい楽だよ。

ダイソールアーの塗装剥がし000

なぜリペイントのために元の塗装を剥がさなければならないのか

今回紹介する方法はダイソー以外の一般のルアーでも同様できますが、特にダイソー製のジグやミノーはとにかく塗装が弱いです。

原因は元の塗膜とルアー本体の素材の密着力が弱いため。これに尽きる。

いくら上から厚く塗装を重ねたり、テープを貼ったり、ウレタンでコーティングして外側を丈夫にしても素地面が浮きやすく、むしろ外を固くすればするほど衝撃で塗膜の浮き、割れやすくなります。

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よって、新塗膜をできるだけ丈夫に長持ちさせるには、元塗膜の剥離が必須ということになります。

塗装剥がし前の準備

特に準備というほどでもないのですが、

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フックとスプリットリングは作業の邪魔になるので取り外しておきましょう。怪我防止大事だし。

この後は金属製のメタルジグと樹脂製のミノーでは使う薬品が異なります。

メタルジグの塗装の剥がしに使う薬品

いたって単純です。塗膜も樹脂(プラスチック)の一種ですから、これを溶かしてしまいましょう、という考え方。

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剥がすのに使うのはアセトンです。耳なじみのない方も多いと思います。要するに有機溶剤の一種でマニキュアなんかを落とすネイルリムーバーの主成分として使われています。

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アセトン主成分であれば何でもいいのですが、ダイソーのものが手に入り易くていいんじゃないでしょうか。メタルジグと一緒に買えるし。

ミノーの塗装の剥がしに使う薬品

ミノーも同様に溶剤で塗膜を溶かせばよい…のですが、本体そのものも樹脂であるためアセトンを使用した剥離では本体表面まで冒してしまう可能性があります。っていうか、ちょっと放置しておくとかなりの確率で溶けます。っていうか実際溶けた。すでに失敗経験済み。

ダイソールアーの塗装剥がし005

そのような事情があるので、ミノー等樹脂製のルアーの塗装を落とす場合は弱溶剤である必要があります。使うのはIPA(イソプロピルアルコール)というもの。

ガソリンエンジンの水抜き剤の主成分です。

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ホームセンターなどで手に入り、1本200円から300円程度。特に高価である必要はありません。ただし選びたいのはIPA99%(表記はIPA99wt%となっている場合が多い)以上のもの。

そうでないものは溶解力が劣り、塗膜を浮かすのにかなり時間がかかります。

剥離作業

ここからの作業方法は基本的にメタルジグもミノーも同様です。まず

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ティッシュペーパーでルアーを包み

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それをジグはネイルリムーバー(アセトン)で、ミノーは水抜き剤(IPA)で漏れのない様全体を浸潤し、ジップロックに入れ(揮発防止)空気を抜いて放置します。以上。これだけ。

3時間後のメタルジグはこんな感じ。

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焼き魚のように『皮』がふやふやになってます。指でつまんだだけで

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ご覧の通りペリっと剥がすことができるようになります。

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下地はノーダメージ。素晴らしい。再塗装時は鉛表面の凹凸が残ってる方がプライマーなりサーフェイサーなりの食いつきがいいので磨かない方がいいです。

ホログラムテープなどを直接貼る場合は下地は平らな方が密着が良く、表面の仕上がりもいいので400~1,000番くらいのペーパーで軽く均してあげると良いよ思います。

元々付いていた目玉は、

ダイソールアーの塗装剥がし012

アセトンにも冒されずノーダメージで回収できますので再利用のためにとっておきましょう、ぜひ。PP、もしくはフェノール系の樹脂なんでしょうかね?ずいぶん丈夫なもんです。

このサンプルは浸潤3時間といいましたが、実際のところもっと短い時間でも大丈夫だったりします。

ダイソークオリティなので塗膜の丈夫さにもばらつきがあり、アホみたいに分厚く下地塗装を塗ってるものもしばしばありますが、概ね1時間くらいでも余裕で剥離できることが多いです。

一方、ミノーの方は弱溶剤のため若干放置時間が長めに必要です。といっても半日も置いておけば元塗膜が浮いてくるので夜浸潤して朝剥離可能、くらいのイメージで良いでしょう。

一晩浸潤後の写真がコチラ。時間にしてたぶん12H以下。

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体はウロコ模様の凹凸があるので平らな頭周辺を見ていただくと塗膜の浮き上がり状態を確認できると思います。

ミノーは本体が樹脂のため下地の食いつきがメタルジグより若干良く、上の写真のジグロックほど簡単には塗膜が捲れません。とはいえ

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親指の爪でこそげばポロポロと剥がれてきます。爪が汚くなるのが嫌な方はプラバンの縁などでどうぞ。全体こそぐとこうなります。

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ウロコパターンの凹部に若干まだ残ってます。これは柔らかめのワイヤーブラシなどで

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ウロコパターンの目の方向に沿って軽くこすると除去できます。浸潤時間が長ければ歯ブラシも可。

