カバフト(樺太)といえば滝沢聖峰「ウクライナ混成旅団」を思い出すごろどくですどうも。みんな知ってる?知らんよね。ちなみにゴロドクの名の由来は小林源文「狼の砲声」からです。知ってた?知らんよね。
8/14紋別カニの爪前でカラフトマス釣りに行ってきました。まーただそれだけの話なので記事にするほどでもない気もしますが一応シーズン開幕ということで。
未明から粘るも午前ボウズ
8/14、20時過ぎくらいに自宅出発。2時間半ほどで現地到着で予定ポイント視察に行くものの、なんと工事中で立入禁止。人の来ないであろう良いポイントだっただけに非常に残念。まあ来年に期待。
近場に外にいいポイントないので、やむなく激混みなの知りつつも、藻鼈川河口で竿を出すことに。もう少し人の少ないところでは沙留という案もあったけど、運転めんどくさいので止めました。
導流提見に行ったら夜中にタモリンピック(見た限り合法サイズで問題なし)やってました。足元ウヨウヨで小網でも容易に掬えてましたね。
まあ盆の休漁期なので魚はそれなりに順次入ってくるのでしょう。つい先週まで最高気温36℃37℃、夜中も25℃と言ってたのに紋別の深夜は
普通に中秋じゃん。ウインドブレーカー持ってきててよかった。Tシャツ一枚で寝てたらさすがに風邪ひくからね。
仮眠をとって竿出したのは翌15日の3時半くらい。藻鼈川河口は時々土砂取りしてもだいたい閉塞していて、導流提基礎の鋼矢板の腐食穴から川と反対側に水が流出してるんです。でその真正面だけが魚の溜まりになってて釣れるのもその前の一等地の人だけなんですよね。
私がスタートした時点で導流提は当然入れず、サーフ側も30m以上離れたとこでないと入れない感じでした。さすがザ・盆休み。
浮きフカセで薄造りニンニクカツオでやってみましたが一切反応なし。魚居ないとこに投げてるから当たり前といえば当たり前。
やめてく人やめてく人どんどん詰めて一応魚に届くとこまで近づいたものの、浮き使った釣り方では流出の勢いが結構強すぎて、サーフから投げるとすぐ流されて全然魚の前にフックとどまらせられないのね。そんな感じで11時半くらいまで粘ったもののここまでボウズ。
いつも昼飯とかちゃんと食わないんで、今日はちゃんと食べてちゃんと寝ました。コンビニおにぎりだけど。
毎回移動で時間使って時間も体内なーと思ったので今日は午後からも同じ場所で。13時半過ぎくらいかな?さすがに昼からはだいぶ人へって導流提の上に上がれました。
あと導流提からの流出も強いし、直角方向の波押しも強かったので午後からは浮き無しルアーにチェンジ。ダイソーのソルト用ジグヘッドにセリアの太刀魚ワームピンクのやつで。フックは付属品のままのトレブルです。
トレブルひっかけじゃね?っていう奴いるけど、トレブルじゃゲイプ狭すぎて、シングルのほうがよっぽど引っ掛かりやすいわ。3本針というだけでギャング針と一緒にせんようにな。
ということでほぼ一等地横に立てて、午後も(擦スレているとはいえ)魚もいたので
50cmの銀ピカギャルゲット。尻びれ付近にちょっとサケジラミがついてるが、それはしばしばあることだ。ご愛敬ご愛敬。
もうしばらく同じワームで攻めるも反応が薄いので、ダイソーのカーリーテール赤黒いやつにチェンジ。そうするとさらにメス50cmヒット。残念ながらスレがかりでしたが。
やや間をおいて次はすげー走るやつヒット。基本的に混んでるところのサケマス釣りはベイトタックルでやってます。今回もそう。キャスト位置がコントロールしやすいのと、あとゴリ巻きでパワー負けせず速やかに魚を寄せられるから。
なんですが、初速トルクやばいくらいすごくて、ちょっと走られました。珍しく竿のされましたもん。周りにいた人ごめんなさいね。ま太糸でドラグもギチギチに締めてたので離れていくほど暴走はされなかったですけど。ちょっと丁寧にやり取りしないとならない感じでファイトはめちゃ楽しかったです。
で獲ってみたら60cmのギンギラギンのオスでした。そりゃ走るわ。そんなわけでトータル釣果は
50cmメス×2、60cmオス×1で十分満足です。超過密な激戦地で釣れない人もいますからありがたいことです。
時間的にはまだまだ余裕はあったけど、あんまり欲出してもアレだし、一人分ずれれば他の人にもチャンス回ってくるので15時半くらいで終了です。自宅に帰ってからは
こういう解体作業の待っていますので…(3微分だと結構時間かかった)
なお知らない人のために一応現地の魚の溜まり方は撮影して、ようつべにうpしておきました。
河口が埋まるようになってからは、釣れるのは本当にここだけなんですよね。それみんな知ってるし、魚以上に人も多いし、わざわざ狙って釣りに行くようなところではもうなくなったと感じています。
