8/11~12で紋別カラフトマス釣行ボウズだったごろどくですどうも。
周りが釣れて私が釣れないということは日常茶飯事なのですが、周りが釣れないどころか、盆の休漁でもマス一匹いないという状況は初めてです。
2020年までは数年間偶数年が豊漁だったんですがどうも今年はそうではないみたい。っていうか去年が良すぎたのかな?
現地状況一応貼っときます。
紋別でカラフトマス狙ってる方へ。魚ゼロです。藻別川の河口も開いてます。矢板の裏もしっかり土嚢摘んでます。残念でした。 pic.twitter.com/PDwMillsSa
— ごろどく (@gorodoku) August 11, 2022
紋別カニの爪(藻別川河口)カラフトマス誰も釣れてません。
魚がいないんだから当たり前。 pic.twitter.com/sAQWsjcz8A— ごろどく (@gorodoku) August 11, 2022
今年は河口開いてる時点で内側に立つ意味なしですが、川も一匹も遡上してませんから…定置網にも全然入ってないというから、もしかしたら1,2週間ずれてるのかもしれないですけど。
それはさておきキャンドゥ釣具です。今年の6月くらいからでしたっけ売り始めたの。ダイソー・セリアに続き百均大手3社これで全部そろい踏みです。セリアはちょっとダイソー寄せじゃね?とかOEM同じだよねーとかあったんですが、キャンドゥは割と独自色強めです。
OEM供給元は「まるき」っつってセリアとおんなじ会社だったりするんですけど。なんか独特です。そして割とモノが良かったりもします。全部じゃないけど。
そんなわけでちょっと遅くなりましたが、今年デビューのキャンドゥ釣具、一個一個アイテム見てまいりましょう。
ミノー(シンキングタイプ)
「シンキング」と表示があります。フローティングとかサスペンドがあるかっつーとありません。シンキング一択です。サイズも8.5cm7.0g一択です。
付属フックはトレブル2本、ボディはABS製でフックはカーボン一応黒染めっていうかただの塗装と思われ。すずメッキはなし。中途半端に装飾クロムメッキされるよりはまし。フックサイズは8号相当と思います。フレッシュウォーターならそれなりに使えると思います。
OEM供給元は前述の通りまるき。よって今後同製品がセリアから販売される可能性はゼロではない。高くもないが。
カラーラインナップは青黒(多分鯖カラー)、黒オレンジ、赤金の3種。赤金あるのが良い。
このミノーの素晴らしいところはABS透過を生かしてカラーは透過色、ボディ内部にフラッシングプレートが入っていること。要するに外傷でフラッシングが死ぬとことはないということ。
そして非常に美しい。これだけで十分に人は釣れる。たぶん魚も釣れる。
リップはボディと一体型ゆえポロリはなし。
先端まで厚みはあるので、薄く削るチューンはお好みであるかも。
スプリットリングは百均のいつものフニャフニャのアレなんでまぁ交換前提ということで。
後このミノーの素晴らしいところは
リップ-ベリー-テールまでアイワイヤーが連続(貫通)しているところ。不意の大物でもボディに負荷がかかってパリーンということがありません。
赤金のこの辺見るのが一番わかりやすいですね。百円でよくここまで作ったなー…
と思ったけど組み立て工数としてはアイ3つバラのほうが面倒くさいよね。当然の帰結といえばそんな気もする。
百均ミノーといえばダイソーのミノーモンスターですね。フローティングはアレでしたがシンキングはそれなりに使えるやつ。サイズラインナップがあるのでまだまだ使い道はあると思うけど、このキャンドゥのシンキングミノーで他サイズ出たらちょっと勝ち目ないかもね。
ちなみにセリアのミノーはダイソーと同じものですが、ダイソーのラインナップから消えたレッドヘッドなどがあるので若干の棲み分け感はあります。
ラトルは4玉入り。当然ばね無しなので移動重心的なものは気持ちの問題かと。キャスト後着水までは安定するとは思います。
とりあえずこもミノーが今回発売になったキャンドゥのハードルアーでは最優良児っぽいです。一時期転売ヤーの餌食になって2か月ほど店頭から消えてましたが、7月下旬~8月初旬には在庫潤沢になっている模様。私もやっと買えました。欲しかった人に悪いのでとりあえず1色1個ずつだけ買いました。
しばらく様子見て売り切れないようなら、そのうちチューンテスト用も買っていきたいと思います。
こちらの方の動画に水中映像があります。タダ巻きでもめっちゃいい泳ぎだしトウィッチ(動画ではジャークと言ってるけど)でもすごくキレのいい走り方してるし止まった後もちゃんと姿勢維持してます。レンジも安定してますし、要するに普通以上に使えるルアーということですね。
