2024年度の受注予定が不穏になってきたごろどくですどうも。
今のところ指名されたのがヤバそうな業務ばかりなので、弊社「パンクして詰む」「仕事なくて詰む」のどちらかになるのではないかと、今から恐れ戦いております。
さて前の前の記事でちらっと
書こうかなーなんて言ってた、アキアジ用軽量フラットスプーンの作り方紹介します。
必要な材料
素材はホームセンターと百均などで手に入るものばかりです。
本体は建築金物の「一文字(大)」という部品。ホームセンターで4枚198円(税抜き)くらいで売ってました。
1枚約15~16g。アキアジ用としてはかなり軽量ですが、巻きデッドスローでもほんのちょっとの流れ出しでもぐるぐる回るのですげー魚寄ってきます。
その他ホログラムシールとかマスキングテープとか。装飾用です。
写真のホログラムシールはセリアのえぇやつですが、ダイソーとかのロールになってるやつとかでも全然大丈夫。
マステも普通の紙の柄物であったり、偏光のフィルムタイプのものであったり。お好きなもので。
偏光フィルムタイプは反射の指向性が強く、ホログラムシールとはまた違った強烈なフラッシングをしたりします。
それからネイルグッズのトップコート。
コーティング用…ではなく、一文字の不要な穴を埋めるために使います。
なお一文字の穴は皿ビス皿ねじで固定すること前提としているようなので、プレートの穴も皿もみしてあります。
両端の穴の位置が板の際に近くてスプリットリングが取り付けやすいんですねー。
ルアー本体の作り方
不要な穴を埋めるために、まず皿もみしてない方の面に捨てマステを貼って養生します。
あとで剝がすので無地で量の多いやつ使ったらいいと思います。で、裏返してトップコートで
皿もみしてる側から穴を充填。4つ全部埋めたら
UV-LEDで硬化させます。ちょっと多めに盛っておいて
硬化後にゴリゴリ削ると仕上がりが平らになって良き、です。
ルアー本体の作り方としては以上です。1枚3分くらいで作れます。クッソ簡単。
装飾方法
あとはお好きに装飾どうぞー。
ルアー全体は
ホログラムシール類を貼るといいと思います。下の写真は
セリアのえぇやつを部分的にはったパターン。安いロールものでラッピングしてしまうのがコスパ的にはいいんですがね(記事最後で紹介してる動画ではこっちのパターン)。
まぁセリアのちっさいシートにしかないパターンもあるので各自ご自由に。
あとは装飾用のマスキングテープで
そのまんまでもいいし、偏光フィルムを重ねてもいいです。
私の中ではゼブラストライプが必勝パターンだったりするので
こんなものも作ってみたり。
バリエーション
元がただの平らな板なんで
アルミ缶切って貼り付けるのも面白いです。
ちなみに長距離運転の時はモンスターのピンクがないと死ぬ民の私です。
両面テープでルアー本体に張り付けて
偏光マステでラップしたり。
空き缶は一からデザインしなくてもいろんなパターン作れて楽しいですね。暇な時に
こんな感じで缶切り出して偏光ラップして、在庫しておくといいんじゃないでしょうか。
ルアーの保護
ルアーの保護は、一般的なウレタンどぶ付けとかエポキシ塗りとかでもいいんですが
収縮フィルムが簡単で仕事早くて実用に耐えられていいですよ。
元の一文字が長さ10cmくらいなので、ハリミツのだとSサイズのを10cmくらいに切ってドライヤーであぶるだけ。
収縮後は長さも10~15%くらい縮むので、両端の穴にちょっとかかるくらいで仕上がるので、不要部分をカッターで切り離して出来上がりです。
まとめ
一連の作り方を短い動画にまとめてみましたので、こちらも合わせてご覧いただけると。
本体15g、装飾合わせても(アルミ缶でも)17gあるかないかくらいなので超軽量です。
超軽量なので当然飛距離は出ないですし、フロート(浮き)も軽量用のものに変えるのがベストではあります。
そういった「いつものタックルでいつもの射程ではない」というデメリットもありますが、それを補って余りある泳ぎをしますので是非一度お試しいただきたい。
ほんと止まってなければぐるぐる回るし、立ち泳ぎにもなりませんので。
一応2023年シーズンの実績貼っておきますね。
あと繰り返しになりますが、偏光マステはマジで効果すごいです。アキアジのイラつき具合が。がっちりアタックしてきますから。
鮭釣りあるあるですけど足元で見えてるのに全然食ってこないパターン、あるじゃないですか。
そういったシチュエーションでは抜群の威力を発揮しますので。
本体1枚50円以下、装飾込み税込みでも60円にもならないでしょう。コスパ最強でどんなカラーも自由です。
また、軽量でないパターンは以前に
こんなのも紹介しました。が、スプリットリング用のアイを開けなおすのがまぁまぁ面倒&エポキシ充填量がけっこう多いです。
なので、今回使った一文字を「皿もみが表同士になるように」2枚張り合わせて作ると、30gオーバーとなり一般的なタックルでも取り扱いやすくなると思います。
そんなわけで、実際作って試して釣れた方がいたら、記事や動画のコメントに一方くれるとうれしいです。
んじゃまたー。
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