動画のような行動習性から、どのような場所にカラフトマスが集まるかというと、鮭以上に真水に反応してくるということで、具体的にどこかは言えませんが基本的には私も別のマイナーポイントを周りますし…カラフトマス自体そんなに回数行かないですけどね。
(アキアジは母船回帰本能が強いので土地により反応し、カラフトマスはその生息範囲を広げるために、土地よりも真水に反応して遡上する)
まそういう習性を知っていればどこに魚がいるかな?ってのはちょっと考えると想像はつくんじゃないかなーと思います。
命は大事にいただきます
解体の終わったカラフトマスさん、どうやって食べるかというと
シンプルに塩焼きですね。アキアジほどの脂感はないものの、銀魚は身のオレンジもきれいで焼いても硬くならず大変美味です。味噌と野菜でちゃんちゃん焼きもいい。あと魚卵は
当然しょうゆ漬けです。マスとはいえふた腹分だと結構な量になりますね。今回は全部2枚に捌いたので骨は解体切り身についてるし、アラはそれほど残せなかったんですが
カマとか頭は圧力鍋で骨まで柔らかくしたしょうゆ煮にして食べます。サケはワタとヒレ以外捨てるとこがないといいますが、カラフトマスも同じような感じで食べることができます。
ひっかけおじさん滅びて…
別にマナー警察じゃないので、いちいち動画さらしたり警察に通報したりしないですけどね、明らかにひっかけのおじさん、みんなお互いに気を使ってタイミング見ながら交互に投げてるど真ん中で、好きにどんどん投げてジャークしまくるのやめような…
タイミング見てないから、お祭りくり返すのだいたいその人だし、はっきりとひっかけ狙ってるので、魚体に触っただけで信じられないほど鬼フッキングするんですよあの人たち。んで当然ながら百発百中なわけないので針掛かりしないことも多々あり、すげー勢いでルアーが飛んでくるんですよ。
それはもう通常のファイト中にフックアウトして飛んでくる勢いなど比にならない速度でぶっ飛んでくるので、当たり所悪ければ大けがなり失明なりてしまうわけですよ。ちなみに私も3発ほど当てられました。
んでね、さすがにそうなったら(けがをしたのが自分じゃなくても)救急にも連絡するし警察には通報しますし、逃走する気満々なら警察到着まで身柄確保に協力もしますよ。当たり前ですが。
ということで今回「あなたが逮捕されても私は困んないんでそれは勝手にやればいいけど、周りに怪我させるような釣り方してたら私も周りもたぶん黙ってないから程々にしておいたほうがいいですよ」って私にこっそり言われたおじさん。これからも程々にしておいてくださいね。ˉ̞̭ ( ・◡ु‹ ) ˄̻ ̊
まとめ
とりあえず釣果とファイトは十分楽しめましたが、一部とはいえひっかけマンがいたのは大変残念かつ興ざめ否めない感じでしたね。そういうのがなければサケマス釣りももっと楽しくやれるんですけど。
それとタモリンピックもああいうところなら意外と簡単にキャッチできるというのは新たな知見といえば知見ですね。わざわざそれ用のサイズのネット(多分そこ以外使いどころがない)買ってまで今やろうとは思わないですけど…歳とったらちょっと考えます。
カラフフトマスにしろアキアジにしろそれぞれシーズン1回、数匹つれれば十分だと思ってるんで、仮に近場に住んでればまた違うんでしょうけど、アキアジ開幕まではちょっとサバングに集中したい気持ちもあり。サビキでは小鯖いくらでも釣れるんですけどね、尺はなかなかこちらの地域では釣れません。
たぶんサケマス釣るよりも難しいので、こっちのほうがチャレンジしがいあるかなと思ってます。
今年は全然釣行記の書いてないですが、それなりに釣りには行っています。増毛でソゲサイズながらヒラメも釣ったし(とはいえ釣りたいのは最低50UPが目標)、留萌ではハゼ釣ってたら人生初シャコも釣りました。春の良いシーズンに型の良いカレイも釣れたし、去年は休まざるを得なかったホッケも釣りました。
一方根魚のほうは圧倒的に調子悪くて、小型のクロソイとガヤが少々のみ。マゾイもアブラコも姿すら見ていません。ロックはまだまだ修行が必要だなぁ…
本文中にもちらっと書きましたが、混雑する釣り場ではベイトタックルがマジで便利です。特に飛距離を要さない港内とかはマジみんなベイト使ったほうがいい。たまたまキャストタイミングが同調してしまってクロスしそうになった時も指だけで急ブレーキかけられますしね。
お祭りで絡まったら別にどっちが悪いとかどちらの責任とかいうことじゃなくて、ライン解いてる分単純に釣りの正味時間が減りますからね。そしてそれ分かってるから意識してイライラして余計上手に解けなかったりしてね。
なので自衛としてベイトタックル使うのは非常に意味があると思っています。んじゃyまたー。
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