クランクベイト(シャロータイプ)
シャロークランクです。ボディサイズ・ウェイトは5.5cm8.0g一種類のみ。ダイソーの新クランクベイトより一回り下のサイズ感です。
ボディカラーは背黒銀、赤金、黄白オレンジ(チャート系)の3種類。
素材はミノー同様です。塗装はボディへ直接。フラッシング系のカラーがないのでそういうのが欲しいときにはステッカーチューンなどで対応しましょう。
ボディ前半はリップ含めしっかり水噛む感じではあります。
ボディ後半はかなりはっきりとスリムな形状となっていて、かなり良いアクションが期待できそう。
リップもミノー同様一体型ということで安心感があります。別パーツだとポロリの心配のほかに、やっぱり百均なりの個体差が出てしまうところなので…
体表のうろこパターンはミノーと異なりABSボディのモールドとして表現されています。カラーチューンで塗装はがすのはちょっと大変かもしれません。
こちらの動画ではバスの反応はかなり良好です(基本タダ巻きしかしてない)。見た目だけじゃなくて実践でもちゃんと使えるというのは確認出来ると安心しますよねー。
スイミングの確認はこちらで。ブリブリしっぽ振ってんな…まじヤバイ。トラウトも行ける気しかしない。
メタルバイブ
先に言っておきますとセリアで販売しているものと完全に同一商品です(アイカラーとパッケージのみの違い)。が、重量ラインアップはキャンドゥのほうが豊富です。
7.0g、10.0g、15.0gの3種類。普通に使えます。ダイソーのものと比べると同一重量ではキャンドゥ製品のほうがシルエットが小さいので、どっちがいいとか悪いってことではなく、トータルで場面に合わせて使い分けができると思っておくといいでしょう。
一応パッケージ裏確認ですが、供給元も同じです。
水中映像…まぁ想像通りですね。普通に使えるレベルです。基本振動とフラッシングで誘うものだから、あえてカラーチューンはしなくていいかなーと思う。その辺はお好みで。
ポッパー
北海道の釣り物でガチトップってそんなにないので…バスいないし。朝イチトラウト1投目限定とか?そんな感じです。あ、ナマズ雷魚はやる人いますね。
サイズは5.9cm、6.5g。カラーはミドキンクリア、オレンジ黄クリア、レッドヘッドの3種類。先端アイはカップのど真ん中。普通にカポンカポンすると思います。
いやー良い音しますねぇ。気持ちいい。
バイブレーション(※要注意)
今年のキャンドゥルアーラインナップ、唯一の地雷。
スペック的には5.5cmm、7.0g、カラーは写真の通り。
泳がないっていうか、そもそも立たない。
死んだ魚のように横になってラインに引きずられてきます。買っちゃダメとまでは言いませんが、まともに使うつもりなら鼻先からベリーにかけてウェイト足すチューンが必須です。
箱出しで使えるダイソー新バイブレーションがあるから敢えてこれを選ばなくても…という感じ。
スモラバ
カラーはダイソーのそれに似てるけどちょっと違うスモラバさん。3.5gです。
ラバーは赤黒まだらと黒のコンビ。黒のほうがちょっと多め。
ダイソーのでダメだった硬くて曲がらないフックガード。キャンドゥのはなくなりました。中途半端なものよりはないほうがいいと思います。食ってきてるのにガードではじかれてフッキングできないとか本末転倒ですからね。
ホッグワーム
さてここからソフトルアー(ワーム)です。
前述のスモラバとコンビで使いやすいホッグワーム。ジャッカルのチャンクローにクリソツ。1袋3つ入り。
パクリなのかOEMなのかは不明。法的に問題があればジャッカルが動けばいい話なので、外野が買うな使うなとかいうのはなんかちょっと違うと思います。
スモラバとの組み合わせはサイズ感バッチリ。素材はプリッとしてるので動きはいいと思います。セリアのホッグは平べったくて硬くて動かなかったので。
今後のカラーラインナップ増に期待です。
クローは思ったほど動きません。素材はいいんですがね、サイズの問題でしょうか。したがってスイミングよりはボトムちょんちょん専用で使うのが正解と思います。
グラブ
ダイソーから出てたグラブが廃盤になったので他社でグラブ出していただけるのはありがたい。サイズ明記無しですが無負荷2.5インチ、テール引っ張って最大3.0インチくらい。1パック3個入り。
キャンドゥのソフトルアーはグラブに限らず全部塩入の高比重のものばかりです。ソルトではあんまり関係ないけどフレッシュウォーターではノーシンカーで投げれたりフォールの速度が求められるシーンも考えられるので重宝すると思いますよ。
