今年のアキアジ用タコベイトフックはこんな工夫をしてみました

釣り

貧乏自作ルアーでサケ釣ってるごろどくです、どうも。

毎年ちょっとずつあれこれ考えて新しいルアー作ったり浮き作ったりしてます。

お金出せない人は知恵を出しかないですからねー。

自分で考えたことが実釣でバチっとハマると気持ちいですよね。今年はタコベイトフックの工夫がはまったかな?

ということで、アキアジ釣り向けに今年やったことの記録でーす。

2025年アキアジ用タコベイトフック000

軽いルアーには軽いなりの浮きを

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もう6,7年前かな?これが35gくらいで。

最近はさらにこの軽量版で

2025年アキアジ用タコベイトフック001

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これが15gくらいなんですよね。飛距離まったくないので射程20~30mが限界なんですけど、その代わり流れ出しではまったくまかなくてもぐるぐる回るし、なんだったら流れなくても波の押し引きだけでもよく動きます。

そんで、弱点の飛距離を多少でも改善するために、浮きは専用サイズを作ってます。

2025年アキアジ用タコベイトフック002

φ20mmで長さ10cmの軟質発泡ウキ。中にはいつも通り絡み防止パイプ通しておきます。

2025年アキアジ用タコベイトフック003

浮力テストは3号+2号ナスおもりなのでだいたい18.6g相当。ルアー重量にフック重量足すとこんなもんでしょう。

実際に使ってみて、去年使ってた一回り大きい浮きより+5mくらいは改善されましたかね?

タコベイトフックのスカートは百均の意外なアレ

タコベイトフックの金ちゃんスカート高くて量産向きじゃないんですよねー。あの、ヤマシタのやつ。

その割にはティンセルよりもアピール弱く感じることも多々あり。

で、百均うろうろしてて見つけたのがこれ。

2025年アキアジ用タコベイトフック004

プレゼント用とかに使う、見せても良い、というか見せるための梱包用緩衝材。これオーロラフィルムの千切りなんですよ。

これ使って、以下のような感じでアキアジ用タコベイトフックを作ります。

タコベイトは5cmのものを愛用しています。サーモンフックは18号。タコベイトに合わせて、あまり大きすぎずに。

フック用のラインはpeの10号芯なしで、二つ折りでちょうどよくなるよう、タコべサイズに合わせて両端に内掛け8巻くらいでフックを結びます。

その他スイベルとスプリットリング、スイベルに被せるシリコンチューブ、そしてオーロラ緩衝材一つまみ、だいたい10~15本分くらい。

2025年アキアジ用タコベイトフック005

フックラインを二つ折りにし、シリコンチューブを通してから、スイベルのアイを通し、

2025年アキアジ用タコベイトフック006

スイベル自身に1回掛けます。お好みで平行フックまたは段違いフックになるよう位置決めし、

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ライン同志ハーフヒッチで固定します。

2025年アキアジ用タコベイトフック008

サイズ感的にはこんな感じ。オーロラ緩衝材を真ん中でまとめて玉結びにします。折ったところで二つ折りにし、

2025年アキアジ用タコベイトフック009

折った方をシリコンチューブに通します。針金などをV時に折った治具があると楽にできます。そのままシリコンチューブをスイベルまでずらして固定します。

2025年アキアジ用タコベイトフック010

スイベル側からタコベイトを被せて、先端のスイベルアイにスプリットリングを通します。

オーロラ緩衝材がかなり長めだと思うので、お好みの長さに切りそろえて完成です。

オーロラ緩衝材の良いところはキンチャンスカートと違ってランダムにねじれてるので

光源(太陽)に対しどんな角度でも、常にスカートのどこかがフラッシングしてるいうところです。

そして常にユラユラ動いてるぐるぐるサーモンウルトラライトとの組み合わせは抜群で、決して魚影の濃くない小場所でも、すぐに反応を得られるというわけ。魚さえいれば。

釣果は先日書いた通り。

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そのルアー、サケに見えている?

浮きルアーの話なんですが、同じ場所でもよく釣れる人と、全然釣れない人、ものすごく差がついたりしますよねー。

私の観測範囲でよく見かけるコレダメだろうパターンはだいたいこれ。「タナが全く合っていない」です。

全然釣れない人の9割はルアーが深すぎです。当たる棚はもっと上です。

魚の視界は下方角度はかなり浅く、上方角度は自分の後ろ斜め上くらいまで見えます。

ルアーが自分よりちょっと下になるともう見えません。

視界に入らないものには反応のしようもありません。エサがどんなに臭かろうと、です。

したがって、まだ誰も釣れていないときは、ウキ下ゼロから初めて、ちょっとずつウキ下を長くしていきます。

ウキ下ゼロは比喩ではなく本当にゼロです。それでもウキの長さ分以浅にはなりませんからね。

河口付近の釣りで活性が高いときは、本当にウキ下ゼロ~30cmの範囲でも全然普通に食ってきます。

すでに誰かが釣れているならば、それと同じか、ちょっと短いくらいのウキ下にセットして、反応を探るのが効率良いです。

ヒットゾーンを探るためにこういう調整が必要なので、(あんまり使ってる人いないと思うけど)浮き固定式は基本的にNGだと思ってます。

そしてその深さをデッドスローで巻いても動くルアーを選ぶ、ということも重要な要素と思います。潮の流れ方向と河口からの流れの方向も考えつつ。

いずれにしても、ルアーの動きやタコベイトの工夫エサの工夫は、最低限サケから見えているという前提条件があってこそ、ということを忘れないようにしましょう。

そのほかにもNGパターンが

あと、ルアー(スプーン)は年々重く、大型化する傾向にある気がしますが、釣り場によっては全く使えないことがありますので。

重く大きいがゆえに、巻きが遅くあるべき浅場での釣りには不向きです。もっと軽く、動きやすいものに変えましょう。

あと絶対ダメなのは魚直撃で投げ込むやつ。

群の中にルアードボンとやっても、魚が四驚いて散するだけです。

魚影の薄い釣り場では、これ一発で数時間魚が沖に離れ、釣りにならなくなってしまうのはザラです。

なので、群れの向こう側、群の進行方向の前方に投げ、巻いてきたルアーがちょうどサケの前を通過するようなイメージでルアーをコントロールしましょう。一応基本中の基本だと思うのですが…最近しばしばそのような投げ方をしている人を見かけるので。

釣りにモラルやマナー以外で「こうしなければならない」はないので、実釣で経験値を積み、「なぜ」を考え、自分なりに工夫を重ねていくことが釣りの面白いところだと思うんですよね。

そんな感じで、多少他人には奇特に見えそうなことも、実釣で結果が出ればうれしいし楽しいので、たぶん今後もこんな感じで「変な自作もの」やってくんだろうなぁ、と思ってます。んじゃまたー。

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