以上、ジグロック/ジグベイト、ミノーモンスターの塗装の剥がし方でした。

浸潤中の放置時間さえ確保できれば、本体を傷付けることなく綺麗に剥離できるのでとてもお勧めの方法です。

数があってもまとめてどんどん処理できるので、金曜の晩に浸潤し、土曜の午前に剥離する、というのが私の黄金パターンとなりました。

100均グッズで強力なグロー塗装

以下オマケ的な話なんですが、ミノーモンスターの塗装剥がしてて思ったんですよ。整形色が白(シンキングが不透明、フローティングが半透明)なのでこれ活かしたらグロー発光映えるんじゃないかって。

普通の蓄光塗料は数mlの小瓶で数百円なので量こなせないんですが、実は百均グッズでも十二分に代用できるんです。代用っていうかこっちの方が性能良いかも。

ダイソーの蓄光ネイルじゃないですよ。あれも使えないことないけど発光が貧弱。

使うのはキャンドゥで売ってる蓄光パウダー、ダイソー(のじゃなくてもいいけど)2液式エポキシ接着剤、それと剥離でも使ったネイルリムーバー(アセトン)。

エポキシ接着剤を接着で使う時と同様、2剤同量を塗料皿に出し、そこに蓄光パウダーも加えて十分拡販します。パウダー量は適宜ですが、もちろん多いほど発光が良くなります。

ただキャンドゥの蓄光パウダーは性能が良いのかそれほどものすごいいっぱい入れなくてもダイソー蓄光ネイルよりずっと明るいし持続もします。

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これにネイルリムーバーを1,2滴~数滴加えて延ばし、筆塗りできる程度の粘度にします。

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裸にしたミノーモンスターの表面に塗るだけ。

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こんな感じでベリー(腹)のフックアイをクランプ(これもダイソー品、2個100円で先端のビニールは邪魔なので剥がした)でつまむと作業し易いです。硬化中もそのまま立てて置いておけるし。

注意点としては、アセトンを加えて粘度を下げても、エポキシ接着剤の可使時間そのものは長くならない、ということ。10分硬化型のものは筆塗りできるのは10分以内と思っておいてください。筆先も放っておけば当然固まります。

ですからこれは数こなすときはちょっと面倒です。使う分だけ材料作成、使い終わったら都度筆を洗浄する(完全硬化前なら同じアセトンで出来ます)必要がありますので。

なおかつ、塗ったミノー自体もアセトン成分が揮発するまで指触できません。まぁ2時間も置いておけば触れるようになるのでラッカー系塗料とあんまり変わらないですけど。

仕上がりの発光状態ですが

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ブラックライトではない一般のLEDで1分未満の照射で

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これですよ。ね?性能的にも面積当りコスト的にもこれをやらない手はない思うんですが如何ですかね?希釈にアセトン使ってるから素地プラとの密着も安心だし。

もちろんミノーモンスターの整形色じゃなくても、明度の高い塗装色や蛍光色なら、塗装色を活かしたをした上でのグロー化もでき、金属系のルアーにも応用可能でしょう。

ちなみにこれを機に私は白色・紫外線のコンボライト買っちゃいました。

これで夜釣りかなり頑張れる気がしてきた…!!

(※あくまで気がするだけです)

まとめ

メタルジグのお手軽なカラーチューン的な話は私も以前書いてますし、

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何気にインスタで検索かけたらダイソーのメタルジグをめっちゃかっこよくカラーチューンしてる人がいたので自分用にまとめておきます。
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もうすぐ9月なので、アキアジ釣りに備えてダイソーのインフレメタルジグ、ジグロックをタイガーストライプカラーにしてみました。 あと昨年バンバン根掛ロストを経験したので、激安で無限に作れる貧者のタコベイトの作り方も合わせてどうぞ。 ...

ネットでも同様のネタは散見します。あと、塗装剥がし系の話もプラモ・鉄道模型界隈の記事ではよく見かけますが、ルアーネタとしてはあまり見かけなかったので、真面目に、高い実用耐久力も期待したリペイントするなら知っておく必要があるなーと思ってまとめてみました。

もちろんガラス瓶等雄樹溶剤や石油に冒されない広口の容器を使えば、直接薬液にドブ漬け放置でも塗装剥離自体は可能です。

ただ揮発性・可燃性の高い、一応危険物扱いのものゆえ、安全サイドで今回は薬液浸潤にティッシュで包むという方法を採りました。

有機溶剤系は体へのダメージもあるので使用時は窓換気を忘れずに。肌の弱い人は使い捨ての衛生手袋(これも百均にあります)を着けるなど、できるだけ直接手で溶剤に触らないように気をつけましょう。

あとこれ私が失敗したやつですが、アセトンは強力過ぎて、間違えてミノーモンスターをこちらで浸潤すると、爪でこそいだらボディまでボロボロと削れてくるし、白化ヒビまで入る始末。3時間浸潤でミノーモンスターが確実に昇天します。くれぐれも摘要材料をお間違えの無いように。

ということで久々にダイソールアーネタでした。最近の釣行ネタ?あんまり行けてないし、行けたときも釣果は…お察しください。

でもこのグローのミノーモンスター(を改造したシンキングペンシル)だけはものすごいシブいときでも根魚で結果出しましたよ。んじゃまたー。

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