カラーはグリーンに金ラメ1色。来年は赤系を絶対に出してほしい。そう思ってるのは私だけではないはず。
ピンクのはセリアのグラブ。サイズ感はセリアのが旧ダイソーグラブに近い感じなので、それより一回り小さいと思って思えれば。
テールが小さい割にはかなり良く動きますんね。流れがあるところではステイでも活きそうです。
シャッドテール
全長7.5cmなので3インチ相当、1パック3個入り。塩入高比重は他のワームと同じ。
カラーもグラブと一緒です。1年目だからしょうがないですよね。今後のバリエーション展開に期待です。
頭は扁平、テールの付け根はかなり薄っぺらい。全体に水流は良く受けそうです。
茶色いほうがセリアのもので、サイズ感も形もかなりそっくり。モールド共通な気がします。
頭の扁平な感じも同じ。
若干リブの厚みが違うかどうか…くらいの違いですかね。
ストレートワーム
全長13cm1パック3本入り。先端ちょっと先細りで中間はちょっとボリューミー。カラーは赤に銀ラメ一択。
ストレートワームはダイソー・セリア・キャンドゥどれも被りなしなので一通り使い比べてみたいところ。ちなみにキャンドゥのはゲリヤマ(ゲーリーヤマモト)のヤマセンコーに似ております。
塩入は全ワーム共通なんですね。
ストレートワームは使用頻度比較的低めだと思うんですけど、ネコリグ・ダウンショット・スプリットショット、ジグヘッドにテキサスと割と多彩な使い方ができるんですよね。
ソルトでの使用はほとんど聞かないけど、カレイング割とこれで行けるんじゃないかって気がしてます。秋春にちょっと試してみたいところ。
オフセットフック
これは割とかゆいところに手の届く感じのサイズ。ダイソー・セリアは#2以上のサイズしかないので、実際同店で売ってるワーム類とはミスマッチだったりしまして。そもそも#1/0、#2/0とかだと百均製品でマッチするワームなくないです?
ということで#4が百均で手に入ると3インチ以下のワームが非常に活きてきます。このサイズ出してくるのはたぶん「分かってる」人だと思います。
フックカバー
最近ダイソーのもモデルチェンジになりましたが,それと同一で色違いと思われるトレブルフックカバー。#8~#4まで対応。
三又の付け根割れてないので誤刺の危険性はだいぶ下がったと思います。カバーどうし絡んでイライラするのも減るんじゃないでしょうか。
またそれにより変形しにくくなったので、取り外し時につかむタブが付けられました。
これも地味ながら今年の百均釣りグッズの良改善ポイントだと思います。なんかわからないけど釣具屋のコレが100円で売れそうなので作りました~から、実際使ってみてどうだろう…とちゃんと考えてくれる人がいるってのはありがたいことです。
実釣動画など
アナハゼティでレビューと実釣やってるのが一番参考になるかな?
こちらがレビュー編。
そして実釣編。
ソルトで釣果あると「あーこれガチで使えるやつ」ってなるので良き。クランクでデカソイ釣れちゃうのはすごいね。
まとめ
以上今年参戦のキャンドゥ釣具、ハード・ソフトルアーメインプラスαで紹介しました。
総じて(バイブレーション以外は)タダのオブジェじゃなくてちゃんと実釣で使えるものばかりで良かったです。ミノーはマジで優秀だなぁ。なんか他2社のもこれに置き換わっていく予感すらします。
あとは2年目以降にワームのカラー展開がどこまで広がるか。1パック3つ入りで「超激安!!」という感じでもないけど、それでもリングキックテイルの単価すら下回っているし、小分けで買えて色が選べれば相当売れるようになると思うんですよね。
まったく私の推測でしかないですが、セリアが路線変更しない限り、ルアー系に限ってはキャンドゥが優勢な感じになっていく気がします。あとはメタルジグでまったくダイソーのものとは違うものが出たら爆発的に売れるんじゃないかと。
ショアから投げてヒラを打ちまくるようなメタルジグ、いまだ100均では出てないですよね?ジグロックでもジャーク後は1/2くらいの確率でまっすぐ沈みますし…ジグスプーン的なものは本当にどこも作ってないのでねらい目だと思うんですよね。
そんなことで、ダイソー製品は経験値ですごく良くなってきているけど、キャンドゥもセリアもまたそれとは違う路線を模索して、百均釣りグッズ全体が共存しつつ盛り上がっていくといいですね。んじゃまたー。
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